平成９年当時、養護学校高等部を卒業した重度障害者の方の行き場が少ないということで、ＰＴＡの人や教師、地域の人が一体となって、西大寺地域に通所できる施設を作りたいという願いの元、４年かかってやっと開設することができました。現在の代表者である京林理事長も自分の子供さんが障害を持たれています。自分の子供が入れなくてもみなさんのためにと日々奮闘してくださって今のすだちの家ができたという経緯があります。理事長は早くから障害者の親の団体である育成会の活動をされていて、福祉分野では大きな功績のある方です。平成１３年開設当時は授産施設でしたが、現在は就労継続支援Ｂ型事業所（４０名定員）として運営しています。おもに知的障害の方が通所され、働くことを通して自立につなげていく施設です。

現在、４０名定員の就労継続支援Ｂ型事業所（すだちの家）として運営しています。
すだちの家では利用者と職員が４つの班に分かれて、ほぼ毎日作業をしています。
パンやクッキー作り、軽作業（箱折りやはがき作り）、農業（野菜や米作り）、委託作業（請負作業で草取り）などを知的障害者の方を支援しながら、日々取り組んでいます。作業だけでなく、自治会やクラブ活動、希望者による余暇を中心とした教室活動、また、いろいろな行事などを工夫し、楽しみのある生活をしていただこうと取り組んでいます。施設内ばかりでなく、外へ作業に出たり、パンの販売に行ったりと車を使用しての活動も多くなっています。

　共同生活援助事業所の増設。可能であれば、親子が一緒に暮らせるような事業所が作ることが出来ればと考えております。本人だけでなく家族の方にとっても切なる希望となっています。
　日中活動のほうでは一人一人が主役として取り組める仕事を提供し、作業を通じ働くことの楽しさを体感できるよう支援を継続し、また文化活動にも取り組み社会性を養いここの人間力を高めていきたい。

実績なし

無