一般社団法人ぴおねろの森

基礎情報

団体ID

1247968710

法人の種類

一般社団法人

団体名(法人名称)

ぴおねろの森

団体名ふりがな

ぴおねろのもり

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

現在、不登校の子ども達は約30万人と言われ、過去最多を記録する中、不登校の子ども達の人権、教育環境は、未だに十分保障されているとは言えません。全国的にみても居場所自体の数が少ないことや、経済支援がない為、通う事すらできない子も存在します。また、不登校を支援する法律や条例ができ、不登校の子どもの権利を保障する社会へと前進しつつありながらも、現場への浸透には時間がかかり、『子どもは学校に行くのが当たり前』という風潮が、さらに子どもや親を追い詰め、自己を否定し、閉じこもり、孤立しています。警察庁の統計によると、年間500人近い子どもが自死を選び、特に夏休みが明ける時期が一年の中で自死率が最も高く、自死をする前の1番多い発信は「学校に行きたくない」だった事が分析されています。このような現状を踏まえ、この国は、受け皿づくりに乗り出していますが、親への早期の情報提供や支援も行き届かず、誰にも相談できないまま孤立し、周囲の大人の混乱や無理解は、それに比例するように、子どもの状態の悪化を招き、現在、全不登校児童生徒の約4割が、どこにも支援に繋がっていないと言われ、孤立支援は急務の課題です。さらに、個や場への経済支援がないことで、安定的、かつ持続可能な居場所運営は困難を極めています。教育費を投入することで、社会的自立を目指した、十分な教育の機会を確保することはもちろんですが、自信を無くした子ども達に、まず安心と信頼を提供し、回復や成長を継続的に見守る人材の確保は最も重要な要素であり、そこで働く人を支えなければ、子どもの居場所すら守ることはできません。今、日本の教育自体が行き詰まりを見せる中で、不登校の子ども達の声にもっと丁寧に耳を傾け、これからの日本の教育に役立てること、そして、この国に多様な教育の選択肢を増やし、すべての子ども達に居場所がある社会が求められています。

このような現状を踏まえ、当団体は、1)生きているだけで祝福される居場所、2)すべての子どもが安心して通える居場所、3)自由と自治を学ぶ居場所の3つを理念としています。その理念のもとに、私たちの居場所だけでなく、在籍校と家庭が子ども真ん中で対話できる社会的役割を目指しています。そのために、私たちは、以下のような事業、活動をしています。

「すべての子どもに居場所があるまち」を目指し、まず給食費程度の値段で通えるように、代表の個人宅を開放し、ほぼボランティアで運営することで、すべての子どもの等しく教育を受ける権利を保障すべく、尽力してまいりました。そして、学校が苦しい子ども達が、安心して心を休め、人との繋がりを実感し、孤立感の軽減を最優先に取り組んできました。また、遊びや生活、様々な体験活動を通して、心を満たし、生きる喜びや希望を見い出せるように、さらに地域のまちの先生による「好きの伴走支援」も行い、不登校の子ども達の教育の機会確保にも力を入れてきました。

親に対しては、不安に寄り添い、親の会や勉強会を開催、電話相談の他、登録に至らない親に対しても伴走支援を行い、孤立を防ぐ取り組みも実施しています。現在、先駆的な取り組みとして、在籍児童生徒の安否をリアルタイムに確認できる「安否確認共有システム」の導入を対象地域で進めており、学校とフリースクールが連携し、チームで子どもの安全・回復・成長を見守る仕組みづくりを推進しています。

代表者役職

代表理事

代表者氏名

大河原 亜矢子

代表者氏名ふりがな

おおかわら あやこ

代表者兼職

一般社団法人 ぴおねろの森

主たる事業所の所在地

郵便番号

270-1331

都道府県

千葉県

市区町村

印西市

市区町村ふりがな

いんざいし

詳細住所

牧の原5-9-21

詳細住所ふりがな

まきのはら

お問い合わせ用メールアドレス

pioneronomori@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

090-4133-8002

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

16時00分~20時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

270-1331

都道府県

千葉県

市区町村

印西市

市区町村ふりがな

いんざいし

詳細住所

牧の原5-9-21

詳細住所ふりがな

まきのはら

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2020年1月31日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2023年9月1日

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

千葉県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

6名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

子ども

 

青少年、障がい者、福祉、教育・学習支援、地域・まちづくり

設立以来の主な活動実績

●設立の経緯
今から6年前、我が子の突然の不登校に動揺し、孤立感と将来への不安でどうしたらいいのかわからなくなりました。「子どもは学校に行くのが当たり前」という社会の風潮が、さらに、子ども達を追いつめ、自分を否定し、家に閉じこもるようになりました。この状況を何とかしたいと動く中で、同じように苦しむ子どもや親が、この国にはたくさんいることを知り、多様な命を尊重し、その権利を守り、自己を肯定できる居場所を創りたいと、そして、いつか多様な学び方を子どもが自ら選択でき、認め合える社会にしていきたいという思いから、立ち上げました。

​​●代表者の略歴
看護師、障がい者雇用施設勤務経験あり。我が子の不登校をきっかけに、2020年フリースクール全国ネットワークが開催している「フリースクールスタッフ養成講座」受講し、同年居場所を立ち上げる。

●活動実績
・安心できる居場所と温かいごはん
当団体は5年間、「安心できる居場所と温かいごはん」を提供することで、人との繋がりを実感し、孤立感の軽減を最優先に取り組んできました。また自信を無くした子ども達に、まず安心と信頼を提供し、回復や成長の一役を担ってきました。現在、利用対象者は、小学1年生~18歳に及び、印西市だけでなく、八千代市、佐倉市、白井市、我孫子市、船橋市、松戸市、取手市から通っていただいています。子どもの登録者数は68名、1日の平均通所人数は、30~40名です。

・好奇心が入口の学び
子どもの「やってみたい!」から広がる学びを実践する為に、様々な体験活動の機会確保に努め、好きの伴走支援をする、まちの先生の確保をはじめ、地域の社会資源を生かした教育力にも期待してきました。また、自由と自治にも力を入れ、様々な課題に対し、対話的に物事を解決していく力、民主主義教育の実践にも取り組んでいます。具体的には、週に一回ぴおねろ会議を開き、困り事やみんなでやってみたいことについて話し合いの場を設け、違いの中から解決策を導き出したり、仲間と協働し、実践に至るまでの全プロセスを学びと捉え、非認知能力の向上にも力を入れてきました。そして、年間約12回の子ども達の「やってみたい!」が開催されています。

・まず親を支える
私たちは、まず親の不安に寄り添い、早期の情報提供はもちろん、密な情報共有に努め、個別の伴走支援を実施してきました。また毎月、親の会を開催し、親同士の交流の場づくりにも取り組み、さらには、登録に至らない親に対しても、孤立しないようフォローを行ってきました。

・チームで見守る最新DXインフラ
現在、QRコードでの入室管理や会計のDX化を進め、業務のスリム化を進めるとともに、子どもや親御さんの情報を運営スタッフが共有し、関わりの質の担保、向上に努めています。また、学校との安否情報の共有で子どもの安全、回復や成長をチームで見守る仕組みづくりを推進、現在、市内、市外含む、18校が導入し、連携が進んでいます。

団体の目的
(定款に記載された目的)

学校以外での学びの場を必要とする子ども達に、安心して心を休め、かつ、これからを生きていくための力を育む学びの場を提供することを目的とします。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

【団体の概要】
■利用対象者:小学1年生~18歳 
■登録者数:68名
■平均通所数:30~40名    
■出席認定数:25名
■居住エリア:印西市、八千代市、佐倉市、白井市、我孫子市、船橋市、松戸市、取手市…
■活動日:月・火・金(10:30~15:00)
■活動場所:代表理事の個人宅
■利用料金:一人800円/日(*昼食代込み・別途基本料:月800円)
■運営スタッフ:6名(+ボランティア7名)
 資格者:元教員(教員免許有)・看護師・食品衛生責任者・アドラー心理学講師・適応指導教室指導員
■まちの先生(自分の好きを教えて下さる地域のボランティア)
 IT・アートクラフト・音楽・料理・自然体験・語学・環境問題・性教育・学習支援…等
■過ごし方
カリキュラムはなく、自由に過ごします。様々な企画もありますが、自分の興味があるものに参加

【事業の概要】
①フリースクール運営事業
・居場所の提供:上記参照
・昼食の提供:毎回手作りのごはんを提供
・体験活動の実施:子どももの「やってみたい!」を中心に、まちの先生にもお越し頂き、様々な体験活動の機会を提供
・学習支援:週に一回、教員免許を持った方にお越し頂き、学習の伴走支援を実施。

②親支援
・親の会開催:月に一回、保護者と語り合う場、保護者同士の交流の場を提供
・電話相談:会員に関係なく、学校が苦しい子をもつ親の相談業務を実施

③その他
・在籍校との連携:活動の様子等の意見交換、出席状況の伝達、安否確認共有システムの推進
・行政関係者との連携:懇談会や定例会への参加、意見表明
・新たな居場所立ち上げの伴走支援

現在特に力を入れていること

●大移転計画「シン・ぴおねろの森プロジェクト」
不登校増加に比例し、受け入れ人数も増え、当団体の登録者は70人に迫る中、個人宅での運営は限界にきており、新しい居場所を必要としています。現在、移転先の土地は見つかったものの、インフラ整備が必要な土地である他、市街化調整区域で建物が建てられない為、車両であるトレーラーハウスを設置し、課題解決を図りたいと考えています。すべての子ども達が安心して通える居場所になるように、また学校外で学ぶ子ども達の十分な教育の機会を確保するために、移転は不可欠であり、その資金集めに尽力しています。

今後の活動の方向性・ビジョン

当団体の目標は、「すべての子どもに居場所があるまちにすること」です。この大移転計画「シン・ぴおねろの森プロジェクト」の実現により、より多くの子ども達が安心して通える居場所になり、かつ、経済的事情に関係なく、すべての子どもに質の高い教育が保障される社会に近づくものと確信しています。

事業実施による目標と達成したいことは、以下の通りです。

①安心して過ごせる、学べる
現在の拠点から、わずか2kmという安心感の中で、環境の変化を最小限に抑えつつ、かつ静かで広々とした場所に移転することで、まず、子どもの安全・安心の欲求を満たされ、自己を肯定できることを目指します。

②自然を教材にする
目の前に広がる森の自然からの恩恵を全身で受け、好奇心を入口にした学びの実践をします。日本の四季、そこの宿る生き物、食べ物などに触れ、よりオーガニックな学びの機会を育みます。

③地域に愛されて育つ
より地域に開かれた場への移転は、より多くの地域の方々との交流を可能にします。人と繋がる喜びを実感し、地域に愛されて育つ環境の確保を目指すとともに、地域の社会資源を最大限生かした教育力を子ども達に生かせる循環を生み出します。

④理念に共感した人財登用
移転プロジェクトを通じて、様々な人とご縁をいただき、理念に共感した仲間を探します。申請事業終了後、良い仲間が増えていることを狙います。

⑤フリースクール事業を立ち上げたい人の支援
私たち、ぴおねろの森だけでは、居場所(フリースクール)は足りません。設立希望者の立ち上げ支援を行うことで、多様な居場所の拡充を図り、どこにも支援に繋がっていない子や親がゼロになることを目指します。また併せて、私たちのDXインフラの運営ノウハウを共有することで、居場所の質の担保、向上に役立てます。

⑥地域コミュニティの再生
移転先の過疎、高齢化問題を踏まえ、多世代が集う場を創出し、地域コミュニティの再生を実現します。

定期刊行物

団体の備考

大人がつくった社会で子ども達が苦しんでいます。多様な教育の選択肢をこの国に・・・

●当団体の問い合わせも含めた子ども達の言動や状態をまとめたもの(過去4年分)
死にたい・生きていても楽しくない・こんな子どもでごめんなさい・自分が嫌い・自分はゴミだ、社会のゴミだ・頭痛・腹痛・食べれない・眠れない・起きられない・人が怖い・外が怖い・自傷行為・暴言・暴力・うつ傾向で安定剤を内服・カリキュラムが苦手・好きなことをやりたい・競争したくない・友達が怒られているのを見るのが辛い・先生の怒鳴り声が辛い・音・大人数がつらい・自由になりたい・普通になりたい・わからない…

●当団体に通った子ども達の変化を表したもの(過去4年分)
食べられる・眠れる・お風呂に入る・髪を切る・母子分離ができる・人と目を合わせられる、話せる・暴言、暴力が減る・笑顔が増える・外に出れるようになる・やってみたいに溢れる・暇だ~と言う・将来の夢を語り出す・誰かの役に立ちたい…

これらの子どものSOSを、私たちは真正面から受け止め、「生きているだけで祝福される居場所」を築いてきました。この事業によって「生きていることがワクワクする居場所」を創りたいです。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

●2020年度
公益財団法人「まっことありがとう基金」10万円/年【居場所運営事業】→主に、昼食の提供、体験活動に利用、人との繋がりを実感し、孤立感の軽減に努め、自然体験やスポーツ活動、社会活動等を実施し、教育の機会確保に努める。

●2021年度
公益信託「印西市まちづくりファンドスタートアップコース」10万円/年【教育体験活動事業】→年間の主となる体験活動に利用、自然体験や科学体験、芸術文化体験等、様々な体験活動を行い、生きる喜びを実感し、回復を促進するとともに、教育の機会確保に努める。

●2022年度
千葉県社会福祉協議会「子どもの居場所づくり応援事業」10万円/年【ぴおごはんプロジェクト】→食材購入費に利用、安定的で充実した昼食の提供が可能になり、ぴおランチを楽しみにする子どもが増加、食卓を囲むことにより、人との繋がりを実感し、回復に一役を担う。

●2023年度
千葉県社会福祉協議会「子どもの居場所づくり応援事業」10万円/年【ぴおごはんプロジェクト】→食費購入費に利用、前年度に引き続き、安定的で充実した昼食の提供により、子どもの回復に貢献した他、食に興味を持ち、調理に携わる子どもが増加、生活力の向上に役立つ。

●2024年度
公益信託「印西市まちづくりファンドパワーアップコース」50万円/年【食を通して生きるチカラを育む!】→安定的な昼食の提供で、人との繋がりを実感できる機会確保に力を入れている他、現在、畑にジャガイモを植え、自分達で作物を育てる喜びを味わい、食べ物の成り立ちを学んでいる。

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

●小林住みよいまちづくり会→収穫狩り体験、森の散策、ツリーハウス探検等
●フードバンク印西→食材の提供
●いんざい子ども劇場→過去、米作り体験事業(2年間)
●ギフト不登校親の会@印西→連携し、孤立しないように互いに紹介を
●アトリエわお!→様々なアートクラフトの体験を
●INZAIみんなの防災プロジェクト→当団体の防災マニュアル構築に向けて、協働で進めています。
●ココハレまつり実行委員会→以下のお祭りに参加
●千葉ニュータウン夏祭り御神輿保存会→以下のお祭りに参加
・2021年度:いんざいあおぞら子どもまつり出店
・2022年度:いんざいココハレまつり出店
・2023年度:いんざいココハレまつり出店
・2023年度:いんざい産業まつり出店
・2024年度:いんざいココハレまつり準備中

●まちの先生
専門性に特化し、自分の好きを教えて下さる地域の方々にお越しいただき、様々な分野の体験活動の機会確保に努めています。

企業・団体との協働・共同研究の実績

●企業との協働実績はありません。

行政との協働(委託事業など)の実績

●千葉県フリースクール等ネットワーク・議員連盟・千葉県教育委員会・県内市教委・スクールソーシャルワーカー等、不登校関連の行政担当等が2か月に一回集まり、不登校に関する様々な課題の共有や支援のあり方を考える「千葉県懇談会」を定期的に開催しています。

●学校とフリースクールの新しい連携のカタチとして、在籍児童生徒の安否をリアルタイムに確認できる「安否確認共有システム」の導入を対象地域で進めており、学校とフリースクールがチームで子どもの安全・回復・成長を見守る仕組みづくりにも力を入れています。