福祉、地域・まちづくり

お互いが思いやり、助け合い、協力しあつてともに生きていく相互扶助の精神を基本とし、安心して暮らせる地域づくりの実現を目指すことを理念とし、多様な福祉サービスが農業者を含めた地域住民等の利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、これらの利用者が、個人の尊厳を維持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的としている。

・サービス利用者、地域高齢者の重度化防止、並びに介護予防支援。
　デイサービスでは、軽度者と重度者を分け、それぞれに適合した機能訓練を実施。
　地域高齢者では、施設の専門職でつくった体操を地域へ普及させ、介護予防支援を実施。
・地域自治体と協同の地域包括ケアシステムの構築を開始し、町単位で各町役員等と共同で町の要援
　護高齢者の共有マップを作成しました。マップを元に独居老人の定期訪問を通じ高齢者の見守り支
　援活動を行っております。
　ＪＡが設立した福祉施設なので立地が中山間地寄りになります。
　施設利用者様の送迎には街中のデイサービスセンターを利用される方々よりは効率的ではありませ
　んが送迎中の車窓や施設周辺の里山の風景が大変好評です。
　今後もＪＡとの農福連携を通じ、また風光明媚な里山の自然を生かした施設運営に努めていけたら
　と思っております。

広報「ＪＡきらら」年4回発行　700部/回
これもれびレターを年5～6回発行　300部/回

デイサービスセンターでは午後の少しの時間に利用者様に「生き生き」と楽しんで頂くために日々様々なレクレーションを企画しております。その時間を利用し地域のボランティア活動をされている方々の慰問活動を受け入れさせて頂いております。
特に言語聴覚の機能回復のために音楽療法を交えた合唱コーラス、ハーモニカ、オカリナ、ウクレレ、大正琴、ギター伴奏、カラオケなどを実施。音楽を通じて「皆で楽しむ」「皆で心の高揚を感じる」ことを大切に考えております。
また人形劇、紙芝居、絵本の読み聞かせ、相撲甚句、日本舞踊、よさこい踊り、マジックショー、小松市ひととものづくり科学館のサイエンスショーなど年間延べ人数では700名近くの方が「ＪＡきらら」に訪れており、市内では屈指のボランティアの受入実績となっております。
近年は重度化防止や機能回復の為の作業療法や理学療法が推奨されており、「ＪＡきらら」でも理学療法士によって個別機能訓練プログラムやオリジナルストレッチ体操試行錯誤を繰り返しながら積極的に取り組んでおります。
デイサービスセンター利用者様のご親族の方から「施設が在るお陰で家族が壊れずに今まで通りの生活が営めるので感謝しています」ととのお言葉を頂いておりますが、また「本人はあまり行きたがらないけど家族の為に毎日バスに乗ってくれている」とのお話も少なからず有ります。不本意にも認知症を患い家族に迷惑をかけている事を認識しながら余生を過ごす方々に接し、生きる尊厳を感じざるを得ません。そのことから、何よりも施設利用者様の心のケアを大切にすべきと考えます。
「あなたが今まで頑張ってくれたお陰でお子さんやお孫さんが幸せに暮らしています」という気持ちで施設利用者様に接していくことで、利用者様もご家族様も職員も「三方良し」になる事が何よりも大切な事だと考えております。

・平成10年3月　在宅介護支援センターを小松市より受託。
・平成18年4月　高齢者支援センターを小松市より受託。
・平成24年4月　地域包括支援センターを小松市より受託。

4月

登録者数　488人

認定なし

 

 

未実施