障がい者

昭和６２年「小豆郡手をつなぐ親の会」総会において、島の中にもこの子らが通える作業所が欲しいとの声がきっかけで、障害児学級の教諭をしていた先生が中心になってその年の７月、共同作業所「ひまわりの家」がスタートした。
その翌年、土庄町の委託による心身障害者通所作業所「ひまわりの家」として運営が開始され、将来の法人化を目指して「ひまわりの家友の会」を作り、会員を
募集、翌年に会員数６００名を数えた。これら会員から集めた寄付金を基に、平成１２年社会福祉法人ひまわり福祉会としての認可を取得。地域に根ざした知的障害児・者の活動拠点として、児童デイサービス、知的障害者通所授産施設、相談支援事業とその時々の障害者関連法律の改正に合わせ事業を展開。平成２２年４月から障害者自立支援法に基づく障害福祉サービス事業の多機能型を選択し、生活介護、就労移行、就労継続支援Ｂ型をスタートさせた。
これにより、小豆島で生活する全ての知的障害児・者の受入れが可能となっている。現在は利用者の工賃倍増を目標に、オリーブの栽培に取り組んでいる。
現在の代表者である理事長井上武夫は法人設立から数えて２代目の理事長で、平成１４年に就任された。設立時より理事として地域福祉に尽くすだけでなく、産婦人科の医師として、地域医療にも大きく貢献されている。現在高齢を理由に常勤での医療活動は辞めている。

障害を持つ人たちの日中活動の場として、一般就労に向けた職業訓練や就労の機会の提供、その他個人の障害に応じた介護を行っている。

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