認定特定非営利活動法人D×P

基礎情報

団体ID

1216038453

法人の種類

認定特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

D×P

団体名ふりがな

でぃーぴー

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

NPO法人会計力検定

認証日:2019年5月16日

団体の概要

認定NPO法人D×P(ディーピー)は、不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代の孤立を解決するNPO。LINE相談や繁華街で10代と出会い困った時に頼れる人とのつながりをつくります。定時制高校では、高校生と社会人が対話する授業や校内居場所事業を実施。LINE相談事業「ユキサキチャット」は全国から進路や中退、生活相談を受け付けています。特に生活困窮する若者へ食糧支援・現金給付を実施しています。また大阪難波のグリ下近くにユースセンターを開設し、支援活動を行なっています。

代表者役職

理事長

代表者氏名

今井 紀明

代表者氏名ふりがな

いまい のりあき

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

540-0032

都道府県

大阪府

市区町村

大阪市中央区

市区町村ふりがな

おおさかしちゅうおうく

詳細住所

天満橋京町1−27 ファラン天満橋33号室

詳細住所ふりがな

てんまばしきょうまち ふぁらんてんまばし

お問い合わせ用メールアドレス

info@dreampossibility.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

06-7222-3001

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2010年3月9日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2012年6月27日

活動地域

複数県

中心となる活動地域(県)

大阪府

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

34名

所轄官庁

大阪市

所轄官庁局課名

市民局総務部NPO法人担当
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、青少年、福祉、教育・学習支援、就労支援・労働問題

設立以来の主な活動実績

【活動実績】
これまでに11,000名以上の10代と関わってきました。


▼高校の中で実施する授業「クレッシェンド」
高校生が人とつながる場を教室のなかにつくり、一人ひとりに寄り添いながら関係性を築いていきます。ボランティア「コンポーザー」と高校生との対話を軸にし、1〜3ヶ月、およそ全4回のプログラムです。

▼校内居場所事業
週1回、安心できる居心地の良い空間を学校のなかにつくります。コンポーザー、地域の方、他団体のスタッフが訪れることもあり、高校生が定期的に様々な人とつながることができる場でもあります。スタッフは、日々の会話から困りごとを拾いサポートにつなげ、生徒が卒業した後も社会のなかに居場所がある状態を目指します。

▼仕事体験ツアー
ひとりひとりの希望や状態に合わせた職場見学や仕事体験です。自分の生き方についての考えや仕事に対する理解を深め、自身が納得のできる進路を選んでゆけることを目的としています。

▼ユキサキチャット
不登校・高校中退・引きこもり状態など困難を抱えた13歳から25歳までの若者が進路や就職・生活についてLINEで相談することができる窓口です。

▼ユキサキ支援パック(食糧支援・現金給付)
保護者に頼れず生活困窮する若者が、安心できる環境を整えるために食糧支援や現金給付を行ないます。ユキサキチャットでの継続した相談サポートと食糧や現金での支援を掛け合わせ、相談者が他にも頼れる先を増やしていきます。

▼パソコン寄贈プロジェクト
経済困窮家庭の10代を中心に創作活動や在宅ワークなど何かやってみたいと考えている方に無料でパソコンを提供します。進路選択の幅を広げます。

【その他】
・ソーシャル・ビジネスコンペ近畿2012一般部門 準グランプリ 獲得
・ビジネスプランコンペedge2013 優秀賞 獲得
・第5回地域再生大賞2015 優秀賞を受賞
・コモンズ投信株式会社の第6回SEEDCapに選定
・CB・CSOアワード2015にて「優秀賞」を受賞
・第10回大阪商工信金社会貢献賞 ソーシャルビジネスの部を受賞
・近畿ろうきんNPOアワード はばたきコース2018「大賞」を受賞
・その他、新聞・雑誌・テレビなどで取り組みや起業の経緯を取り上げていただきました。

【代表者略歴】
理事長 今井紀明
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。
経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、登録者12000名を超えるLINE相談「ユキサキチャット」で全国から相談に応じる。また定時制高校での授業や居場所事業を行なう。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。

団体の目的
(定款に記載された目的)

(定款第3条より)
この法人は、若者が広義での社会的弱者、狭義でのニートになってしまうことを予防するために、様々な職業・年代の人々との交流を深める授業を通して、自分自身の持っている可能性に気付き、将来的に直面しうる困難を乗り越えるための自ら考え、動き、解決する「自律する力」を身につけられる事業を行い、ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会の形成を目指すことを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

1.通信・定時制高校に特化した授業「クレッシェンド」
通信制・定時制高校で行っているD×Pの独自プログラム。高校生とD×Pのボランティア「コンポーザー」が対話する全4回の授業です。ひとりひとりに寄り添いながら関係性を築き、人と関わってよかったと思える経験をつくります。総合的な学習の時間などの出席に関わる授業の枠組みで行なうことで、サポートを必要とする高校生にも出会いやすくなります。

2.安心していられる場を定時制高校のなかに「いごこちかふぇ」
いごこちかふぇは 、定時制高校の学内に開くカフェ 。 地元産のおにぎりやサンドイッチなどの食事を提供しながら、 生徒が安心できる居心地のよいスペースを学内につくっています 。

スタッフは、「否定せずに、関わる」などの3つの姿勢をいごこちかふぇでも、大切にして生徒と関わっていきます。高校生が学校内で安心して過ごすことができる場を提供し、クラスや学年を超えた生徒同士のつながりをつくるきっかけづくりをしています。
限定50食の食事を毎回メニューを変えて用意しています。時間やお金に余裕がないのでご飯を抜いている生徒も多いため、食事の無償提供を行なっています。


3.働く具体的なイメージを持てる 「仕事体験ツアー」
ひとりひとりの希望や状態に合わせた職場見学や仕事体験です。自分の生き方についての考えや仕事に対する理解を深め、自身が納得のできる進路を選んでゆけることを目的としています。クレッシェンドや居場所事業で、生徒の希望を聞き、その生徒にあった仕事体験ツアーを実施しています。

4.不登校・中退などいろいろある10代の進路・就職相談「ユキサキチャット」
不登校・高校中退などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。相談者の疑問や課題に応えながら、情報提供を行ないます。相談者の気持ちや希望を聞きながら、ネクストアクション(相談者が次に取る行動)を提案します。安心して話せる関係性をつくるため、1ヶ月〜2年と長期間関わりを継続しています。相談員には、社会福祉士、精神保健福祉士、キャリアコンサルタント、教員免許保持者などさまざまな専門知識や経歴を持つ人がいます。緊急性の高い相談は、外部アドバイザーから対応方針のアドバイスを受けられる体制をつくっています。

5.困窮する10代への食糧支援と現金給付「ユキサキ支援パック」
保護者に頼れず困窮する10代が、一時的に安心できる環境を整えるために食糧支援や現金給付を行ないます。ユキサキチャットでの継続した相談サポートと食糧や現金での支援を掛け合わせ、相談者が他にも頼れる先を増やしていきます。給付の目的は、生活費、家賃、学費など。ライフラインの滞納の解消・引越し・医療費など。食糧支援と組み合わせることで、最大の支援期間は15ヶ月となり、長期支援を行っています。

6.ユースセンターの開設
2023年6月から大阪・ミナミに「ユースセンター」を新設しました。繁華街にたどり着く若者は、これまでの大人との関わりを通して傷つき、不信感を持っているため、福祉的な支援に対してあきらめにも近い気持ちを抱いています。そして、犯罪などのさまざまなトラブルにも遭遇しています。ひとりひとりの若者の希望する状態を聞きながら、生活保護などの福祉支援、住居や居場所、妊娠や性被害相談などを専門とする他のNPOや病院など、さまざまな機関との連携し若者をサポートしています。

7.パソコンをきっかけに、将来の選択肢をひろげる「パソコン寄贈プロジェクト」
経済困窮家庭の10代や、在宅ワークで働きたい・いまの収入での生活が不安な10代にパソコンを提供します。スキルアップの機会提供や在宅ワークの案内を行ない『働く』のサポートを行います。また同時に、本人の状況や本人の周囲の環境をヒアリングし、D×Pの食糧支援や現金給付の実施や他にも必要なサポートがあればつないでいきます。

現在特に力を入れていること

■10代へのアウトリーチ
ユキサキチャットやユキサキ支援パックを必要とする10代に情報を届けるため、10代が利用するSNSやアプリケーションでの情報発信の強化、全国の支援団体へのチラシの送付、徳島市など行政や地方公共団体との連携の実績を増やしています。

今後の活動の方向性・ビジョン

■D×Pのビジョン
ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会

■ミッション
ユース世代に、セーフティネットと機会提供を

■今後の方向性
現状の学校で実施しつつ、街中で関われてこなかった若年層にアウトリーチしていく試みを実施していきます。

定期刊行物

活動報告書/アニュアルレポート・年1回・3600部

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

・NPO法人ETIC ソーシャルベンチャースタートアップマーケット3期生(2011年)
・社会起業塾イニシアティブ「花王起業塾」選出(2011年)
・NPO法人サービスグラント Webサイトサービスグラント(2013年)
・グロービス大阪校 会議室の無料貸し出し(2013年)
・JT NPO助成(2014年)
・花王ハートポケット助成(2014年)
・コモンズ投信社会起業家応援プログラム(2015年)
・阪急阪神未来のゆめ・まち基金(2015年)
・大阪商工信用金庫 社会貢献賞(2016年)
・人間力大賞近畿版 (2017年)
・熊西地域振興財団(2016-2017年)
・Panasonic NPOサポートファンド(2017年)
・子どもの未来応援基金(2017年)
・フィルファウンデーション 組織基盤強化(2016-2017年)
・トヨタ財団 定時制高校中退予防プログラム(2017-2018年)
・ドコモ・モバイルコミュニケーションファンド(2017年-2018年)
・阪急阪神未来のゆめ・まち基金(2018年-2019年)
・大和証券グループ輝く未来へこども応援基金(2018年-2019年)
・ウォータードラゴン財団(2018年-2019年)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

・キッズドア様 通信制高校での授業「クレッシェンド」の実施
・京都市ユースサービス協会様 定時制高校での「居場所事業」を共同運営

企業・団体との協働・共同研究の実績

・株式会社トビラ企画様 通信制高校生向け写真展・アート展のコーディネート/会場の無料貸出し
・株式会社ココウェル様 寄付つきリップクリームの販売と、高校生のフィリピンスタディーツアー送り出し(送り出し連携:NPO法人アクセス様)
・募金箱設置店舗さまとの連携
・地元企業さまとの連携 学内カフェ「いごこちかふぇ」での食事のご提供
・宮崎県日南市とLINE@事業で連携
・北星学園余市高等学校とLINE@事業で連携

行政との協働(委託事業など)の実績

大阪府:居場所事業の実施
京都市:居場所事業の実施
岡山県:若者と「つながる」事業の実施
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財政

最新決算総額

1億円~5億円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算 2023年度(当年度)予算
内訳 会費
60,000円
75,000円
 
寄付金
143,712,335円
174,164,724円
 
民間助成金
37,741,100円
12,625,577円
 
公的補助金
0円
 
 
自主事業収入
1,122,320円
1,505,481円
 
委託事業収入
4,543,810円
2,300,000円
 
その他収入
124,044円
321,494円
 
当期収入合計
187,303,609円
190,992,276円
 
前期繰越金
50,889,695円
62,005,730円
 
<支出の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算 2023年度(当年度)予算
当期支出合計
136,343,416円
173,774,660円
 
内人件費
62,329,184円
85,387,193円
 
次期繰越金
62,005,730円
79,152,826円
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 流動資産
117,086,061円
136,537,765円
固定資産
1,942,301円
4,942,864円
資産の部合計
119,028,362円
141,480,629円
<負債の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 流動負債
25,134,632円
16,327,803円
固定負債
31,888,000円
46,000,000円
負債の部合計
57,022,632円
62,327,803円
<正味財産の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
62,005,730円
79,152,826円

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算 2023年度(当年度)予算
内訳 受取会費
60,000円
75,000円
 
受取寄附金
143,712,335円
174,164,724円
 
受取民間助成金
37,741,100円
12,625,577円
 
受取公的補助金
0円
 
 
自主事業収入
1,122,320円
1,505,481円
 
(うち介護事業収益)
0円
 
 
委託事業収入
4,543,810円
2,300,000円
 
(うち公益受託収益)
0円
 
 
その他収益
124,044円
321,494円
 
経常収益計
187,303,609円
190,992,276円
 
<支出の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算 2023年度(当年度)予算
内訳 事業費
118,749,386円
155,638,363円
 
(うち人件費)
51,283,920円
74,483,792円
 
管理費
17,594,030円
18,136,297円
 
(うち人件費)
11,045,264円
10,903,401円
 
経常費用計
136,343,416円
173,774,660円
 
当期経常増減額
50,960,193円
17,217,616円
 
経常外収益計
0円
 
 
経常外費用計
0円
 
 
経理区分振替額
0円
 
 
当期正味財産増減額
50,960,193円
17,147,096円
 
前期繰越正味財産額
50,889,695円
62,005,730円
 
次期繰越正味財産額
62,005,730円
79,152,826円
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
117,086,061円
136,537,765円
固定資産合計
1,942,301円
4,942,864円
資産合計
119,028,362円
141,480,629円
<負債及び正味財産の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
25,134,632円
16,327,803円
固定負債合計
31,888,000円
46,000,000円
負債合計
57,022,632円
62,327,803円
正味財産合計
62,005,730円
79,152,826円
負債及び正味財産合計
119,028,362円
141,480,629円
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

正会員12人

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
0名
24名
非常勤
0名
8名
無給 常勤
2名
0名
非常勤
2名
0名
常勤職員数
24名
役員数・職員数合計
34名
イベント時などの臨時ボランティア数
200名

行政提出情報

報告者氏名

今井 紀明

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

6120005015562

認定有無

認定あり

認定年月日

2015年6月8日

認定満了日

2025年6月7日

認定要件

相対値基準

準拠している会計基準

NPO法人会計基準

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

令和3年度の計算書類等において特定非営利活動法人会計の基準に準拠して、適正に表示しているものと認められました。

令和4年5月27日 公認会計士 大磯毅 様
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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2022年度(前年度)
2021年度(前々年度)
2020年度(前々々年度)
2019年度
2018年度

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2023年度(当年度)
 
 
2022年度(前年度)
 
 
2021年度(前々年度)
 
 
2020年度(前々々年度)
 
 
2019年度
 

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取り組みの様子