２０００年２月１日　「福祉作業所つばさ」開所　那覇市内にある「共同作業所ふれんど」の分所として、同作業所職員、保護者、ボランティアの方々の協力で開所しました。過去に「共同作業者ふれんど」へ学生ボランティアをしていて、開所時には福祉施設に勤務していた喜屋武真司を所長に迎え入れ、重度、重複障がい者の日中活動の場として、作業や生きがいづくり、社会参加などの活動を行いました。
２００５年６月１０日　ＮＰО法人取得　多くの支援者の協力のもと、支援費制度によってより安定した運営を目指して法人格を取得することができました。
２００６年７月１日　身体障害者デイサービス事業開始　県の認可を受けて、「身体障害者デイサービスつばさ」を開所しました。
２００６年１０月１日　生活介護事業開始　障害者自立支援法の施行に伴って、生活介護事業へ移行しました。職員には新たに看護職員、機能訓練職員を配置して、より質の高いサービスの提供を開始して、現在に至ります。
その他にも、ＮＰО法人の独自事業として、日中、夕方の一時預かり事業や人材育成事業、地域交流事業などを行って、地域との交流を図っています。

主な事業　（定款第５条、団体パンフレットより）

（１）障害福祉サービス事業　　生活介護事業を中心に、障がいのある方へ、リハビリや様々な訓練、生きがいづくりなどを通して地域で暮らしたり、社会へ参加していくための支援を行います。
（２）情報ネットワーキング事業　　福祉の情報の発信源になります。
（３）他団体、住民との交流、連携及び協力事業　　たくさんの人や団体と協力をしていきます。
（４）地域福祉政策に対する提言事業　　行政の地域福祉の政策に協力します。
（５）人材育成事業　　福祉に参加したい方のお手伝いをします。
（６）地域福祉行政の受託事業　　行政から福祉の仕事を請けます。
（７）その他この法人の目的達成のために必要な事業　　他にも目的達成のためにチャレンジします。

生活介護事業では、日中に通う利用者に生活支援、生産的活動、生きがいづくりやリハビリ、食事や入浴の介助、送迎サービスなどを行います。
一時預かり事業では、地域で福祉サービスを利用していない方や利用前の期間の方、日数の足りない方などに生活介護と同等のサービスを柔軟に体験や利用していただいています。
交流事業では、利用者とともに様々な行事やイベントに参加をしたり、他団体とイベントを共催するなどをして、地域とのふれあいの場を作っています。

今後の事業の方向性

（１）生活介護事業の強化
　　中心事業である障害福祉サービス事業（生活介護）では、利用者が満足をして、笑顔で利用していただける事業所作りを目指します。きめ細やかで質の高いサービス提供のために、職員の間での連携や情報共有を密にして、利用者のニーズに応えていきます。利用者の健康維持や安全管理も向上させていきます。また職員の資質向上や労働環境の整備にも力を入れて、誰でもが落ち着ける事業所作りを目指します。
（２）他団体との交流事業の開拓
　　一時預かりでは、もっとサービスを知ってもらって、多くの方が活用してもらえる柔軟な事業として定着させていきます。
　　イベント参加では、参加するイベントを開拓してもっと多くの人や団体と交流や情報交換ができるように、事業所や活動を知ってもらえるようにします。今まで以上に情報発信や自主製品の幅を広げていくことにも力を入れていきます。
（３）人材育成事業の展開
　　現在受け入れをしている介護実習生受け入れは、より充実した実習ができるように、受け入れ体制や活動内容を工夫していきます。またその他の団体にも働きかけて、様々な年代の方の受け入れができるようにしていきます。

事業所が市街地に近い場所に所在していて、近くには官公庁や学校、住宅地があります。施設の広さは十分ではないのですが、立地条件を活かして、積極的に外へ出たり、様々な施設へ訪問をする活動プログラムを多く取り入れています。

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