一般社団法人痴漢抑止活動センター

基礎情報

団体ID

1208238392

法人の種類

一般社団法人

団体名(法人名称)

痴漢抑止活動センター

団体名ふりがな

ちかんよくしかつどうせんたー

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

【ミッション】
1)誰にとっても、安心安全な車内
2)性犯罪を許さない社会

【ビジョン】
痴漢犯罪を当事者と加害者だけの問題ではなく、社会全体の課題として捉え、性犯罪に対する社会の意識を変えていきます。

■教育により性犯罪に対する社会の意識を変えるとともに、痴漢抑止バッジで痴漢犯罪の抑止をおこなう。

電車・バスなどの公共交通機関内での痴漢犯罪が、後を立ちません。

警察庁が 平成28年版(平成28年5月)に公開した「 平成28年版 犯罪被害者白書」によると、痴漢事犯及び電車内における強制わいせつ事犯はH26年はそれぞれ3,439件、283件が報告されています。

警視庁のホームページ「こんな時間、場所がねらわれる」では、通勤通学時間帯に約30%が集中し、被害者は10~20代が70%以上を占めると記載されています。

これのデータは届け出があった件数による数値であり、声をあげる被害者は18%に過ぎないという調査が、平成24年土版の犯罪白書に掲載されています。

こうしたデータから、電車通学・通勤に不慣れな若い女性が痴漢犯罪のターゲットになっていることがわかります。

電車内痴漢犯罪は、周囲に大勢の乗客がいるにも関わらず、犯罪が行われているのが特長です。
加害者と被害者に働きかけるだけでは、電車内痴漢犯罪は防げません。

そこで、本事業では「痴漢抑止バッジ」を活用して被害者の存在を見える化することで、周囲に犯罪が多発していることの認知を高め、社会全体で子ども達を性犯罪から守る体勢を整えることを目的としています。

また、痴漢加害者は初犯年齢は29歳以下が43.3%で、再犯率は85%と高く、40代が50%以上を占めています。(平成27年 犯罪白書より)

こうしたデータを踏まえ、将来、社会への情報発信者となりうるデザイナー志望の若者に性犯罪防止教育の一環として「痴漢抑止バッジのデザイン」を課題として与えます。学校と連携し、授業や課題でデザイン検討を行うことで痴漢犯罪に対する意識を高めることが目的です。
審査は、中学生・高校生が学校単位で参加しています。また、親子連れで賑わう商業施設内のギャラリーにて、一般投票も受けつけます。

大人とともに痴漢犯罪について考える機会を得た子ども達は、自分の身を守れるようになるだけではなく、将来は子どもを守る大人へと成長するでしょう。

「痴漢抑止バッジ」というツールを使い、最終的には、痴漢犯罪に対して無関心を装う社会を「痴漢犯罪は許さない社会」に変えていきます。

痴漢抑止バッジ活動センターは、
・「痴漢は犯罪です」という事実
・「私達は泣き寝入りしません」という宣言
を記したバッジの普及で、痴漢犯罪の抑止を目指します。

代表者役職

代表理事

代表者氏名

松永 弥生

代表者氏名ふりがな

まつなが やよい

代表者兼職

ライター

主たる事業所の所在地

郵便番号

536-0008

都道府県

大阪府

市区町村

大阪市城東区

市区町村ふりがな

おおさかしじょうとうく

詳細住所

関目5-13-15 関目駅前ハイデンス305

詳細住所ふりがな

せきめ せきめえきまえはいでんす

お問い合わせ用メールアドレス

info_scb@scbaction.org

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

06-7898-7808

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

536-0008

都道府県

大阪府

市区町村

大阪市城東区

市区町村ふりがな

おおさかしじょうとうく

詳細住所

関目5-13-15 関目駅前ハイデンス305

詳細住所ふりがな

せきめ せきめえきまえはいでんす

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2015年8月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2016年1月15日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

大阪府

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

3名

所轄官庁

大阪府

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、青少年、地域・まちづくり、地域安全、男女共同参画、行政への改策提言

設立以来の主な活動実績

2015年5月
都内在住の女子高校生(当時)が「二度と痴漢に遭いたくない」と決意し、痴漢抑止バッジの原型となるカードを作成。痴漢被害にあわなくなった。

8月 考案者の母親がSNSに経緯と手作りの痴漢抑止カードを投稿。
10月 缶バッジにしても効果があることを確認。
11月 Stop痴漢バッジプロジェクト開始
女子中高校生がつけやすいデザインにするため
ネット上で、痴漢抑止バッジデザインを公募(178名から441点の応募)
製作資金をクラウドファンディングで募る

2016年
1月 一般社団法人 痴漢抑止活動センター設立。
 巣鴨駅前で女子高校生にデザインアンケート実施(136名)
 公募デザインから5作品を製品化
2月 埼玉県鉄道痴漢犯罪防止連絡協議会女性会議に出席
3月 痴漢抑止バッジをネット通販開始
渋谷・梅田で無料配布イベント実施(各494個)
兵庫県警、阪急電鉄の協力で三宮駅、西宮北口駅で無料配布(494個)
4月 海老名市防犯協会にライセンス販売し、海老名で無料配布(1000個)
8月 「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016」実施
  応募件数:79作品 5作品を商品化
10月 新潟県警、宮城県警の防犯キャンペーンにバッジを採用
 イトーヨーカ堂 津久野店にて販売開始

2017年
2月 イオン関西10店舗で販売開始(~4月終了)
3月 南海電鉄 「アンスリー」20店舗で販売開始
8月 「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2017」実施
  応募件数:1300作品超 参加校:200校 
  審査参加校:7校
9月 小田急線 駅売店20店舗で販売開始
10月 相模鉄道 駅売店5店舗で販売開始
10月 ソーシャルビジネスプランコンペ「「大阪市モデル事業サポート賞」受賞

団体の目的
(定款に記載された目的)

当法人は、性犯罪防止・抑止のために、自治体、鉄道会社と協力し、生活の安全に資することを目的とする。

(1) 性犯罪の抑止・防止グッズの企画・製造・販売
(2) 性犯罪・防犯意識の普及・宣伝
(3) 防犯・抑止機器資機材の紹介
(4) 犯罪被害防止・抑止対策の推進
(5) 防犯ボランティア活動の支援
(6) 性犯罪問題に関する研究並びにその啓蒙に関する事業
(7) 前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

■痴漢抑止バッジデザインコンテスト
・全国の高校~大学、専門学校と連携し、デザインを公募し製品化
・中学、高校と連携し、デザインの審査を実施
・コンテストを通じた防犯教育

■痴漢抑止バッジ製造・販売
・ネット通販
・店舗販売
・イベント販売(委託)

■防犯キャンペーン
・警察や防犯協会における痴漢抑止バッジの採用

■セミナー、講座
2016/2 性暴力を許さない女の会 2月定例会
 テーマ:痴漢のいない電車に乗りたい! 25 年間で痴漢をとりまく問題は変わったのか?

2016/11 あすばる男女共同参画フォーラム2016
 テーマ:Stop痴漢バッジプロジェクト

2017/10 大阪市立男女共同参画センター
 テーマ:社会が おとなが 性犯罪から子どもを守る! 電車内痴漢犯罪


現在特に力を入れていること

●痴漢抑止バッジの普及活動
1)痴漢抑止バッジの販売
 2016/3 ネット通販で開始(URL:http://tarjk.thebase.in/)
 2016/10 イトーヨーカ堂にて販売

2)鉄道会社、警察、防犯協会と協同で痴漢抑止バッジの配布
 兵庫県警、神奈川県海老名市、新潟県西新潟署、宮城県岩沼警察署に採用実績有り

3)痴漢抑止バッジデザインコンテスト 開催
 学生を対象に痴漢抑止バッジデザインを募り、製品化

コンテストを通じ、学生に防犯教育を実施することで、性犯罪を見て見ぬ振りをしない社会人の育成を目指す。

今後の活動の方向性・ビジョン

■ジェンダー意識の高い社会人の創出
H28年版犯罪被害者白書によると電車内の痴漢犯罪は3722件あった。通勤通学時間帯に約30%が集中。被害者は10~20代が70%以上を占める(警視庁「こんな時間、場所がねらわれる」)。これらは届け出があった件数による数値であり、声をあげる被害者は18%に過ぎないという調査もある(H24年 犯罪白書)。

一方で加害者の再犯率は85%と高く、40代が50%以上を占め、初犯年齢は29歳以下が43.3%である(H27年 犯罪白書)。

警視庁生活安全課にヒアリングしたところ、鉄道会社に女性専用車両導入や防犯カメラの設置を求めているが、過密ダイヤや予算問題があり現状では実現が難しいという。

本事業は、教育により性犯罪に対する社会の意識を変えるとともに、バッジで被害者の存在を見える化し痴漢犯罪の抑止を目的とする。

定期刊行物

会報「メビウスのリボン通信」
隔月発行

団体の備考

痴漢抑止バッジ考案者は、都内在住の女子高校生。
高校入学以来、痴漢にあい続けた彼女は、「痴漢抑止バッジ」の原型となる手作りのカードをカバンにつけて登下校をし、痴漢抑止に効果があることをテストした。

痴漢抑止バッジ パッケージ内のイラストマニュアルは、埼玉県鉄道警察隊の防犯マニュアルを参照して製作。

神奈川県海老名市防犯協会、兵庫県警、阪急電鉄と協同で
痴漢抑止バッジ配布を実施するなど、
警察や鉄道会社と連携し、痴漢犯罪抑止活動を実施している。

運営にあたり経験豊かな、さまざまな領域のプロフェッショナルに協力いただいている。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

1)クラウドファンディングによる一般からの寄付金
2015/11~2016/2 実施 334名から212万3千円の支援をいただきました

2)痴漢抑止バッジ販売

3)セミナー講師、講演会謝金

4)協賛金、寄付金
・阪急電鉄株式会社、大阪市高速電気軌道株式会社(OsakaMetro)、有限会社ミノルサービス、有限会社ササキセキュリティ、株式会社リアライズ 他

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

■痴漢抑止バッジ無料配布イベント
兵庫県警
阪急電鉄
神奈川県海老名市 防犯協会
宮城県岩沼地区防犯協会連合会
新潟県西警察署

■セミナー・講演会
性暴力を許さない女の会
博多ウィメンズカウンセリング
一財)大阪市男女共同参画のまち創生協会


■メンター
社会福祉法人 大阪ボランティア協会
大阪NPOセンター
大阪市男女いきいき財団
よろず支援拠点

企業・団体との協働・共同研究の実績

■痴漢抑止バッジデザインコンテスト協力
株式会社JDN(丹青社グループ)
あべのハルカス近鉄本店縁活事務局
大阪デザイン振興プラザ

■痴漢抑止バッジを寄贈し効果を観察中
浦和麗明高等学校

■痴漢抑止バッジデザインコンテスト 1次審査 協力校
大阪市立南港南中学校
浦和麗明高等学校
芦屋学園中学・高等学校
松蔭女子学院 松蔭中学校・高等学校
大阪女学院
女子美術大学付属高等学校・中学校
兵庫県立三木高校
大阪府立春日丘高等学校

行政との協働(委託事業など)の実績