スポーツの振興

前身団体となる「Esperanza」は、日韓ワールドカップ開催年となった2002年、パラリンピック種目・CPサッカーの普及と強化、肢体不自由児者のサッカー環境を整えるために、任意団体として発足しました。
当時、障害者サッカーへの関心は高まりつつも、肢体不自由児者がサッカーをする場がほとんどなかったこと、パラリンピックを目指すCPサッカー競技者が練習に励む環境がほとんどなかったことから、日頃、スポーツに縁がない肢体不自由児者のサッカー参加の機会を増やし、体力の増進や社会参加を促進すること、サッカーを通して、自立性や協調性、チャレンジ精神を育むことを目指し活動してきました。

スペイン語で「希望」という意味を持つ「Esperanza」の活動も10年目を迎えた2012年には、発足当初、4人だった参加者は、キッズ部門、ジュニア部門、ユース部門も創設し、併せて60人程が参加するようになりました。

2010年からは助成事業をスタート。社会福祉振興助成事業として開催した肢体不自由児者サッカー教室には、延べ168名が参加。翌2011年、同じく社会福祉振興助成事業として開催した肢体不自由児者サッカー教室及び7人制サッカー大会には、述べ249名が参加しています。2012年には、韓国の障害者団体と交流協定を締結。日韓の障害者スポーツの振興にも寄与しています。

【受賞歴】読売福祉文化賞受賞(2013年)/アダプテッドスポーツアワード(2013年)

主な事業内容
・障がい者サッカーチームの運営（CPサッカー男子・女子・インクルーシブ・ソサイチ）
・障がい児・者を対象としたサッカー・スポーツ機会の提供（スクール、クリニック等）
・CPサッカー・インクルーシブフットボール普及のためのイベント・大会の企画・立案・実施

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