一般社団法人S.C.P. Japan
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団体ID |
1237120074
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法人の種類 |
一般社団法人
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団体名(法人名称) |
S.C.P. Japan
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団体名ふりがな |
えす しー ぴー じゃぱん
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
幣団体は「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」をビジョンに、スポーツを通じた共生社会創りを目指しています。ミッションとして(1)自分らしく豊かに生きる力を養うスポーツの可能性を探る、(2)共生社会をスポーツを通じて推進する、(3)スポーツを共生社会創りに活用できる実務者を育てる、という三つを掲げ、幅広い分野で活動しています。主な活動は、①運動を通じた共育事業、②教育・研修事業、③交流事業です。
①では、スポーツや運動をツールとする参加型アプローチを軸とした共育プログラムを実施しています。障がいの有無、性別、性的指向、年齢、国籍等に関係なく、子どもたちがスポーツを通じてチームワークや協調性、挑戦することの大切さを学び、共生社会に対する理解促進を目指すプログラムです。一人一人の違いに気づき、多様性の中でお互いが豊かに過ごせる空間を共に創る(ルールを作る)経験を運動プログラムに組み込むことで、主体性を持って社会創りに関わる個人が育つ場を提供しています。 ②では、人種、国籍、性別、性的指向、出自などが多様な人々が、自分らしく生きていく上での社会的な障害・課題を可視化し、偏見や差別などの無意識のバイアスを取り除くことを目指しています。学校や行政、企業、非営利団体、スポーツ組織などを対象に、ジェンダーやセクシュアリティ、スポーツと社会課題をテーマとした研修等を提供しています。当たり前を疑い、新たな視点を考えるきっかけとなるような情報の発信を行なっています。 ③では、多様な人々が集う場をオンライン・オフラインを問わず提供し、対話の機会を創っています。具体的には、「BreakTalks」を2ヶ月に1度開催。LGBTQ+アスリート、子ども食堂関係者、障がい者スポーツ関係者、エシカルをテーマに活動される方など多様なゲストに招き、共生社会について幅広い切り口から議論の場を提供しています。交流を通して他者と出会い対話することで、さまざまな意見・価値観があることを知り、偏見やバイアスの気づくことのできる場を作っています。 活動のフォーカスとしては、一つの分野にのみ焦点を当てるのではなく、「あらゆる能力」「女性・女の子」「性的指向、性自認、性別表現」「人権とスポーツにおけるセーフガーディング」「国際協力」の5つの分野を中心に取り組んでいます。「女性」や「ジェンダー平等」という観点でエンパワーメントプログラムやワークショップを実施する一方で、「障がい」のある方々のスポーツ参加の保障とソーシャルインクルージョンを目指す運動プログラムや「LGBTQ+」に対する理解促進のため研修や啓発活動も行うなど、異なる分野でそれぞれの課題に即した活動を進めています。問題が複雑に絡み合う現代社会だからこそ、複合的な課題に焦点を当て、交錯する不平等性(インターセクショナリティ)にも考慮した活動をしています。 |
代表者役職 |
代表理事
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代表者氏名 |
井上 由惟子
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代表者氏名ふりがな |
いのうえ ゆいこ
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代表者兼職 |
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
277-8520
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都道府県 |
千葉県
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市区町村 |
柏市
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市区町村ふりがな |
かしわし
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詳細住所 |
若柴178番地4柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6F
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詳細住所ふりがな |
わかしばいちななはちばんちのよん かしわのはきゃんぱす いちよんはちがいくに しょっぷあんどおふぃすとうろくかい
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お問い合わせ用メールアドレス |
info @scpjapan.com
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電話番号
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電話番号 |
-
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連絡先区分 |
-
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連絡可能時間 |
-
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連絡可能曜日 |
-
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備考 |
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FAX番号 |
FAX番号 |
-
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連絡先区分 |
-
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連絡可能時間 |
-
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連絡可能曜日 |
-
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備考 |
-
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
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都道府県 |
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市区町村 |
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市区町村ふりがな |
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詳細住所 |
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詳細住所ふりがな |
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2020年2月27日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2020年2月27日
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活動地域 |
複数県
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中心となる活動地域(県) |
千葉県
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最新決算総額 |
1,000万円~5,000万円未満
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役員数・職員数合計 |
5名
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所轄官庁 |
千葉県
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
スポーツの振興
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子ども、障がい者、教育・学習支援、人権・平和、国際協力、国際交流、その他
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設立以来の主な活動実績 |
■主な活動実績
設立以来スペインのバルサ財団と連携し、スポーツを通じたインクルーシブ教育である「FutbolNet」プログラムを公式に展開。(公財)ジョイセフのプロジェクトに外部専門家として参画(2020年)し、ザンビアの若年女性たちのエンパワーメント教育をスポーツを通じて実施。2021年8月にスポーツ庁・ASEAN事務局主催の日本とASEANのジェンダー平等推進のためのワークショップに協力。同年9月には、日本プロ女子サッカーリーグ(WEリーグ)の理念推進活動レポート業務を受託。日本障がい者サッカー連盟(JIFF)から業務委託を受けインクルーシブ教育プログラムを開発。さらに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に設立された東京2020大会「公認プログラム」である「プライドハウス東京」コンソーシアムに参画。共同代表の野口が理事を務めるとともに、アスリート発信チームの企画・運営を担う中心団体として活動。 ■設立の経緯 21世紀に入り、スポーツをツールに開発課題や国際課題の解決に取り組む「開発と平和のためのスポーツ (Sport for Development and Peace: SDP)」の概念が隆起し、ミレニアム開発目標(SDGs)や持続可能な開発目標(SDGs)の達成へのスポーツの貢献が議論されるようになった。この分野に関心を持つ元女子サッカー選手3名が、スポーツを開発課題への解決に活用できる専門性を持ち、日本や周辺のアジア諸国の課題に対して、周辺アジアの国々と連携して展開していくことができる団体を設立することを決意。その当時、日本は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、諸外国とのスポーツ国際協力が政府中心に活発になっていたため、東京2020大会開の前に設立し、大会期間中の様々な取り組みに参画することを目指した。 |
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団体の目的
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当法人は、スポーツや運動を通じて国内外の社会発展に貢献することを目指し、 スポーツや運動を通じて、人材育成、組織改革、社会づくりに寄与することを目的としています。
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団体の活動・業務
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幣団体は「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」をビジョンに、スポーツを通じた共生社会創りを目指しています。私たちは主に2つのアプローチから共生社会創りに取り組んでいます。1つ目は「創る・育つ」アプローチです。今の社会では、障害のある人、女性、LGBTQ+当事者、外国人、異なる国籍の人々など、多様な特徴を持つ人々が出会う場がそもそもあまりありません。そのため、異なる人々が対話を通してお互いを知り、共に何かを作りあげていく環境が社会にはあまり育っていないと考えています。そこで、まずは多様な人々が出会う場を創出し、対話を通して無意識のバイアスや偏見に気づき、本当の意味でお互いを理解し、尊重し、誰も排除されずに豊かな場を共に作るプロセスを通して、真の正義や公平・公正を体感できる場を作っています。2つ目のアプローチが「壊す」アプローチです。社会システムの中で生まれる構造的不平等やそれに伴う偏見や差別を学術的な背景も踏まえながら可視化、解説し、無意識のバイアスに気づいてもらうように働きかけます。当たり前にある既存のルールに疑問を抱き、偏見を生み出す社会のルールや当たり前を壊していくことで、多様な人々と共に、自分らしく豊かに生きる社会作りを目指します。
この2つのアプローチを具現化するための私たちの主な活動は次の三つです。①運動を通じた共育事業、②教育・研修事業、③交流事業です。①では、障がいの有無、性別、性的指向、年齢、国籍等に関係なく、子どもたちがスポーツを通じてチームワークや協調性、挑戦することの大切さを学び、共生社会に対する理解促進を目指すプログラムを実施しています。②では、学校や行政、企業、非営利団体、スポーツ組織などを対象に、ジェンダーやセクシュアリティ、人権、スポーツと社会課題のテーマとした研修を提供しています。その他、様々な専門性を持つ団体と協働してオンラインイベントを実施しています。課題について深掘りし、トップアスリートから、「共生社会」や「多様性」についてのポジティブなメッセージを発信する場を設けたり、競技団体やプロスポーツリーグやチームによる啓発活動のサポートも行っています。③では、オンライン・オフライン交流会である「BreakTalks」を2か月に1度開催しています。LGBTQ+アスリート、子ども食堂関係者、障がい者スポーツ関係者、エシカルをテーマに活動される方など多様なゲストに招き、共生社会について幅広い切り口から議論の場を提供しています 。 また、2020年の設立以来、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に設立された「プライドハウス東京」コンソーシアムに参画しています。プライドハウス東京は、性自認や性的指向、性別表現に関わらず、あらゆる人が安心して過ごせる「場」を作るプロジェクトとしてスタートし、東京都新宿区にある「プライドハウス東京レガシー」を拠点に、LGBTQ+に関する情報発信や居場所づくりを行っています。8つのチームに分かれて、それぞれ分野でコンテンツ作りや情報発信を行なっており、弊団体はアスリート発信チームの企画・運営団体として中心的に活動しています。アスリート発信チームは、誰も排除しないLGBTQ+インクルーシブなスポーツ環境の実現と、スポーツやアスリートの力を活用したLGBTQ+インクルーシブな社会の実現を目指しています。主な業務は、スポーツ団体への研修事業、多様な関係者と連携したLGBTQ+に関する議論を醸成するオンラインイベントの実施、LGBTQ+アスリートの公式カミングアウトや安全な情報発信のサポート、スポーツとLGBTQ+に関する正しい情報の発信、スポーツクラブと連携したLGBTQ+とスポーツの議論の醸成(プライドマッチなど)、スポーツ現場での経験に関する調査事業などを行っています。 その他、日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)、日本ラグビー協会、日本障がい者サッカー連盟、順天堂大学女性スポーツ研究センター、プライドハウス東京と協力しながら、スポーツを通じた共生社会創りを多角的に推進しています。 |
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現在特に力を入れていること |
既存の事業を継続・拡充するとともに、2022年度より新たなプロジェクトも複数始動しています。共生社会の実現という目標に向けて、一つの分野に特化することなく、複合的なアプローチで、交錯する不平等性(インターセクショナリティ)に配慮し、以下の取り組みに力を入れています。
■あらゆる能力 日本障がい者サッカー連盟との連携を強化し、インクルーシブ教育プログラムの展開を拡大。誰も取り残されることのないゲームを子ども達が自分たちでルールを作り、自他を尊重し理解する心を育むことを目指した「ハッピーサッカー教室」や障がいのある女の子向けスポーツ教室の「Find Funスポーツ教室」を定期開催しています。 ■女性・女児 ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団の委託を受け、イベント実施や指導者研修、ジェンダーインクルーシブな指導者のためのネットワーキング会やツールキットの開発をサポートをしています。ローレウスは、スポーツの力で暴力、差別、社会的格差を無くすために、50以上の国と地域のプログラムを支援しています。日本では、スポーツを通じた女の子のエンパワーメントを目的とする「プレー・アカデミーwith大坂なおみ」を実施しています。また、オランダを拠点にスポーツを通じたジェンダー平等を国際的に推進する非営利団体「Women Win」が運営する「ONSIDE Fund」の助成を受託し、日本プロ女子サッカーリーグの協力のもと「女性らしさから、ありのままの自分へ」というテーマで動画制作を制作し、動画を通じた啓発活動も行っています。その他、野村ホールディングス株式会社と、経済的自立に焦点を当てた若年女性アスリート向けエンパワーメントプログラムを展開しています。 ■LGBTQ+/SOGIE プライドハウス東京アスリート発信チームのプロジェクトとして、日本財団の通常助成を受託しています。誰も排除されない LGBTQ+インクルーシブな「スポーツ環境」 を目指すと同時に、スポーツやアスリートの力を活用して誰も排除されない LGBTQ+インクルーシブな「社会」の実現のための活動を実施。2023年度の具体的な取り組みとしては、①スポーツ団体向けLGBTQ+/ SOGIE研修、②大会や団体と連携したアウトリーチ、③ともに活動する「アライアスリート」の育成、④LGBTQ+とスポーツをテーマとしたユースカンファレンスの開催を予定しています。 ■人権とスポーツにおけるセーフガーディング 2021年度 スミセイ コミュニティスポーツ推進助成プログラム(アドバンスコース)の助成を受け、2年間の「スポーツにおける子どもの安全保護プロジェクト」を実施。子どもたちの人権を守り、子どもたちが安全に安心してスポーツに取り組めるために、スポーツにおけるセーフガーディングの研修員の育成とカリキュラム開発を行います。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」という団体ビジョンの具現化に向けて、さまざまな団体と連携しつつ、事業計画等の見直しを行っています。以下の通り、幣団体の中期ビジョンと長期ビジョンを示し、それに伴う具体的な活動指針について、記載します。
【中期的】 幣団体は多様性が尊重される共生社会づくりにスポーツを通じて取り組む団体です。そのため、スポーツ自体を誰もが平等に安全・安心に参加できる環境にしていくことが重要だと考えています。また、スポーツを活用して共生社会づくりに取り組む企業やアスリートを増やしていくことも必要です。そうすることで、スポーツが誰もが安心して集える場所となり、スポーツを活用してさまざまな恩恵を享受できるようになることで、共生社会の実現に効果的なスポーツの活用を日本の文脈に合わせながら確立していきたいと考えています。 以上の中期的なビジョンを踏まえ、具体的な中期的な取り組みは以下の4つです。 ① 企業のCSRやDEIの取り組みとの協働 民間企業CSRやDEIの取り組みを市民社会に還元していくプラットフォームとしてスポーツを活用していただくとともに、企業の本業ビジネスの知見を共生社会創りにスポーツを入り口として活用していく。具体的には、3年後には5社の企業と協働プログラムが実施されている状態にする。 ②アンバサダー アスリートは多くの子ども達のロールモデルとなり、発信力を持っていることから、当団体の活動に共感し、社会の課題や好事例について率先して声を上げるアスリートにアンバサダーに就任していただく。ジェンダー、セクシュアリティ、障がいに関する課題は社会の複雑なシステムから生まれる問題も多く、正しく理解するのが難しいため、団体としてはアスリートが発信できるように、コンサルテーションをしながらアスリートのアクションに協力する。 ③運動プログラムのコンテンツの充実 現在の運動プログラムの種類を増やす。ジェンダー・セクシュアリティ、障がいに関する課題など、ある特定課題に対する偏見や差別を取り除くためのカリキュラムを増やすことで、対象者に合わせた柔軟なプログラム編成ができるようにする。 ④エビデンスと理論的背景に沿ったプロジェクトの展開 日本やアジアの文化や社会規範に即した共生社会創りに向けたスポーツの活用に関する調査研究はほとんどなく、企業や行政、他領域の関係者と今後協働を増やしていくためにも、エビデンスの蓄積と理論に基づいたプログラム展開をしていく。 【長期的】 長期的なビジョンとして、障がい、ジェンダー、セクシュアリティ、国籍、人種、経済格差など多様な課題に対して運動やスポーツを活用して総合的にプロジェクトが展開され、インターセクショナリティ(交錯する不平等性)に配慮したプロジェクトと組織づくりができていることを目指す。また、障害、ジェンダー、セクシュアリティ、国籍、人種、経済格差に関わらず、子ども達が身体を動かし、遊びながら共生社会について学ぶプログラムを提供することで子どもの第三の居場所を創る。さらに、東アジアや東南アジアの課題に対しても、日本で確立したモデルを現地の社会規範、文化に合わせた形で変化させ、アジア諸国との協力プロジェクトを推進する。 |
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定期刊行物 |
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
独立行政法人国立青少年教育振興機構(子どもゆめ基金)
日本財団HEROs 日本財団 通常助成 Women Win ONSIDE Fund アニタ・ホワイト財団 azbil みつばち倶楽部 住友生命健康財団 ナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンド FCバルセロナ財団 野村ホールディングス株式会社 ハッピーライフケア株式会社 株式会社PR TIMES 株式会社モルテン |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
■任意団体「プライドハウス東京」コンソーシアムへの参画
2020年の設立以来、東京2020オリンピック・パラリンピック大会を契機に設立された「プライドハウス東京」コンソーシアムに参画。LGBTQ+に関する情報発信や性的指向や性自認、性別表現に関わらず誰もが安心して過ごせる「場」をつくる取り組みを行なっています。弊団体は、8つのチームのうちの「アスリート発信チーム」の企画・運営を中心団体として活動しています。これまでに、スポーツ組織へのLGBTQ+研修やパートナー企業との発信、スポーツとLGBTQ+のガイドブック(3冊)やアスリートからのメッセージ動画(4本)を作成、LGBTQ+ユースの体育現場での経験に関する調査などを行ってきました。東京2020大会期間中は、世界中のLGBTQ+アスリート19名のメッセージの展示を行うなど、 LGBTQ+とスポーツの接点で情報発信やコンテンツづくりを行なっています。 ■女子サッカーブリッジとの国際女性デー特別イベント 2020年、2021年と連続して3月8日の国際女性デーに海外に挑戦したいと思う若い女子サッカー選手を支援する「ブリッジ」と共催イベントを開催。スポーツ界におけるジェンダー平等について、国際的な動きを理解するとともに、サッカーを通じて女性が自立して自分らしく豊かな人生を歩むために必要な話題について参加者同士で議論をして、自身の考え方を広げ、深める時間を参加者に提供しました。 ■NPO法人ダイバーシティサッカー協会とのジェンダーに関する特別イベント NPO法人ダイバーシティサッカー協会と連携し、女性スポーツの現場が男性スポーツの現場と比較して多様性が包摂されている現場であることの認識をアスリートも交えて議論するイベントを実施した。 ■一般社団法人コーチトラストとの開発と平和のためのスポーツ国際デー特別イベント 運動やスポーツ指導者のグローバルスタンダードの指導方法論である「ゲームベースアプローチ(Game Based Approach)」の正しい普及を日本国内で展開する(一社)コーチトラストに協力いただき、社会課題解決のためにスポーツを活用することを記念し国連が定めた「開発と平和のためのスポーツ国際デー(International Day of Sport for Development and Peace: IDSDP)」に、オンラインイベントを開催しました。 ■おおくわこども食堂(石川県金沢市)とのオンライン・オフラインイベントの協働 石川県金沢市で地域の子ども達の居場所づくりを「子ども食堂」を通して実践するおおくわ子ども食堂とオンライン・オフラインイベントを開催。オンラインイベントでは、おおくわ子ども食堂の取り組みから「子ども食堂」の存在意義や課題、可能性について議論。地域と関東圏の子どもが置かれている状況の違いについて講義を提供していただきました。また、オフラインイベントでは、石川県金沢市で子ども食堂に通う子どもたちを主な対象に運動とランチを組み合わせたプログラムを実施。子どもだけではなく、子どもが運動プログラムに参加しているときに保護者の方にもゆったりとした時間を過ごしてもらうことを目的としました。 ■ハーバースポーツ(ニュージーランド・オークランド)とのオンラインイベントの協働 ニュージーランドのアジアコミュニティに対するスポーツを通じた支援を行うハーバースポーツと、オンラインで繋ぎ、国内で運動プログラムに参加する子どもたちとのスポーツを通じた国際交流の場を提供しました。 |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
■バルサ財団とのコラボレーション事業
2020年~2022年まで、バルセロナ財団とコラボレーション契約を締結し、障がいのある子ども・若者のソーシャルインクルージョンを目指した「ForAllCapabilitiesプロジェクト」をサポートし、指導者講習会、各種イベントサポートや、子ども若者向けの運動遊びプログラムを展開。また、バルサ財団の行うFutbolNet方法論の指導者養成講習会のサポート業務も行なっています。 ■公益財団法人ジョイセフとの国際協力事業 公益財団法人ジョイセフと連携し、ザンビアの若年女性を対象としたスポーツを通じたエンパワーメントプログラム(性と生殖に関する知識、性暴力に関する知識、性暴力に関する知識、リーダーシップ教育)のコンテンツ提供を行いました。 ■日本ラグビーフットボール協会(JRFU)普及育成部 国際協力部門のNPO連携事業への協力 セーフガーディングにおける国内外の動向をはじめ、今後の重要な取り組みについて、国内外の専門家と議論するウェビナーを開催しました。 ■日本障がい者サッカー連盟(JIFF)との連携 ダイバーシティ&インクルージョン及び「共生社会の推進に向けて、JIFFと2021年度より業務委託契約を締結し、年間を通じた連携を実施。具体的には、インクルーシブフットボールフェスタの企画・運営サポートや、JIFFインクルーシブ教育プログラムの開発・運営サポートなどを行なっています。 ■公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ) WEリーグが掲げる「多様性社会の実現」に向けて、所属する各クラブがシーズン中の試合のない日に実施するWE ACTION DAY及び、パートナー企業とともに開催するWE ACTION MEETINGの開催レポートの執筆(日・英)を担当(2021-2022シーズン)。2022-2023シーズンでは、マッチレポートやWE ACTION DAYなどの英訳を担っています。 ■ハッピーライフケア株式会社とのアライアンスパートナー事業 アライアンスパートナーのハッピーライフケア株式会社が運営する放課後等デイサービスの子どもたちと栃木県にあるナイジェリアハウスを訪問し、ナイジェリアからのアスリート留学生と交流事業を実施しました。 ■認定NPO法人サービスグラント/住友商事 認定NPO法人サービスグラントのプロボノ支援プロジェクトを受託。本プロジェクトを通じて、住友商事の「100SEED」の教育プロボノ支援を受け、営業資料を作成いただきました。また、住友商事がスポンサー契約を結ぶプロクライマーの原田海選手を「BreakTalks」のゲストにお招きし、「誰もが楽しめるボルダリング」をテーマにオンラインイベントを開催しました。 |
行政との協働(委託事業など)の実績 |
■日ASEANスポーツ協力事業
2021年、「スポーツにおけるジェンダー平等を促進するための日ASEANワークショップ(ASEAN-JAPAN Workshop on Promoting Gender Equality in Sports)」の企画・運営をサポートしました。スポーツ庁とASEAN事務局が主催、順天堂大学女子スポーツ研究センター(JCRWS)が実施団体となり開催されたワークショップです。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、ASEAN10カ国と日本が協力してスポーツにおけるジェンダー平等を目指して実施。ASEAN各国から総勢70人以上がオンライン上に一堂に会しました。4日間のワークショップを通して、次世代の女性リーダーの育成を図るとともに、女性のスポーツ参加を促進するための各国のアクションプランを策定しました。 2022年も引き続き、東南アジア10ヵ国を対象としたスポーツを通じたジェンダー平等事業をサポート。11月に開催された第8回IWG世界女性スポーツ会議(ニュージランド・オークランド)での本事業に関する発表や、タイで実施したポリシーメーカー及び若者向けの4日間のワークショップでの講師としての登壇や運営を専門団体としてサポートしました。 |
最新決算総額 |
1,000万円~5,000万円未満
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会計年度開始月 |
1月
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その他事業の有無 |
無
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 会費 |
0円
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寄付金 |
8,371,592円
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民間助成金 |
12,573,701円
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公的補助金 |
0円
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自主事業収入 |
15,958,069円
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委託事業収入 |
0円
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その他収入 |
114円
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当期収入合計 |
36,903,476円
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前期繰越金 |
8,504,263円
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 |
当期支出合計 |
24,604,051円
|
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内人件費 |
12,421,590円
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次期繰越金 |
20,803,688円
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産 |
23,426,574円
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固定資産 |
106,427円
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資産の部合計 |
23,533,001円
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<負債の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債 |
4,058,240円
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固定負債 |
0円
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負債の部合計 |
4,058,240円
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<正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 前期正味財産 |
8,504,263円
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当期正味財産増減額 |
12,299,425円
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当期正味財産合計 |
20,803,688円
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 受取会費 |
0円
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受取寄附金 |
8,371,592円
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受取民間助成金 |
12,573,701円
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受取公的補助金 |
0円
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自主事業収入 |
15,958,069円
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(うち介護事業収益) |
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委託事業収入 |
0円
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(うち公益受託収益) |
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その他収益 |
114円
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経常収益計 |
36,903,476円
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 事業費 |
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(うち人件費) |
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管理費 |
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(うち人件費) |
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経常費用計 |
24,604,051円
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当期経常増減額 |
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経常外収益計 |
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経常外費用計 |
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経理区分振替額 |
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当期正味財産増減額 |
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前期繰越正味財産額 |
8,504,263円
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次期繰越正味財産額 |
20,803,688円
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産合計 |
23,426,574円
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固定資産合計 |
106,427円
|
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資産合計 |
23,533,001円
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<負債及び正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債合計 |
4,058,240円
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固定負債合計 |
0円
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負債合計 |
4,058,240円
|
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正味財産合計 |
20,803,688円
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負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
社員総会
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会員種別/会費/数 |
正会員 4名
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加盟団体 |
なし
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
有給 | 常勤 |
3名
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3名
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非常勤 |
0名
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1名
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無給 | 常勤 |
0名
|
0名
|
非常勤 |
0名
|
0名
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常勤職員数 |
3名
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役員数・職員数合計 |
5名
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イベント時などの臨時ボランティア数 |
28名
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報告者氏名 |
井上 由惟子
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報告者役職 |
代表理事
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法人番号(法人マイナンバー) |
2040005020731
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認定有無 |
認定なし
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
その他
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
公益法人会計基準
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監査の実施 |
未実施
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監視・監督情報 |
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定款・会則 |
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最新役員名簿 |
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パンフレット |
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入会申込書 |
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退会申込書 |
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会員情報変更届 |
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研究費・助成金申請書 |
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その他事業に関する資料 |
決算・事業報告
決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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2019年度
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予算・事業計画
予算書類 | 事業計画書 |
2024年度(当年度)
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2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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