当法人の設立の経緯は、現在の会主が、寺院の住職として自分を可愛がってくれた檀家の年寄りが老いて寂しく亡くなっていくことに対して、人生の終末期をもっと人間の尊厳を尊重することが何か出来ないかと思っていたところ、当時福崎町の議会議員として、福祉施設の視察に行った時に、特別養護老人ホームのこと知り、昭和５８年に社会福祉法人の認可を受け、翌昭和５９年に特別養護老人ホームサルビア荘を創設した。その後地域、時代の要請もあり、現在特別養護老人ホーム第二サルビア荘、障害者支援施設ナーシングピア加西と健康塾の４つの施設を運営している。高齢者福祉と障害者福祉で地域福祉への貢献を目指している。現理事長は、会主の長男であり、大学院卒業後副住職、現在は住職として寺院の運営に携わる一方で、円融会全体の運営と障害者支援施設ナーシングピア加西の施設長として、福祉事業の推進に努めている。平成29年4月に関東初の施設を野田市船形に特別養護老人ホーム船形サルビア荘を開所いたしました。令和２年４月１日現在の特養の同敷地内に併設事業所として、ナーシングピア船形・相談支援事業所さるびあを開所。

第一種社会福祉事業
・特別養護老人ホームの経営
・ケアハウスの経営
・障害者支援施設の経営
第二種社会福祉事業
・老人デイサービス事業の経営
・老人短期入所事業の経営
・老人介護支援センター事業の経営
・老人居宅介護等事業の経営
・障害福祉サービス事業の経営
・認知症対応型老人共同生活援助事業の経営
居宅介護支援の事業

29年度の介護報酬の改正の影響により、運営が厳しい状況にあるが、法人の将来５・10年先を見据え29年4月1日に千葉県野田市に特別養護老人ホーム船形サルビア荘を開所。
ただ、介護業界が恒久的に問題提示されている職員不足が各施設で発生していることで、運営自体に影響が表れてきている。
今後、この状況を鑑み29年11月に法改正され介護実習生の受け入れが可能となった事を受け、その内容を精査したうえで慎重にかつ積極的な動きをする必要があると考えている。
そういった中においても、利用者様に満足していただけること、また法人の理念である「共に暮らす」を念頭においての施設運営を心掛けていきたい。
介護職の高年齢化や不足が予測される中、外国人技能実習生の育成から、特定技能へ在留資格変更し、人材不足の解消になるよう、教育の充実をしていく。

なし

無

兵庫県老人福祉事業協会