障がい者

世羅郡内に3か所あった小規模作業所が、郡内の住民の寄付などを資金に法人を設立する。当時の事業所は、社会就労センターみつば（身体、知的通所授産相互利用（精神））のみであったが、その後、利用者の要望により、短期入所事業所を開所。世羅町から相談支援業務の委託をうけ、相談支援事業所を開設。その後、日中一時支援事業所を開所する。平成21年9月末に、社会就労センターみつばを廃止し、新たに、障害福祉サービス事業所せらの風を開設。多機能型事業所（生活介護、就労継続B型）となる。平成２２年７月に開所したケアホームきぼうが平成２６年度からの法改正を受け、グループホームきぼうに移行した。平成28年10月に世羅町で初めての放課後等デイサービス事業をスタートさせる。平成29年7月に2個目のグループホームを開設。（グループホームわたぼうし）。平成30年4月に他の株式会社より引継ぎ児童発達支援事業所を開設する。（児童発達支援事業所すずらん）。理事長桒原嘉明は、社会福祉法人みつば会の設立のきっかけとなる小規模作業所（ゆたか作業所）の所長をつとめ、法人設立の準備委員会から携わり、現在４代目の理事長として就任している。

現在、多機能型事業所せらの風を中心に、事業を展開している。就労継続B型では、生産活動（パンクッキー、灯篭しめ縄、EMぼかしEM石鹸製造販売、受託作業他）を行いながら、一般就労のレベルを目指します。生活介護は、生活型（機能訓練、余暇活動中心）と、授産型（就労継続B型の利用者と一緒に生産活動を行う）に分かれ、生活をしています。就労移行は、特別支援学校卒業者や、就労を目指す障害者の受け入れを行い、日々、就労訓練を行っている。
平成２２年度に「ケアホームきぼう」と、「短期入所事業所」が一か所に集約された。地域での生活の基盤づくりをおこないながら、短期入所利用者を増やし、家族からの自立を促すきっかけづくりになればと考えている。（現在、グループホームきぼうと名称が変わっている）
日中一時支援では、利用される方の変化がみられる。障害児が１日１～２人に増えた。原因としては、働きながら子育てをしている家族の需要が増加したため。その一方、障害者家族の高齢化が進み、自宅での入浴介助が十分でない利用者も登録が増えつつある。
相談支援事業所では、特定相談支援、障害児相談支援、世羅町からの委託相談支援事業を行っている。
放課後等デイサービスは、特別支援学校など通われている障害児の受け入れを中心に行い、体験の場、療育の場として確立する。
平成30年に引き継いだ児童発達支援事業所は児童発達と放課後等デイサービスの多機能型で運営を開始し、地域の学校に通われている発達に不安のある児童の受け入れを中心に行う。

子どもから高齢者までサービスを提供できるように取り組みを行いたい。小さい地域で取りこぼされている障害者の方に今、必要な事項を提案できる体制づくりをしていく。

無

なし

23名