特定非営利活動法人ぐるぐる海友舎プロジェクト
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団体ID |
1378804163
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法人の種類 |
特定非営利活動法人
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団体名(法人名称) |
ぐるぐる海友舎プロジェクト
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団体名ふりがな |
ぐるぐるかいゆうしゃぷろじぇくと
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情報開示レベル |
![]() |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
海友舎は、江田島市江田島町中郷地区の閑静な住宅地にあります。明治末に海軍兵学校で働く兵士や下士官用の娯楽兼福利施設として建てられました。地域に唯一残る海軍兵学校関係施設で、空襲さえも免れてきた歴史的に貴重な木造建造物です。
戦後、海友舎は民間に払い下げられ、健康器具販売の会社を立ち上げた元海軍士官の二人が購入しました。しばらくは、戦争未亡人のような地域住民への職業普及事業の一環として、洋裁教室の場としても使用されたといいます。その後、会社の事務所として使用され続けてきました。 2012 年、海友舎を使用してきた事務所が撤退することが決まり解体の危機にありました。現在まで守り伝えられてきた多様な文化財は、歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできない国民的財産であり、かつ、将来の文化の向上発展の基礎をなすものであり、後の世代への継承が必要とされます。一方で、社会状況の大きな変化により、文化財の継承の基盤であるコミュニティが脆弱化、地域の文化多様性の維持・発展が脅かされつつあります。しかしながら同時に、文化財が地域振興、観光振興などを通じて地方創生や地域経済活性化にも貢献すると文化財に求められる役割への期待は増大しています。 2012 年10 月,海友舎を取り壊さずに後世に残したいという想いを持った有志が集まり、所有者のご厚意と地元の方々の好意的なご協力のもとに、ぐるぐる海友舎プロジェクトが発足しました。江田島に住む地元住民及び江田島に訪れる観光客・移住者に対して、海友舎における維持管理活動、イベントの開催、海友舎の利用促進及び交流促進を通して啓蒙活動等に関する事業を行い、海友舎の活用を図り、周辺地域の観光振興、地域コミュニティの育成と地域の活性化、新たな文化ネットワークの構築に寄与することを目的とした事業を展開してきました。 2020年、特定非営利活動法人の法人格を得ました。今後は、特定非営利活動法人ぐるぐる海友舎プロジェクトとして、この活動をよりいっそう推進していきたいと思っています。 |
代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
南川 智子
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代表者氏名ふりがな |
なんかわ ともこ
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代表者兼職 |
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
737-2122
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都道府県 |
広島県
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市区町村 |
江田島市
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市区町村ふりがな |
えたじまし
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詳細住所 |
江田島町中央2-7-10
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詳細住所ふりがな |
えたじまちょう ちゅうおう
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お問い合わせ用メールアドレス |
kaiyousya@gmail.com
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電話番号
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電話番号 |
0823-36-5220
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
17時30分~19時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金 土 日
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備考 |
電話は常時対応できません。基本的にはメールで対応します。
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FAX番号 |
FAX番号 |
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連絡先区分 |
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連絡可能時間 |
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連絡可能曜日 |
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備考 |
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
737-2122
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都道府県 |
広島県
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市区町村 |
江田島市
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市区町村ふりがな |
えたじまし
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詳細住所 |
江田島町中央2-7-10
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詳細住所ふりがな |
えたじまちょう ちゅうおう
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2020年2月7日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2020年1月24日
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活動地域 |
市区町村内
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中心となる活動地域(県) |
広島県
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最新決算総額 |
100万円未満
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役員数・職員数合計 |
4名
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所轄官庁 |
広島県
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所轄官庁局課名 |
環境県民局 県民活動課
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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子ども、青少年、福祉、保健・医療、教育・学習支援、地域・まちづくり、文化・芸術の振興、観光、農山漁村・中山間
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設立以来の主な活動実績 |
2012年4月〜 近隣住民から「“あの建物”が取り壊しの危機にある」と聞き、所有者を訪ねたところ「建物に愛着があり壊すのは忍びない」と江田島市に建物の寄贈を申し入れたが財政難を理由に断られたことをきっかけに取り壊しを含めて検討していることが発覚。
2012 年10 月〜 所有者の協力を得て江田島市内外の有志により建物の維持管理をお手伝いする任意団体ぐるぐる海友舎プロジェクトを発足。海友舎の長年使用されていない部屋や倉庫の清掃活動を開始し、延100 名を超えるボランティアの手で海友舎を活動スペースに再生。また、近隣に暮らす高齢者から建物や地域の歴史文化に関するヒアリング調査を開始。 2012年11月 近隣住民を対象に「建築見学会」を開催。以後、不定期に見学会を開催。 2013年5月 「オープニングパーティ」開催。以後、毎月1回の清掃活動を開始。 2013年8月 会員が主体となり海友舎を活用する「ぐるP部活動」の活動開始。 2013年10月 「出張No89 in 江田島 海友舎」(マルシェ・ライブ)開催。江田島市内外から2日間で500名を超える来場者を記録。以後、年1回程度で開催。 2013年10月 オリジナルグッズ「海友舎てぬぐい」制作、販売開始。 2014年5月 「ぐるぐるしましまあるある―瀬戸内の島々をぐるりとつなぐ―」(マルシェ・トークイベント)開催。(瀬戸内しま博覧会「瀬戸内しまのわ2014」実行委員会協力,公益財団法人ひろしま文化振興財団助成) 2014年10月 海友舎の周辺地域を紹介する「ぐるぐる散策マップ」発行。 2014 年10 月 海友舎が「ひろしまたてものがたり魅力ある建築ベストセレクション30(審査部門)」に選定。以後、ひろしまたてものがたり関連行事を年1回程度で開催。 2015 年3 月 江田島の歴史と文化に関する調査報告「築百年の洋館“海友舎”の再生からはじまる記憶の継承」発行。(一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団助成) 2015年3月 海友舎の実測や文献調査を経て「海友舎建築歴史調査報告書」発行。(特定非営利活動法人歴史建築保存再生研究所歴史建築保存調査助成) 2015 年7 月~ 「ぐるぐる島ペインティングプロジェクト―島の地域資源を活用した島の未来を担う人材育成―」活動開始。(公益財団法人マツダ財団2015 年度市民活動支援助成) 2017年11月 歴史的建造物を活用したまちづくり講座とまちづくり討論会「ぐるあるミーティング」開催。(公益財団法人日本離島センター離島人材育成基金助成事業) 2019年6月 特定非営利活動法人ぐるぐる海友舎プロジェクトの設立総会を開催。 |
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団体の目的
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この法人は江田島に住む地元住民及び江田島に訪れる観光客・移住者に対して,主として江田島市中
郷地区の地域資源である旧江田島海軍下士卒集会所(以下「海友舎」という。)における維持管理活動,イベントの開催,海友舎の利用促進及び交流促進を通して啓蒙活動等に関する事業を行い,海友舎の活用を図り,周辺地域の観光振興,地域コミュニティの育成と地域の活性化,新たな文化ネットワークの構築に寄与することを目的とする。 |
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団体の活動・業務
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《ぐるぐる海友舎プロジェクトの活動について》
海友舎に想いを持った有志が集まり、2012年10月に市民団体「ぐるぐる海友舎プロジェクト」が発足しました。江田島市の人口減少で自治体の存続も危ぶまれるなか、江田島市内外から集まった市民有志とともに、近隣住民や研究者らの協力を得て、できることからこつこつと活動しています。2020年2月に特定非営利活動法人として認証されました。 《ぐるP活動日》 海友舎の清掃は建物をより良い状態で維持していくために大切な活動であり、現代建築では真似できない当時の技や美に触れる貴重な体験です。庭には桜や銀杏などの樹木や草花があり季節を感じることもできます。 築110年の洋館「海友舎」をみんなで掃除することで、建物に興味と愛着を持っていただくことが目的です。ミーティングではお茶を飲みながら、みんなでいろんな話しをしましょう。海友舎や活動に興味をお持ちの方なら、どなたでも参加できます。はじめての方もお気軽にご参加ください。 《海友舎ガイドツアー》 さまざまな分野の研究者と連携して調査をしています。海友舎の変遷と江田島の歴史、建築的な見方や文化財建造物の維持管理など、メンバーが解説しながら館内を案内します。訪れた人とともに、歴史刻む洋館「海友舎」の価値を考えます。 《ペンキ塗りワークショップ》 海友舎の外壁保護(ペンキ)は前回の塗装から10年以上経過して、劣化が進んでいます。そこで外壁表面の保護と美観の再生を図るために、自分たちの手で修理工事をしながら、ペンキ塗りのワークショップを行っています。 |
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現在特に力を入れていること |
《私たちにできること》
これまでも、まちづくりセミナーや勉強会、江田島地域の歴史文化の資料収集、散策ガイドマップや、オリジナルグッズの制作などを手がけてきました。江田島地域の歴史文化、文化財建造物の維持管理から、歴史を活かしたまちづくりなどご相談ください。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
今後とも、江田島に住む地元住民及び江田島に訪れる観光客・移住者に対して、海友舎における維持管理活動、イベントの開催、海友舎の利用促進及び交流促進を通して啓蒙活動等に関する事業を行い、海友舎の活用を図り、周辺地域の観光振興、地域コミュニティの育成と地域の活性化、新たな文化ネットワークの構築に寄与することを目的とした事業を積極的に展開していきます。
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定期刊行物 |
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
2014年5月 「ぐるぐるしましまあるある―瀬戸内の島々をぐるりとつなぐ―」(マルシェ・トークイベント)開催。(瀬戸内しま博覧会「瀬戸内しまのわ2014」実行委員会協力,公益財団法人ひろしま文化振興財団助成)
2015 年3 月 江田島の歴史と文化に関する調査報告「築百年の洋館“海友舎”の再生からはじまる記憶の継承」発行。(一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団助成) 2015年3月 海友舎の実測や文献調査を経て「海友舎建築歴史調査報告書」発行。(特定非営利活動法人歴史建築保存再生研究所歴史建築保存調査助成) 2015 年7 月~ 「ぐるぐる島ペインティングプロジェクト―島の地域資源を活用した島の未来を担う人材育成―」活動開始。(公益財団法人マツダ財団2015 年度市民活動支援助成) 2017年11月 歴史的建造物を活用したまちづくり講座とまちづくり討論会「ぐるあるミーティング」開催。(公益財団法人日本離島センター離島人材育成基金助成事業) 2019年〜 ぐるぐるペンキ塗りワークショップ開催。以後、継続的にペンキ塗りワークショップを年数回開催している。(江田島市協働のまちづくり地域提案型支援補助事業) |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
2024年〜 ⽊村美幸(福井⼯業⾼等専⾨学校助教)らの研究者チームと共に、海友舎所蔵の文献調査を開始。
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企業・団体との協働・共同研究の実績 |
実績なし
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行政との協働(委託事業など)の実績 |
実績なし
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