東北大震災発生によって様々な被害が続出し、日本国がその被害の大きさに驚いた。自分としてはその災害になんとしても役にたたなければならないと感じた。数年前に、スマトラ大津波が発生し、その時、約2か月間スリランカ国に数名の建築者、土木技師を連れてボランティアに赴いた。仙台では、2か月間津波の後始末をした。実際に、その状況に関与しないとテレビ等ではよくわからない。そういうことから、自分にできることを考えた。自分は、今から障がい者の方たちの援助に協力しようと決めた。熊本へ帰ってからは、色々な方たちと共に、ＮＰＯ法人を設立した。障がい者の就労、生活支援、様々なことを教える法人を設立した。しかし、未知の世界への踏み込み、以前よりたずさわっている人たちの反対で大変だった。甘い気持ちで始めていたら止めていたと思う。しかし、その必要性を感じており止めるわけにはいかなかった。役所からもやめた方がいいと忠告も受けた。しかし、応援をしてくれる人々もいた。先ずは、自分で資金の用意をした。想像していたよりも資金を必要としたが、自分でまかなった。1年目、資金不足、2年目資金不足、3年目にやっと黒字になった。今年からは、障がい者の雇用を更に増やして、3年後に雇用を50人にする目標がある。具体的な、就労計画としては霊園事業、石材の工場建設して運営、農園の運営である。自分たちで作って、自分たちで販売する。

可能な限りあらゆる分野に進出し、様々な製品を開発し雇用拡大を図り下請けだけではなく、障がい者が生産を行い、支援者が販売に関与して、将来にわたって雇用終身を目指している。現在は、外部の仕事として農園の開発、野菜作りに努めている。また、霊園の管理を請け負い、霊園清掃、墓石清掃なども行っている。製造に関しては、大理石の表札加工を行い、受注製造、販売に従事している。障がい者に製造を指導して工賃アップに努めている。製品の高品質に努めて、市場に出してもおかしくない商品づくりに努めている。屋内作業についても、下請けだけではなく、自分たちでの製品化に努力中である。グループホームにおいても、住まい、生活の向上を目指して、できるだけ自立できることを目指している。そして、震災をうけて、グループホームの健全運営を目指している。

平成３０年度より、障がい者、高齢者の自宅より、病院などへの送迎・病院診察の介助のボランティア活動を行っている。これらの活動が多忙を極めている。

実績なし

無

 

 

 

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2012年3月15日