昭和23年　視覚障害者の全国組織、日本盲人会連合を結成
昭和25年　点字版「愛盲時報」発行開始（昭和47年まで）
昭和39年　本部事務局大阪から東京に移転
昭和41年　社会福祉法人認可
　　　　　　　点字出版事業、更生相談事業、盲人用具斡旋販売事業開始
昭和42年　加盟団体への連絡、助成事業開始
昭和46年　日本盲人福祉センターが新宿区諏訪町に竣工落成
　　　　　　　点字図書館開設
昭和47年　朗読・点訳奉仕者養成講習事業開始
　　　　　　　月刊点字情報誌「点字日本」発行開始
昭和48年　録音製作事業開始
　　　　　　　厚生省委託「点字厚生」発行開始
　　　　　　　朗読・点訳奉仕者養成講習修了者に対する事後指導開始
昭和51年　厚生省委託「録音厚生」発行開始
昭和52年　カセット録音テープ図書、テープライブラリ制作事業開始
昭和59年　月刊録音版情報誌「日盲連アワー」発行開始
平成 1年　東京都委託「ガイドセンター運営事業」開始
平成 3年　パソコン通信　日刊「点字ＪＢニュース」事業開始
平成 6年　厚労省委託：海外情報点字誌「ワールドナウ」発行開始
平成10年　結成50周年記念式典挙行（天皇皇后両陛下ご臨席）
平成11年　厚労省委託：電話で聞ける「音声による新聞情報提供システム」事業開始
平成16年　点訳・朗読奉仕員指導者養成講習事業開始
平成20年　日本盲人福祉センターが現在地に竣工落成（新宿区西早稲田）
　　　　　　　視覚障害者移動支援事業従事者資質向上研修開始
平成21年　ルイ・ブライユ生誕200年・石川倉次生誕150年記念点字ビッグイベント開催

【運動団体としての活動】

日本盲人会連合は、視覚障害者自身の手で、「社会参加と平等」、「万人のための社会」を実現しようと組織された視覚障害者の運動団体です。昭和23年に都道府県・指定都市の視覚障害者団体の連合体として結成され、国や地方自治体に対して視覚障害者政策（人権・福祉・教育・職業・環境問題等）に視覚障害者のニーズが反映されるように、陳情や要求を行う一方、障害者福祉関係施策に関する研究会、検討会等のメンバーとして必要な意見、提言を行う等の運動を続けています。

運動団体として以上の活動の他、並行して次のような事業を展開しています。
（１）盲人団体に対する連絡、指導、助成
（２）情報宣伝活動
　傘下団体との日々の連絡の他、月刊の情報誌「点字日本」（点字版）、「日盲連アワー」（録音版）、「愛盲時報」（墨字版）を発行しています。
（３）海外関係諸団体等との交流、情報交換
（４）職域拡大、あん摩・鍼・灸等の生業安定に関する調査、研究
（５）盲人福祉に関する調査、研究
（６）全国盲人福祉大会等の開催
　毎年１回開催。全国から約2,000人の視覚障害者が参集し、当面する課題等について研究、討議を行います。また全国盲青年研修大会、全国盲人音楽家福祉大会等も毎年開き、ノーマライゼーションの理念のもと、あらゆる分野でのバリアフリー化を目指して活動しています。
（７）文化、スポーツの振興
　「将棋大会」「文芸大会」「フロアバレーボール大会」「グランドソフトボール大会」「柔道大会」「卓球大会」「ボウリング大会」の開催や後援等、豊かな社会生活の推進に努めています。

【福祉センターとしての活動】

日本盲人会連合は、昭和41年に社会福祉法人の認可を受け、現在地において、次のような活動を展開しています。

（１）点字図書館の設置運営
（２）点字出版所の設置運営
（３）録音製作所の設置運営
（４）用具購買所の設置運営
　　　（視覚障害者用補装具、日常生活用具の展示、販売斡旋）
（５）更生相談所の設置運営
（６）ガイドセンター事業
（７）点訳・音訳指導者養成講習
（８）点字ニュース即時提供事業
　　　（点字ＪＢニュース、電話ナビゲーションサービス他）
（９）各種定期刊行物の制作、配布
　　　（点字厚生、録音厚生、厚生労働白書及び障害者白書の録音版、ワールドナウ等）

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