東京で生まれ育ったものにとっては、東京が「ふるさと」である。かっての東京は広大な干潟を有する江戸前の海に面しており、人々はそこに生育する魚貝藻類に生活の糧を求め、子どもたちは親の手伝いをし、浜辺で生き物たちと遊び、そして泳いでいた。我々が子どもだった頃のように、子どもたちが浜辺で生き物たちと遊び、泳げるようなものであってほしい。生活していく中で、自然から自立心を学び、真の心の豊かさ、すなわち弱いものを助け守る力と、それを慈しむ心が形成されていくのではないだろうか。したがって保全と開発の中で何を「温存」し「再生」していくかが大切となっている。
　ふるさと東京を考える実行委員会は、平成１３年に設立され、「大人たちの意識の再生と結束」のネットワークの創造をめざし、「ふるさと東京を考える環境フォーラム（平成１３年１０月）」、「東京湾ＮＰＯ・市民ネットワークフォーラム（平成１５年４月）」の開催してきた。2008年、それまでの研究成果等を踏まえ「東京湾海水浴場復活プロジェクト」を発表、2009年、海水浴場復活シンポジウムの開催、東京都港湾局との「葛西海浜公園西なぎさ水質浄化実験」の開始、2010年から葛西海浜公園西なぎさにおいて、「里海まつり」等のイベントを行ってきており、2013年に、葛西海浜公園西なぎさにおいて、東京都区内で約50年ぶりに、念願の海水浴場を復活させた。これを受けて東京都は「長期ビジョン」の中で２０１６年から葛西海浜公園で海水浴を実施することを明文化した。

・幅広い市民参加による「東京湾をきれいにする」のムーブメントの創出
・マリンガーデニングによる東京湾等の浄化活動
・東京湾海水浴場復活プロジェクトの推進
・海をきれいにするための新技術の創出と活動
・活動推進者の育成

幅広い市民参加による新しいムーブメントの創出
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活動推進者の育成と教育機関の連携
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研究、教育機関の創設（環境再生のための総合大学）
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新技術の創出と活用
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新産業の創出と経済活性化
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一次産業の復興
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水辺を活かした新たな都市環境づくり
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高エネルギー社会から低エネルギー社会への移行
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新しいライフスタイルの創造
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地球市民

無

ＣＮＡＣ（海に学ぶ体験活動協議会）

1名

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