特定非営利活動法人特定非営利活動法人いちゃゆん会

基礎情報

団体ID

1321864017

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

特定非営利活動法人いちゃゆん会

団体名ふりがな

とくていひえいりかつどうほうじんいちゃゆんかい

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

代表者役職

理事長

代表者氏名

玉城 忍

代表者氏名ふりがな

たましろ しのぶ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

905-0502

都道府県

沖縄県

市区町村

国頭郡伊江村

市区町村ふりがな

くにがみぐんいえそん

詳細住所

東江前556番地

詳細住所ふりがな

ひがしえまえ

お問い合わせ用メールアドレス

ichayunkai@yahoo.co.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0980-49-3686

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

0980-49-3686

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2011年3月28日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2011年3月28日

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

沖縄県

最新決算総額

500万円~1,000万円未満

役員数・職員数合計

20名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、障がい者、福祉、保健・医療、教育・学習支援、人権・平和、就労支援・労働問題

設立以来の主な活動実績

平成20年
1月・伊江村の福祉を考える会として「いちゃゆん会」を設立
4月・東京のメンバー[高齢者施設職員・LADD] との交流勉強会
8月・第1回「人と出会う」福祉セミナー 共催 [インクルーシヴを展望する研究会]
11月・CIL イルカ(宜野湾市)・LADD] との交流勉強会
12月・学習会「ハーモニー(名護市)の実践について」 安村勤
平成21年
1月 ・「障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会」シンポジウム参加(宜野湾) 
1月・琉球大学高畑ゼミ 福祉新聞三宅副編集長との交流学習会
3月・「行政への住民参加」学習会 幸地東現沖縄県病院事業局県立病院課長
8月・第2回「人と出会う」福祉セミナー(8/1 ~8/4)実施
平成22年
2月・日本障害フォーラム(JDF)離島調査協力
2月・「障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会」大会参加
5月・北部心身障害児親の会代表者との交流勉強会
6月・作業所視察(のびる福祉作業所・南風原町共同作業所はんどinはんど )
7月・「障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会」署名活動参加
7月18日・特定非営利活動法人設立総会実施
平成23年
3月28日・特定非営利活動法人いちゃゆん会法人認可
10月14日・就労継続支援B型事業所 福祉サービス事業所ちむぐくる開所
平成27年
4月1日・ 特定相談支援事業所 福祉サービス事業所ちむぐくる開所

 沖縄県の離島がゆえに、障害を抱えてしまい、福祉サービスを受ける為に島外へ出る場合がある。それによって、沖縄本島と島で家族がバラバラに生活することもある。その悩みは当事者やその家族間だけで共有する風土があり、それ以外の人はその現実を知ることが無かった。平成20年の福祉セミナーをきっかけに、2か月に一度の勉強会を持つようになり、沖縄本島との福祉サービスの格差をどうにかしたいという当事者やその家族や支援者の思いが、平成22年法人化への行動になり、平成23年3月法人認可。平成23年10月から就労継続支援事業(利用者10名)、平成27年4月より相談支援事業(利用者24名)を現在行っています。

団体の目的
(定款に記載された目的)

生まれ育った地域で家族と共に生活し、親しい地域の人たちと助け合いながら生きていくことは、人間としての自然な姿であり、多くの人たちの願いでもあります。
その実現の為にも、離島である我が伊江村においては、障がいを持つ人たちや家族の社会的ニーズとそれに対する資本整備が必要不可欠となっています。
障がいをもつ人(児)が十分な医療や福祉・教育サービスを受け、社会参加が行える環境整備を図るべく、障害者自立支援法に基づく障害福祉サービス事業などを行うことによって、村外との地域間サービスの格差をなくすことを目指します。
また、障がいの有無に関わらず、共に意見や考えを尊重し認め合えるインクルーシヴな地域の構築を目指し活動していくことを目標とします。
これらの私たち組織の活動動機は、経済的利益を最優先としたものではなく、目指す目標の実現の為に活動を行う為、特定非営利活動法人いちゃゆん会を設立するものである。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

〇福祉サービス事業所ちむぐくる(就労継続支援B型事業)
 以前は、島内に地域生活支援センターしかなく、しかも利用するのに制限があった。だれでも利用でき、障害があっても働き、やりがいができ、お金を手に入れることができる事業所をめざし、福祉サービス事業所ちむぐくるを設立した。
身体、精神、知的の三障がい者一緒に和気あいあいとおしゃべりしながら楽しく仕事ができる環境作りを心がけています。
一般企業への就労困難な障がい者に就労の機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などを行っています。

(活動内容)
菓子製造
・落花生を使ったお菓子や沖縄のお菓子のサーターアンダギーを作り、島内の土産店に納品している。地産地消を心がけ、落花生は植えつけから収穫まで行っている。パッケージにもこだわり、牛乳パックを回収し、紙漉きし、印刷まで事業所で行う。
サーターアンダギーは、伊江島産の小麦と黒糖を利用している。

農作業
落花生、バニラビーンズを栽培

請負作業
・沿道プランター管理業務
村より委託を受け、プランターの花の苗植えや草引き等の管理業務を行っている。

・芋の皮むき作業
島内の事業所より、お土産用のお菓子に使われる紅芋の皮むき及びカットを行っている。簡単作業で室内でもできるため誰でも作業することができる。

小物作り
沖縄に自生する「アダン」という植物の葉を利用し、昔ながらの玩具(ゆびハブなど)作り。伝統を継承したいという思いで、島内の高齢者から習った。
そのほか、ガラスビーズを使ったブレスレットやストラップ作り。


〇福祉サービス事業所ちむぐくる(相談支援事業) 
サービス等利用計画についての相談及び作成などの支援が必要と認められる場合に、障害者(児)の自立した生活を支え、障害者(児)の抱える課題の解決や適切なサービス利用に向けて一緒に考える。
以前は、島内に相談支援事業所が無かったため、相談するにも沖縄本島へ連絡しなければならず、すぐに対応してもらえない場合もあった。現在は、サービスの利用計画の為の相談以外の相談にも迅速に対応することができ、当事者やその家族の不安を軽減できる環境になった。

現在特に力を入れていること

 障害があっても販売するものが作れ、収入を得ることができるや地域に貢献できるということを利用者や地域の方に思ってもらえるようにしています。納品のさいには利用者と一緒に行き、販売員の方とのやりとり、商品の売れ具合を見るなど行う等。
それと、三障害一緒に活動を行っているため、障害者間での考え方の違いなどがあり、意見が食い違うことがありますが、指導員からの支援や相談、一緒に活動を通して、他障害の理解を深めてもらい、楽しく作業ができる環境作りも大事にしています。

 商品作りに関しては、地産地消を目指し、農産物の生産やパッケージ、デザインも自主制作を行っています。また、伝統継承ということで、自生する植物を利用した地域にある昔ながらの玩具や生活用具を高齢者から習い、商品開発を行っています。

 そのほか、この地域は障害者とかかわりがないため、障害者を知らないがために「怖い」等のマイナスイメージが持つ方が多い。地域との係わりを持てるようなイベントへの参加や環境作りを行ったり、「福祉サービス事業所ちむぐくる」はどの様は活動をしているのか、多くの方に知ってもらうことも重要な活動だと思っているので、定期的に各世帯にチラシを配布し、活度内容をお知らせしています。

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

 沖縄本島の福祉サービス格差をなくすため活動を行います。
 現在村内では、地域活動支援センターや就労支援事業所、ホームヘルプ等しかなく、本人やその家族での負担を抱えています。特に、親の高齢化で子の面倒を見ることができず、沖縄本島の親類等でお世話をすることがあるなど、親亡き後を心配する声が多く聞こえます。
今後は、グループホームや一時的に預かることができる施設の開設を目指していきたいと思います。
また、定期刊行誌やFMラジオの番組制作に携わり、事業所の紹介や福祉に関する情報を提供し、地域住民への障害者の理解を深めてもらえるような活動も行っていきます。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

起業支援型地域雇用創造事業(伊江村)
平成24年度 1,226,000円
平成25年度 2,779,200円

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

平成20年より、「人と出会う」福祉セミナーとして、インクルーシヴを展望する研究会と共同で、村内で毎年開催している。毎回テーマを設定し、フィールドワークや議論し発表を行う。平成26年のテーマは「佐村河内問題報道を読み解き、インクルーシブ社会を展望するヒントを掴む」、チビチリ洞の悲劇から「沖縄戦 集団自決を考える」。沖縄本島や東京など本土から約20名参加。講演会も開催し地域の方々にも参加を呼び掛けています。

企業・団体との協働・共同研究の実績

島内の農産物加工所より委託を受け、お土産用のお菓子に使われる紅芋の皮むき及びカットを行っている。

行政との協働(委託事業など)の実績

伊江村から委託を受け、沿道に設置したプランターの管理を行っています。植栽や水かけ等。
また、伊江村自立支援協議会に相談支援事業所とし参加。2か月毎の部会にて相談支援の経過や困難な事例検討などを行っている。