１９８０（昭和５５）年、八幡市手をつなぐ親の会が設置母体となり開所。養護（支援）学校を卒業し、日中の活動の場の保障、障がい者の働く場として活動を続けてきました。１９９１（平成３）年には社会福祉法人を設立、翌１９９２（平成４）年には重度重複心身障がい者施設が開所し、八幡共同作業所から枝分かれをし、京都八幡の福祉を支えてきました。また１９９８（平成１０）年に移転し、現在の地で無認可施設で多くの方から支援を得て、パンづくりをはじめ当時36名の方が４つのグループ（パングループ、企業に出向グループ、作業にゆるやかさを持ったグループ、ゆとりのグループ）を利用していました。２００９年（平成２１）にＮＰＯ法人格を取得しました。現在39名の方が３つのグループで活動をしています。

２０１４（平成２６）年から３つのグループにわかれ活動しています。パンを製造するグループは、パンを製造し、施設内店舗や八幡市役所などで販売しています。清掃に携わるグループは、八幡市内の施設等に出向き、清掃仕事をしています。一般職員の方と一緒なので緊張感をもって仕事をしています。作業にゆるやかさをもったグループは、作業日課の基本としながらも、利用者の意見を取り入れ、月に１度か２度、カラオケや映画を見に行くなどをしています。ゆとりのグループは古紙回収作業などは半日、作業だけでなく生活を楽しみ豊かにする活動もしています。そして地域の方々とのふれあいを大切にしています。

今後八幡市には、障がいを持っておられて将来当施設を利用されると思われる方々が数十人になると予想されます。その為当施設としては更なる事業の拡大と施設環境の充実と拡大は必至になるものと思われます。その為、日夜職員はよりよい利用者支援の為に努力を続けております。現在日中活動を中心とした支援を行っていますが将来的に利用者のみなさんには「生活全般に渡って支援する体制づくり」を考えており、その一環として現在は「日中一時支援」と「短期入所事業」を行っております。そして、ケアホームなどを視野に入れた「利用者の生涯を通しての支援」も長期的な将来構想として考えております。

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きろろん八幡パンフレット