昭和54年：社会福祉法人聖心会設立認可
昭和55年：重度身体障害者授産施設大崎太陽の村開設(入所定員50名)
昭和57年：非常用通路及びグラウンドを整備(県補助)
昭和60年：体育施設(現訓練棟)完成
昭和61年：避難通路及び排水路整備(県補助)
昭和63年：ショートステイ(短期保護)事業開始
平成3年 ：入所定員70名に増員・通所事業定員12名に増員
平成13年：「あ・ら・伊達な道の駅」出店開始
平成19年：障害者自立支援法による新事業体系に移行
　　　　　【障害者支援施設】：生活介護事業・施設入所支援事業・短期入所事業
　　　　　【障害福祉サービス事業所】：就労継続支援Ｂ型事業(印刷事業・受託事業・簡易事業)
平成24年：障害福祉サービス事業所の移転完了
平成25年：『指定特定相談支援事業所ステップワン』をスタート
平成30年：従たる事業所として「ぱん工房豆豆」の営業を開始

平成２９年度事業報告（概要）

第１　社会福祉法人聖心会

　・改正社会福祉法（社会福祉法人制度改革）が、平成２９年４月１日より施行された中、社会福祉法人が持つ社会的責任や期待されている地域貢献の重要性を明確に把握し、その課題を真摯に受け止めるとともに、改正法に対応する能力の具備に努めた。

　・議決機関としての評議員会を設置し、経営組織のガバナンスの強化に努めた。

　※ガバナンス　一般的には組織における意思決定、執行、監督に関わる機構のことをいう。企業の場合、企業の効率的かつ健全な活動を可能にするシステムをいう。

　・社会保険労務士事務所との顧問契約内容に基づき、労務管理体制の維持・改善に努めた。

　・公認会計士事務所との顧問契約内容に基づき、財務会計に関する事務処理体制の向上及び内部統制の向上に努めた。

　・財務諸表及び現況報告書を公表する等、事業運営の透明性の向上に努めるとともに、法令を遵守し、適性な業務遂行に努めた。

第２　指定障害者支援施設 大崎太陽の村
　　　　生活介護、施設入所支援、短期入所の各サービスを提供した。

　・生活介護においては、利用者の健康で豊かな生活、新たな発見や楽しみに結びつく支援を展開した。また、利用者の意思の尊重とニーズに応じたサービスの提供のため、職員は専門職としての意識をもち、研鑽に努めた。

　・施設入所支援においては、利用者の快適な生活の確保を目標として環境整備に取り組んだ。合わせて、利用者に配慮した質の高いサービス提供を目指した。

　・短期入所においては、地域における社会資源としての役割を踏まえ、空床・併設型を十分に活用し積極的に受け入れた。

　・給食サービスにおいては、栄養ケア・マネジメントを実施し、利用者のニーズに応えるとともに、健康管理に反映させた。




第３　指定障害福祉サービス事業所 大崎太陽の村
　　　　就労継続支援Ｂ型のサービスを提供した。

　・従たる事業所の設置に向け、指定権者及び関係法令に係る行政機関との連絡調整を経て、その実現に取り組んだ。

　・就労継続支援Ｂ型においては、利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、個別支援計画に基づき、生産活動やその他の活動の機会を適切に提供し、知識、技能及び生活適応能力の向上を支援した。

　・経済情勢を的確に捉え、生産活動における作業の確保に努め、目標工賃達成に取り組んだ。

　・日中活動における利用者の安全確保を最優先に事故防止に努めた。

第４　指定特定相談支援事業所 ステップワン
　　　　計画相談支援のサービスを提供するとともに、大崎市障害者等相談支援事業を受託した。

　・計画相談支援においては、障害福祉サービスを利用する障害者に対して、当該サービス及び社会資源等の幅広い情報の提供に努めた。また、障害者本人が望む生活を含む必要なニーズを把握し、本人の意思を尊重し、活用できるサービス等について、サービス等利用計画を作成した。

　・当該利用計画に沿って、複数のサービス等を調整し、総合的にサービスが利用できるよう努めた。また、障害者本人のニーズに基づく支援を行うことで、生活の質の向上が図れるよう努めた。

　・大崎市障害者等相談支援事業においては、大崎市障害者等相談支援事業実施要綱に定める相談業務を実施した。

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