障がい者、福祉、地域・まちづくり、災害救援

多様な福祉サービスがそのご利用者の意向と尊重して、総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的とする。
＜目指す方向＞
１．最良の介護を実現する為に最良の支援と最良の環境を提供する。
２．部門・立場を超えて協調体制の構築を図る。
３．日々、自らの成長を目指し仲間の成長にも貢献する。
４．持続可能な介護サービスを提供する為の必要な収益の実現を図る。
５．地域から尊敬される存在となる。
６．福祉を通じて社会に貢献する。

特別養護老人ホームの基本サービス以外に在宅環境に近いスタンスでのサービスを無償で実施している。例えば、大工一筋の方、機織りをされていた方、農業をされていた方、漁師をされていた方など、ご利用者がされてきた仕事、趣味、生き甲斐についてリサーチし、「もう一度○○をしてみたい」とご意向のある方々に対し、希望を叶えて差し上げる取り組みに力を入れている。
大工で生計を立てておられた入居者は、脳梗塞により片麻痺だが、のこぎりを持つとプロの目の輝きを放ち、一寸のズレもなく見事に板を切り３ヶ月ほどかけて整理棚を制作して下さった。
また、機織りで生計を立てておられた入居者は、「目が見えにくい」とおっしゃりながらも、花のパッチワークを見事に制作して下さった。
「病気があるから出来ない」とか「認知症だから怪我をする」など、負の要因ばかりに目を向けるのではなく、その方にとってどんな生活が最も幸せなのか、と言う事に着目する事で真実が浮かび上がってくると実感している。入居者は勿論、何よりご家族から「施設に入ってこんな事が出来るなんて」と大変喜んで下さっている。これからも入居者の皆様が、日々健康的に笑顔の多い毎日を過ごして頂けるように取り組んでいく。

定期発行物名：恵光園便り
頻度：３ヶ月ごと（年４回）
発行部数：９０部（ご家族、役員、市役所、近隣小学校、近隣保育園）
特別養護老人ホーム恵光園は、従来型とユニット型の併設であり、従来型は１部署、ユニット型は３部署からなる組織構成となっている。定期発行する恵光園便りはそれぞれの部署で作成し、３ヶ月間の行事内容や部署での取り組み内容、トピックス、感染症情報などを記事に掲載し発行している。
又、ご利用者一人ひとりの近況報告を作成し、恵光園便りに同封しご家族へ発送している。特に県外に在住されているご家族の方々からは、「なかなか帰省出来ないが、お便りを見させて頂き親の元気な姿を見る事が出来て安心しました」「うちの親が笑っている写真を見て感激しました」など、喜びの声も多く聞かれている。

実績なし

実績なし

4月

生活相談員

認定なし

 

 

実施済み