特定非営利活動法人いきものがかりdeみんなの農業高校

基礎情報

団体ID

1234306205

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

いきものがかりdeみんなの農業高校

団体名ふりがな

いきものがかりでみんなののうぎょうこうこう

情報開示レベル

★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

特定非営利活動法人いきものがかりdeみんなの農業高校は、いろいろなカタチの農業を知ってもらうため、農業のもつ科学性、知識・技術、食、命、文化の5つを題材に取り上げたワークショップを開催しながら「農業っておもしろいな」というタネを蒔き続けています。
主な活動は、農業高校における学びを活かしたオリジナルの科学教材である「いきもの教材」の研究作製と、科学館や学校放課後児童クラブといった教育関連施設や地域のイベントにおける「いろんなカタチの農業を知る・遊ぶ・学ぶ」が体験できるワークショップの開催です。
私たちは、さまざまな課題を抱える農業において「無関心」が一番の課題と考えており、なんとなく農業に課題があることは気付いてはいるが、農業に対する興味関心が低くいことから課題解決への糸口を見つけづらい、農業そのものを自らの課題と捉えにくいことから解決に向けての参画がしづらい、といった社会課題をなんとかしたいと考え、農業高校で学んだ仲間たちとともに、現役の農業高校生、私たちの活動に理解を示し協働してくださる地域の皆さまと一緒に日々活動をしています。
農業によるSDGs教育を通して、広く多くの皆さまに農業を知る機会・学ぶ機会の提供し、農業理解の支援と未来に向けた農業振興に寄与していきます。

代表者役職

理事長

代表者氏名

榊原 宏美

代表者氏名ふりがな

さかきばら ひろみ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

静岡県

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

お問い合わせ用メールアドレス

ikimonogakari.mah@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

054-357-2330

連絡先区分

その他

連絡可能時間

10時00分~16時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

電話対応ができなかった場合は、留守番電話に団体名or名前、電話番号、要件のメッセージをお願いします。折り返しお電話させていただきます。

FAX番号

FAX番号

連絡先区分

連絡可能時間

連絡可能曜日

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

-

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2025年1月16日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

複数県

中心となる活動地域(県)

静岡県

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

22名

所轄官庁

静岡県

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

食・産業、漁業、林業

 

子ども、教育・学習支援、地域・まちづくり、環境・エコロジー、農山漁村・中山間、学術研究(農学)

設立以来の主な活動実績

1 活動実績
(1) ワークショップ
  ① 静岡科学館
     2017年:あつまれ!ふしぎひろば
     2018年:サイエンスピクニック、科学の祭典、あつまれ!ふしぎひろば
     2019年:サイエンスピクニック、科学の祭典、サイエンス玉手箱、あつまれ!ふしぎひろば
     2020年:サイエンス玉手箱、あつまれ!ふしぎひろば!
     2021年:科学の祭典、あつまれ!ふしぎひろば!
     2023年:科学の祭典
  ② 学校放課後児童クラブ
    2017年:千代田東児童クラブ
    2018年:葵児童クラブ、沓谷児童クラブ
    2019年:千代田東児童クラブ、西奈南児童クラブ、ASクラブ(常葉大学教育学部付属橘小学校)
    2021年:ASクラブ(常葉大学教育学部付属橘小学校)
    2023年:ASクラブ(常葉大学教育学部付属橘小学校)
  ③ 常葉大学
    2019年:農How「静農生と一緒に農業学んでみませんか?」
  ④ 日本平動物園
    2019年:どうぶつのおくちin日本平動物園
    2021年:さがせ!てがたあしがた調査隊!!
    2023年:さがせ!しっぽ調査隊!!
(2) ポスター発表、プレゼン・コンテスト等
   2018年:つくば Science Edge 2018、ボランティアアワード
   2019年:日本理科生物教育学会、社会共創コンテスト、日本理科教育学会
   2020年:マイプロジェクト
   2021年:ボランティアアワード、WWLコンソーシアム、みらい甲子園
   2023年:ボランティアアワード
(3) その他
   食育体験フェスタ、4R体験フェア、大浜ビーチフェスタ、その他SDGs関連イベント多数、
   世界農業遺産である有東木・両河内のわさび田における生物多様性調査など
2 SHIZUOKA STRAW PROJECT
  六条大麦の栽培から麦わらストローの加工まで手掛けた6次産業化への挑戦
  麦わらストローwarawaraへの募金を通した海洋プラスチックごみ防止等を考えるSDGsAction
   2021年:静岡市SDGs連携アワード大賞
   2023年:静岡県SDGsスクールアワード2023優秀賞

団体の目的
(定款に記載された目的)

農業と農業高校における学びを主体的に研究し実践する社会教育活動団体として、年齢・地域・国を限定しないあらゆる人たちを対象に農業を知る機会・学ぶ機会の提供に関する事業を行い、農業教育による農業理解の支援と未来に向けた農業振興に寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

農業高校での学びを活かした「いろんなカタチの農業を知る・遊ぶ・学ぶ」が体験できるワークショップを通し、多くの方々に農業を知る機会・学ぶ機会を提供するとともに、「農業っておもしろいな」というタネを蒔く活動をしています。

・農業・農業教育活動事業
 農業を知る機会・学ぶ機会の提供を目指した農業・農業教育プログラムの企画及び運営
  ex.科学館、動物園、水族館、学校放課後児童クラブ等におけるワークショップの開催

・農業・農業教育人材育成事業
 農業・農業教育プログラムを企画し、運営することができる人材を育てる事業
  ex.農業を学ぶ学生を対象としたワークショップ講座の開催

・農業・農業教育研究・啓発事業
 農業・農業教育の研究を行う事業 / より多くの人たちに農業・農業教育を知ってもらう事業
  ex.オリジナルの科学教材「いきもの教材」の研究・製作
    農業教育の普及及び振興

・行政、企業、教育関連施設等とのパートナーシップ事業
 社会の多様な主体と協働し、農業・農業教育の新しい形や可能性を探っていく事業
  ex.企業や他のNPOとのコラボ企画の開催
    SHIZUOKA STRAW PROJECT

現在特に力を入れていること

・いきもの教材の研究・作製
 私たちのオリジナル教材である「いきもの教材」は、農業の学びと小学校の学びとを融合させた参加・体験学習型のHands-on教材です。この教材の作製においては、科学的な見方・考え方の基礎を学べること、小学校の学びに対して学術的にアプローチすることの2点を軸に置いています。
 各教材には教材の価値を高めるため説明書を添付し、その活用はもちろん、教材に取り組むことで学ぶことができる「科学的な見方・考え方の基礎となる4つの力と、農業へのつながり」の5項目、「観察に必要な五感」の5項目を教材バランスとしてグラフ化して表記してあります。

・ワークショップの開催
 2017年12月の設立当初から、いきもの教材を活用したワークショップを開催することによって、「農業を知る機会・学ぶ機会」を提供し続けています。
 主な開催場所は、科学館、動物園、こども園、幼稚園、学校放課後児童クラブといった教育関連の施設や、地域で開催されているイベントなどによるブース出展です。学校放課後児童クラブは、長期休業中の支援員やプログラムの不足といった課題を抱えていることもあり、課題解決の一助になればと考え、夏と冬の年2回は開催し続けています。

・SHIZUOKA STRAW PROJECT
六条大麦を原料とした6次産業化を実践し、六条大麦の栽培、麦穂から煮出し用麦茶の加工、麦わらから麦わらストローの加工および製品化を行っています。そして、生産者や私たちは、麦を育てる、麦わらストローをつくることで、店舗や企業は、募金箱設置の協力、麦わらストローを使うことで、消費者は、募金支援、麦わらストローを使うことで、というように、それぞれの立場から、海洋プラスチックごみ防止に関わり、取り組むことができる「SHIZUOKA STRAW PROJECT」を企画しています。
 このプロジェクトを通して静岡市SDGs宣言をさせていただき、地域のSDGs関連のイベントに参加したり、こども園や幼稚園において農業によるSDGs教育に取り組んでいます。

今後の活動の方向性・ビジョン

 日本の農業が抱える課題は、高齢化・担い手不足、耕作放棄地の増加、TPPによる価格競争など、数多くあります。しかし、私たちは「無関心」が一番の課題ではないと考えており、なんとなく農業に課題があることは気付いてはいるが、農業に対する興味関心が低くいことから課題解決への糸口を見つけづらい、農業そのものを自らの課題と捉えにくいことから解決に向けての参画がしづらい、といった社会課題をなんとかしたいと考えています。
 農業高校で学んできた私たちにできることは何かと考え、まずは多くの皆さまに「農業っておもしろいな」というきっかけづくりとして『農業を知る機会・学ぶ機会』を提供していきます。ワークショップでは、農業の学びを活かした教育活動の実践を通して次の5つを皆さまに伝えていきます。農業がもつ「科学性」、農業の「知識・技術」、「食」の奥深さ、「命」の大切さ、農業が育む「文化」です。
  農業を専門に学んできた私たちと一緒に、「いろんなカタチの農業を知る・遊ぶ・学ぶ」が体験できるワークショップを通して、農業をスキになってみませんか?

定期刊行物

団体の備考

 2017年12月、静岡県内における農業高校の有志生徒6名から始まった研究班「いきものがかり」の活動は、現在までに卒業生と現役高校生を合わせて50名以上が参加してきました。校内の活動であったため、卒業生たちは主だった活動ができなくなっていましたが、休日や長期休業中のイベントやワークショップに顔を出しては在校生の支援をしたり、教材づくりやワークショップにアドバイスをしたりしていました。
 2025年1月、主体的な活動の機会を失っていた卒業生たちを中心に特定非営利活動法人の設立に至っています。そのため、団体の主な会員は、農畜産業や動物園・水族館といった動物植物関連の仕事に従事したり、より高い専門性を学ぶ大学や専門職大学などをはじめ、動植物に関する専門学校に進学したりしています。
  法人化により、農業と農業高校における学びを主体的に研究し実践する社会教育活動団体として、農業を知る機会・学ぶ機会を提供するワークショップを開催し続け、さらに地域に定着させつつ、継続的に推進していくことで農業理解の支援と未来に向けた農業振興に寄与していきたいと考えています。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

・2018年ー2021年
 JAバンク静岡アグリサポートプログラム 担い手育成支援事業
・2021年
 静岡銀行
・2022年
 静岡市SDGs連携アワード大賞
・2022年ー2023年
 公益財団法人はごろも教育研究奨励会助成賞

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

・2021年ー2022年
 特定非営利活動法人複合力とのSHIZUOKA STRAW PROJECT
・2023年
 あさはた緑地

企業・団体との協働・共同研究の実績

・2021年
 株式会社鈴生・就労継続支援B型事業所すずなりカレッジ磐田校とのSHIZUOKA STRAW PROJECT
・2022年
 NEXCO中日本・静岡銀行とのSHIZUOKA STRAW PROJECT

行政との協働(委託事業など)の実績