当法人は平成11（1999）年8月に発足し、翌12（2000）年5月に特別養護老人ホーム　けやき荘を開業しました。住所は現在地と同じ横浜市神奈川区菅田町1-1で当初の特養の定員は100名。ショートステイ、デイサービス、居宅介護支援の各事業所を拡充し、現在は特養の定員198名、ショート22名、デイ18名、単体の施設では横浜市内で3番目の規模を誇ります。職員数は約120名、うち介護職員85名、看護師13名、ケアマネージャー3名、相談員・事務職員・運転手等10名余りで運営しています。基本理念として「利用者が尊厳を持って自分らしく生きることができるようサービスを提供する」と謳う一方、経営の理念として「人への思いやりを持って、幸せづくりを実現する」「信頼され、活力ある経営を実現する」「時代の変化に柔軟に対応し、地域一番の福祉を目指す」の３つを挙げています。「地域一番の介護」を合言葉に全職員が一丸となって入居者・利用者の「幸せづくり」を追求しています。さらに地域とのつながりを重視し、毎年秋には地域住民100名も参加して合同で防火・避難訓練、ほか定期的に住民対象の「工作教室」「料理教室」「ヨガ教室」などを行っています。各種の行事・イベントには住民の積極的な参加やボランティアとしての協力を求めています。平成26年10月の台風18号・19号の連続した来襲の際には住民がけやき荘に計15名避難して一晩過ごしました。また、けやき荘の近隣農地を借り上げて高齢者らのボランティアを募り「けやき農園」を運営しています。一方、けやき荘屋上には太陽光発電（64kw時）を稼働し、地下水を汲み上げる井戸（使用水量の８～９割）も活用しています。
平成30年4月に神奈川県より障害者雇用優良企業に指定されました。

理事長

まつだ やすはる