適切な情報提供プロジェクト(任意団体)

基礎情報

団体ID

1186000608

法人の種類

任意団体

団体名(法人名称)

適切な情報提供プロジェクト

団体名ふりがな

てきせつなじょうほうぷろじぇくと

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

「複雑な状況を抱えている福島県内のお母さんたちの生活」と「専門性や対話の理論などの無理ない活用」といった現場と理論をあわせ持つ第三者の市民活動であること。

福島県白河市現地の弱い立場にあるお母さんたちの生活に役立てることを目指した活動であり、現場で試行錯誤を繰り返し得られた成果を次の実践に活かしていること。

MITの情報品質(Information Quality)、デビットボームの「ダイアローグ」、ノリーナ・ハーツの「専門性の民主化」、環境省除染情報プラザの放射能の専門家など、専門性や理論の無理のない活用を行ってきたこと。

代表者役職

代表

代表者氏名

入澤 朗

代表者氏名ふりがな

いりさわ ろう

代表者兼職

多摩大学医療介護ソリューション研究所 フェロー

主たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

神奈川県

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

お問い合わせ用メールアドレス

-

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

-

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2012年3月21日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

福島県

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

5名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

保健・医療、教育・学習支援、地域・まちづくり、災害救援、人権・平和、市民活動団体の支援、食・産業、漁業、林業、行政監視・情報公開、行政への改策提言

設立以来の主な活動実績

【2012年】
3月〜8月
白河市の米生産、流通業者に現状をうかがう。
10月〜12月
白河産米の「放射能の測定値の信用」について都内でアンケート調査
12月20日
白河市のお米の放射能測定を見学

【2013年】
3月24日
放射能測定の動画及び調査結果説明会
8月3日
第一回「白河産米検査見学会」を開催
広報白河9月号に記事掲載
12月7日
第二回「白河産米検査見学会/ワールドカフェ」を開催
12月12日
復興庁REVIVE JAPAN CUP2013 ライフスタイル部門 復興チャレンジ!入選
最終選考会参加

【2014年】
しらかわ龍・虎利き酒会:
「白河復幸SAKEの会」(2/15)、「白河復幸NABEの会」(3/15)
たんぽぽサロンのお母さんの手作り小物販売:
「茅ヶ崎サポセンワイワイ祭り」出店(3/8)、「茅ヶ崎市春の市民まつり」出店(4/18,20)
4月28日
第三回「白河産米検査見学会/ダイアローグカフェ」を開催
5月10,11日
ICRP第8回「ダイアログセミナー」パネル討論参加/南相馬市民文化会館
7月15日
たんぽぽサロンのお母さんと座談会
講師:環境省除染情報プラザ佐瀬卓也氏
オブザーバー参加:白河市役所 市民生活部 放射線対策課1名、白河市保健センター1名
10月31日
第二回たんぽぽサロンのお母さんと座談会
講師:環境省除染情報プラザ佐瀬卓也氏
オブザーバー参加:白河市役所 市民生活部 放射線対策課1名、白河市保健センター1名
11月30日
行って、見っぺ、白河復幸ツアー
お米の全量全袋検査、3年半の子育ての様子、酒蔵での利き酒会をそれぞれ見学
12月12日
復興庁REVIVE JAPAN CUP2014 ライフスタイル部門 復興まちづくり入選
最終選考会参加

【設立の経緯】
代表の入澤は、製造メーカーで、膨大な情報の品質管理の経験を活かせないかと、2012年の春に福島県、白河市を尋ね、そこで「今年は全量全袋検査に賭ける」「ボランティアといって手を差し伸べるのでなく悪いところは言ってくれ」というの米集荷業者さんの真摯な姿勢に胸を打たれたことから、活動を始めた。
【代表者略歴】
勤務:製造業
所属:多摩大学 医療・介護ソリューション研究所 フェロー(2008年)
経歴:青山学院大学 理工学研究科 博士前期課程修了(1989年)
   一新塾29期(2012年卒)
所属学会: 日本情報経営学会、日本信頼性学会、日本品質管理学会、リスクマネジメント協会(GRMI)

団体の目的
(定款に記載された目的)

【ミッション】
膨大なデータ、情報があふれる中で、私たちは適切な情報、事実をひとり一人が考え学べる機会を提供することで社会に貢献します。また、そのシステムを活用し社会をデザイン、変革することが私たちのミッションです。
【ビジョン】
膨大なデータ、情報があふれる中で、データ、情報、事実を適切に共有し、ひとり一人が考え、学ぶことによって情報を適切に活かせる社会の実現。
【コアバリュー】
・私たちはデータ・情報の作成者とその受信者の双方において、公正・中立を目指します。
・私たちは引用元や責任が不明確なデータや情報は情報提供しません。
・私たちは引用元や責任が明確なデータや情報として、なによりも事実を大切にします。
・情報提供の手段として、受信者が自らの目で事実を見て学ぶことを大切にします。
・また、多様な価値観や立場を尊重し、会話や学びを大切にします。

【福島県、白河市での活動の目的】
安全だ、安心だと言いたいわけではなく、農産物の売上げを上げるのが目的でもなく、経済的復興がミッションでもありません。
「膨大なデータ、情報があふれる中で、福島県、白河市のお米の検査見学会、専門家を交えた座談会、社会デザインツアーを通じ、その数値データ、情報、事実を共有し、地元市民、県外の市民ひとり一人が考え、学ぶことにより、市民ひとり一人の生活に情報を適切に活かせる地域社会の実現」を目的に活動しています。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology :MIT)を中心に、アメリカでは25年ほど前から、情報品質(information quality)という新たな分野の研究が取り組まれています。これには、情報の質が低いことで膨大な社会的なコストが生じているという背景があります。NASA火星プロジェクトの失敗(1998年)は、情報伝達の誤りを訂正できなかったことが原因であり、そのコストは2億3,590万ドル、アメリカ医療過誤の被害総額は年170億ドル以上、宛名間違いによる郵政公社のコストは年19億ドルなど、情報の低品質による意外なほど大きな損失が報告されています。しかし、同時に多様性に富んだ情報の品質問題を解決できる方法論の確立には至っていません(入澤朗(2010)「医療と情報品質」『治療』南山堂Vol.92, No.04, pp.722-726)。

このように、膨大なデータ、情報があふれる中で、誤解や誤った判断によって、少なからず社会的な損失が生じています。
この問題解決の一助として、以下の活動、業務を通じ、データ、情報、事実を適切に共有し、ひとり一人が考え学べる機会を提供することで、社会の公益に貢献します。これらの活動、業務は福島県白河市での活動成果に基づいています。

■見える化ワークショップ
【1.事実、実態の調査】
 問題、課題について、できるだけ正確な実態を理解、把握するため、現地、現場の状況を確認、アンケート調査により事実を確認します。
【2.ステークホルダーと相談】
 アンケート調査結果や、現場や現地で確認した事実をもとに、市民、行政、企業など立場の異なり、場合によっては意見が分かれるようなステークホルダーに報告し、対応や解決策を提案、相談します。意見が異なる場合も、現地、現場の事実を見学し、共有することは大切です。
【3.ゲン場見える化ワークショップ】
 問題や課題の現場を一人ひとりの目で見ることは、結果的に対応や解決策へのアプローチを短くすることが期待できます。関係者とともに継続的に現場の見学を行い、ステークホルダーとの相談で得た気づきをもとにその場で質疑応答や、対話を行います。受け身の見学でなく、主体的な質問や対話を促す「ゲン場の見える化ワークショップ」を行うことにより、納得感や新たな気づきが得られます。

■伝わる化ワークショップ
【1.ダイアローグカフェ】 「ゲン場の見える化ワークショップ」の一環として対話「ダイアローグカフェ」を行います。①相手の意見を否定しないこと②相手の個人的な話を口外しないこと、の2つをルールにすることは「ワールドカフェ」とも共通します。「アインシュタインの理論でさえ、真実には限界がある」とするデビットボームの「ダイアローグ」を参考に意見が食い違いやすいテーマについて対話する場合には、たとえ専門家であっても相手の意見を否定しないよう「①相手の意見を否定しないこと」を徹底し、対話します。この対話を「ダイアローグカフェ」呼んでいます。
【2.市民による市民のための座談会】
 専門家は、市民とは立場も知識も異なり、両者には大きな情報の非対称性が存在します。しかし、情報品質や品質保証では、品質を判断するのは情報の受け手や消費者です。専門家の講義や講演では、専門家からの一方的な情報提供となりがちです。そこであくまで情報を活用する市民側が主役となる「市民による市民のための座談会」を行います。座談会の成果は「市民に役立つものであったか」をアンケートし、評価します。
【3.地域コミュニティ×地域間コミュニティ】
 一連の活動を通じた地域内外での人の出逢い、コミュニティを大切にします。

■活かせる化アクション
【1.参加者の学び】 文書/映像記録をもとに、冊子やパンフレット、ホームページやブログ、ファイスブックなどのSNS、地域の市民まつり、報告会や講演などを通じ、問題/課題、解決する方法、それまでの経緯を関係者で共有します。この見せる化、伝わる化の活動に携わった参加者自身が、自らの活動や生活の改善に主体的に取り組むように変化することを期待します。
【2.公益への貢献】
 問題/課題、解決法をステークホルダーと検討し、市民の生活や地域社会などの公益に貢献できるよう具体的な提案を行います。地域内外のコミュニティを通じ、社会への提案、政策の提言を期待します。

■社会のデザイン、変革
様々な課題/問題に対して、見える化、伝わる化、活かせる化といったプロセス、システムを活用した市民主体の社会のデザイン、変革をサポートします。

現在特に力を入れていること

情報品質の定義である情報の受信者の「情報の利用適合性(Fitness for use)」、科学的なテーマの対話であっても「真実にも限界がある」という2点を現場や地域市民のコミュニティにごく自然な形で提供することに力を入れています。

2014年7月に「伝わる化ワークショップ」として、白河市の子育て支援団体「たんぽぽサロン」で、小さなお子さんをお持ちのお母さんたちと放射能の専門家の座談会を開催しました。情報の提供側の専門的な知識や情報を、情報の受け手側のお母さんたちひとり一人が判断します。
つまり、専門家の一方向的な知識や講義の提供だけでなく、「お母さんたちが満足できる情報を受け取れたかどうか」「身近な生活に役立てることができるかどうか」を、この伝わる化ワークショップの成果と定義しました。
今回の座談会に参加されたお母さんへ「生活に役立ちましたか?」とのアンケートにお答えいただいたところ、7名全員から「大変役に立った」と4段階で最上位の回答をいただきました。現在、この座談会の記録をQ&Aの形式でまとめており、地元白河のお母さんたちの役に立つよう冊子にすることを検討しています。

また、さらに次のステップとして、福島県外から福島県白河の現地への見学、社会デザインツアーを企画し、楽しみながら見える化、伝わる化、活かせる化を体験できるプログラムを行いたいと考えています。

今後の活動の方向性・ビジョン

【ビジョン】
膨大なデータ、情報があふれる中で、データ、情報、事実を適切に共有し、ひとり一人が考え、学ぶことによって情報を適切に活かせる社会の実現。

【福島県、白河市での活動目的】
安全だ、安心だと言いたいわけではなく、農産物の売上げを上げるのが目的でもなく、経済的復興がミッションでもありません。
「膨大なデータ、情報があふれる中で、福島県、白河市のお米の検査見学会、専門家を交えた座談会、社会デザインツアーを通じ、その数値データ、情報、事実を共有し、地元市民、県外の市民ひとり一人が考え、学ぶことにより、市民ひとり一人の生活に情報を適切に活かせる地域社会の実現」を目的に活動しています。

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

原発や震災復興など大きな社会問題に係わる課題に取り組んできましたが、任意団体としての活動目的、趣旨、中立性、公平性の浸透を重視し、助成金・補助金・物品等の提供は受けておりません。

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

【2014年度】
・NPO法人 子育て環境を考える虹の会 「たんぽぽサロン」にて放射能に係る座談会を開催。
【2014年度】
・環境省「除染情報プラザ」より専門家を派遣いただき、放射能に係る座談会を実施。

企業・団体との協働・共同研究の実績

【2014年度】
・しょうなん茅ヶ崎災害ボランティア TAJ(Team Aid for Japan)主催のALL CHIGASAKI Plusへ参加し、福島県白河の「たんぽぽサロン」のお母さんたちの手作り小物を販売

行政との協働(委託事業など)の実績

【2013年度】
・お米の検査見学会では、白河市農政課の方にご協力いただきました。
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財政

最新決算総額

100万円未満

会計年度開始月

 

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
 
非常勤
 
 
常勤職員数
 
役員数・職員数合計
5名
イベント時などの臨時ボランティア数

行政提出情報

報告者氏名

報告者役職

法人番号(法人マイナンバー)

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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