社会福祉法人日本介助犬協会

基礎情報

団体ID

1154949273

法人の種類

社会福祉法人

団体名(法人名称)

日本介助犬協会

団体名ふりがな

にほんかいじょけんきょうかい

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

★「人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして」をモットーに、1995年より任意団体として活動を開始し、NPO法人を経て、2002年に成立した身体障害者補助犬法と社会福祉法改正により、2004年に社会福祉法人として東京都より認可を受けました。これまでに、延べ60組以上の介助犬ペアを輩出し、日本一の実績を誇っております。2023年には訓練センターの所在地である愛知県長久手市から福祉の部の団体として表彰を受け、また、同年に補助犬育成団体の国際連合であるAssistance Dogs Internationalの認可団体として承認を受けました。
★厚生労働大臣指定法人として介助犬認定に従事している、横浜市・名古屋市・兵庫県・千葉県の総合リハビリテーションセンターに、合同訓練や認定審査のための審査委員を派遣することで、国レベルの介助犬育成普及事業にも貢献しております。当会で育成した訓練犬については、障害者リハビリテーションの専門機関である各指定法人に認定の申請をし、すべて合格を頂いております。
★介助犬ペアに対し、認定後のフォローアップ体制にも力を入れ、障がいの変化や生活の変化、また犬の変化に合わせて、継続的な支援をしています。
★日本では、介助犬適性のある犬の繁殖技術の研究が確立されていないことに加え、財源が乏しく寄付に頼る運営基盤も脆弱なため、充実した施設を持つことが出来ない点が大きなハードルとなっています。訓練課程でも、最も重要な合同訓練のために、施設で入所訓練を行う事ができない現状がありました。これらの問題を打破すべく、多くの皆様からのご支援をいただき、2009年に愛知県長久手市に「介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~」を設立いたしました。鉄骨2階建て約1600平方メートル、障がい者の訓練室5室、犬舎25頭分と多目的ホールを有する、全国初の介助犬専門訓練施設です。
★介助犬の課題の一つである認知度の低さに関しても、全国各地で介助犬の紹介イベントを積極的に開催し、子どもから高齢者まで幅広く、正しい理解をしていただけるような取り組みをしています。その一環として、子供たちにもわかりやすいようにと「介助犬絵本の読み聞かせ」事業を展開し好評をいただいております。啓発の場にPR犬を連れて伺い、デモンストレーション等を行ったり、使用者の体験談等、ふれ合いの中で理解を深めていただく努力をしています。
★訓練センターでは、介助犬の育成・訓練の様子、介助犬の概要や必要性、当会の取り組みをより深く知っていただくために、団体視察の受入れや個人の方を対象とした見学会を実施しています。
★近年は介助犬だけでなく、人の笑顔を引き出してくれるような、犬が持つポジティブな力を必要な方へ届ける取り組みにも注力しています。DI犬🄬※を連れた病院等への訪問(動物介在活動)、特定の患者さんに対して医師からの依頼のもと行う動物介在療法、医療機関へのDI犬🄬の貸与、虐待や性被害を受けた子どもが話しをする際のサポートをする付添犬の派遣等を行っています。また、障がい者・障がい児の方等がいるご家庭に対して、人と犬の個性を丁寧にマッチングして犬を譲渡する取り組み(With Youプロジェクト)を実施しています。
※DI犬🄬…Dog Intervention®(犬による介入=動物介在活動/療法 等)を行う犬
★役職員に、医師・理学療法士・社会福祉士が在籍しています。
★良質な介助犬育成のため、2005年より介助犬訓練士養成のための研修制度を開始し、介助犬訓練者養成カリキュラムを独立行政法人福祉医療機構の助成事業でまとめ、厚生労働省への報告を行いました。介助犬育成および障がい者への指導・訓練には、犬に対する知識と技術だけでなく、障がい者に対する知識と指導技術が必要となるため、犬に対する訓練と、障がい者のリハビリテーションに関係する実務的知識や技術を身に付けられる養成カリキュラムを作成し、将来の介助犬育成・普及を担う人材養成を目指しています。

代表者役職

理事長

代表者氏名

高柳 友子

代表者氏名ふりがな

たかやなぎ ともこ

代表者兼職

医学博士

主たる事業所の所在地

郵便番号

222-0033

都道府県

神奈川県

市区町村

横浜市港北区

市区町村ふりがな

よこはましこうほくく

詳細住所

新横浜2-5-9 新横浜フジカビル3F

詳細住所ふりがな

しんよこはま しんよこはまふじかびる

お問い合わせ用メールアドレス

info@s-dog.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

045-476-9005

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

045-476-9006

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

480-1311

都道府県

愛知県

市区町村

長久手市

市区町村ふりがな

ながくてし

詳細住所

福井1590-51 介助犬総合訓練センター

詳細住所ふりがな

ふくい かいじょけんそうごうくんれんせんたー

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2004年3月18日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2004年3月18日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

愛知県

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

43名

所轄官庁

神奈川県

所轄官庁局課名

このページの先頭へ

活動概要

活動分野

主たる活動分野

障がい者

 

福祉

設立以来の主な活動実績

1995年に民間のボランティア団体として活動を開始し、2004年社会福祉法人設立に至ります。2002年に誕生した「身体障害者補助犬法」の成立にご尽力いただいた議連会長橋本龍太郎夫人、橋本久美子氏が会長を務めています。
全国で57組(2025年4月1日)の介助犬が活躍している中、当会の所属の介助犬は12頭(2025年7月現在)。また、これまでに当会から誕生した介助犬ペアは63組に上ります(2025年7月現在)。
2009年5月には全国初となる介助犬専門の訓練施設「介助犬総合訓練センター」を愛知県長久手市に開所。介助犬育成及び訓練士養成の場のみならず、普及啓発の場として一般見学会や団体視察などを通じ、これまでに55,000名以上の方が来訪されています。
また近年では、医療機関へのDI犬🄬の貸与や、医師の治療計画のもと行う動物介在療法、児童相談所等での動物介在活動などの取り組みも進めています。
2011年からは訓練センター近隣の愛・地球博記念公園にて介助犬・補助犬についての啓発を目的としたイベント「介助犬フェスタ」を開催しています。2023年には、補助犬育成団体の国際連合であるAssistance Dogs Internationalの認可団体に承認されました。

団体の目的
(定款に記載された目的)

手足に障がいのある方の日常生活動作を助ける介助犬の育成を通して、障がい者の自立と社会参加の促進を目指しています。
また、認知度が低く、社会的受け入れが進まない現状を解決するために、介助犬の講演・イベントなどの啓発活動を積極的に実施しています。
さらに、犬が人に対して持つポジティブな力を必要な方へ届けるために、Dog Intervention®※ やWith Youプロジェクトの取り組みも行っています。
「人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして」をモットーに、障がい者や犬への理解が深まる社会づくりを目指しています。
※Dog Intervention®…犬による介入=動物介在活動/療法 等

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

・介助犬の育成、貸与  ・介助犬使用者への継続指導  ・介助犬希望者向け体験会・相談会
・Dog Intervention®(医療機関へのDI犬🄬の貸与・動物介在療法の実施、児童相談所等での動物介在活動の実施、要請を受けて司法の場への付添犬の派遣 等)
・With Youプロジェクト(障がい児者の家庭に向けた犬の譲渡)
・研修・セミナー等へPR犬や普及啓発担当職員の派遣 ・地域貢献・子供向け啓発活動  
・介助犬訓練士を養成する研修生制度
・広報啓発活動として、イベント・講演・取材・一般見学会・視察・主催イベントの実施
・電話・メール・来訪による相談の受付 ・ボランティアセミナーの実施

現在特に力を入れていること

・介助犬使用希望者の方対象に、相談会・体験会を開催しています。
介助犬の概要や貸与までの流れ等をご説明したり、医師・社会福祉士・理学療法士・作業療法士等の専門職による個別相談を実施しています。
・Dog Intervention®の取り組み(医療機関へのDI犬🄬の貸与・動物介在療法の実施、児童相談所等での動物介在活動の実施、要請を受けて司法の場への付添犬の派遣 等)、および、DI犬🄬として適性のある犬の導入・育成、医療機関のハンドラー養成、専門職への情報提供などを行っています。
・障がい児者のご家庭に向けて、人と犬の個性を尊重し、丁寧なマッチングと長めのお試し期間を経て犬を譲渡するWith Youプロジェクトを行っています。譲渡先のご家庭からは、犬の存在がご本人の意欲や心理的安定、社会性などにつながったという声が届いています。

今後の活動の方向性・ビジョン

・1頭でも多くの介助犬を育成し、より多くの障がい者の方が自立し社会参加できることを目指します。介助犬の更なる認知度向上の為に継続的な啓発活動の実施を行い、介助犬使用者、そして介助犬が住みやすい社会づくりに向けて取り組みます。
・介助犬の対象となる肢体不自由者だけでなく、あらゆる困難や障がいに対して、希望者のニーズに応える形で犬を介した支援を届けていきます。
・これらの取り組みを継続的・安定的に行うべく、運営財政の確保を図ります。
・当会は2025年に創設30周年を迎えました。犬の持つ力への社会的関心やニーズの高まりを受け、事業理念「人にも動物にもやさしく楽しい社会を目指して」のもと、今後も活動に邁進してまいります。

定期刊行物

Service Dog News「介助犬通信」・・年4回発刊

団体の備考

このページの先頭へ

協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

・全国生活協同組合連合会
・在日米国商工会議所
・財団法人キリン福祉財団
・郵政事業株式会社
・国際福祉協会
・社会福祉事業研究開発基金
・毎日新聞大阪社会事業団
・財団法人JKA
ほか

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

・兵庫補助犬研究会
・身体障害者補助犬学会演題発表・パネル発表

企業・団体との協働・共同研究の実績

介助犬認定審査委員
・横浜リハビリテーション事業団
・兵庫県社会福祉事業団
・名古屋市リハビリテーション事業団
・千葉県身体障害者福祉事業団
トヨタ自動車パートナーロボット部との共同研究

行政との協働(委託事業など)の実績

各都道府県との補助犬育成補助事業委託契約
このページの先頭へ

財政

最新決算総額

1億円~5億円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
このページの先頭へ

組織運営

意志決定機構

理事会・評議員会

会員種別/会費/数

賛助会員
パピー会員(年会費1口3000円)
シンシア会員(年会費1口1万円)
法人・団体会員(年会費1口5万円)
マンスリー会員(月会費1口1000円)

加盟団体

Assistance Dogs International

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
2名
30名
非常勤
 
5名
無給 常勤
0名
 
非常勤
6名
 
常勤職員数
30名
役員数・職員数合計
43名
イベント時などの臨時ボランティア数
154名

行政提出情報

報告者氏名

報告者役職

法人番号(法人マイナンバー)

2010105000818

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

このページの先頭へ

添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2024年度(前年度)
 
 
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
 
 
2021年度
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2025年度(当年度)
 
 
2024年度(前年度)
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
2021年度
 
 

PDFをご覧になるには、Adobe社の Adobe Reader が必要です。Adobe社のサイトより無償でダウンロードできます。
Adobe Reader のダウンロードはこちら

介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~

介助動作(鍵を拾う)


介助動作(緊急連絡手段の確保)

人と犬をつなぐ取り組み(Dog Intervention®/WithYouプロジェクトなど)