当法人は、当時、地域にあった２つの町が、老人福祉の拠点として、出資し設立され、特別養護老人ホーム（定員５０人）と短期入所事業（空きベッド利用）を開設した。
　その後、地域の要請に応えるべく増床を重ね、特別養護老人ホームは、定員を平成３年に８０人に、平成１６年には１００人と増やした。短期入所事業も平成３年に専用床として、定員６名を設け、平成１６年には１６名と増やした。
　一方、通所介護事業として、昭和６３年にデイサービスセンターを定員１５名で、同一敷地内に併設で開設する。介護保険の開始に伴い、定員を２０名に増やすとともに、当時の二つの町にそれぞれ定員２０名の通所介護事業所を開設し、３つのデイサービスセンターを運営している。
　そのうちの１つでは、今年の５月より、市内で初となる日曜日も含めた毎日営業（年末年始を除く）を開始し、利用者や家族のニーズに合わせた営業形態に取り組んでいる。
　また、介護保険施行時に、居宅介護支援事業所も開設し、高齢者が在宅で過ごすことができるように家族へのサポート事業も行っている。
　さらには、昨年度、認知症などにより高齢者が不平等な扱いを受けないように、成年後見等受任事業も法人として立ち上げ、地域の高齢者の福祉の拠点として、活動をしている法人です。

第１種社会福祉事業　特別養護老人ホーム　あかしあ荘の設置経営
第２種社会福祉事業　短期入所生活介護事業の設置経営
　　　　　　　　　　老人通所介護施設の設置経営
　　　　　　　　　　老人通所介護事業２か所の運営
公益事業　　　　　　居宅介護支援事業の経営
　　　　　　　　　　成年後見等受任事業の運営

　特別養護老人ホームでは、介護力向上での自立支援を行い、利用者の自立範囲の増加、介護者の介護量の軽減が図られてきているところです、今後は施設サービスだけでなく、通所事業所の利用者へも介護力向上の対象者を拡大し、利用者本人の自立度のアップはもとより、家族の家庭での介護量を減らすことで、在宅生活が継続できるような手助けをしていきたいと思っております。
　また、昨年開始した成年後見受任事業についても、高齢者が心配なく生活できるような支援を行い、地域の福祉の拠点としてますます住民からの信頼を受けていきたいと思います。

無

全国老人福祉施設協議会、全国経営者協議会

 

 

 

 

 

 

新会計基準

平成２７年１２月８日、石川県とかほく市の指導監査を受審。法人・事業所に対しては、特に改善命令もなかった。