高齢者

平成１２年頃の札幌市内、北海道内の知的障がい者の平均月額工賃は５０００円程度であり、障がいのある方の労働力を正当に評価しているとは言えないものでした。
そうした状況の中で、医療機関や社会福祉施設の給食委託業務を中心とする企業運営の中で障がい者雇用に取り組んでいた、現理事長の小野寺を中心に札幌市、札幌市内の社会福祉関係者で「障害がいがあっても正しく労働力を評価できる、企業の感覚を持った社会福祉施設」を目的に社会福祉法人格を取得し、札幌市手稲区の曙地区に札幌市所有の土地の無償貸与を受け、あわせて平成１４年度に日本財団より９６００万円の助成をいただき、定員３０名の知的障がい者通所授産施設ワークトピアあすか、地域交流ホームあけぼのを開設しました。
以後の事業と活動の内容は以下のとおりです。
　平成１８年１月　グループホームあすか荘開設　定員４名（現在、共同生活援助事業　定員４名）
　平成１８年４月　知的障がい者通所授産施設ワークトピアあすか定員増（３０名⇒４０名）
　平成１９年４月　就労移行支援事業所ワークトピアあすかⅡ開設　定員２０名
　　　　　　　　　　日本財団より授産設備整備として１５００万円助成
　平成２２年４月　就労継続支援Ａ型事業所ワークトピアあすか厚別開設　定員１５名
　平成２３年６月　就労継続支援Ａ型事業所ワークトピアあすか三笠開設　定員１５名
　平成２４年３月　ワークトピアあすか　就労継続支援Ｂ型事業所　定員４０名に移行
　平成２５年４月　ワークトピアあすか厚別・三笠　各定員２０名に移行
　平成２８年７月　相談室あすか開設（指定特定障がい者相談支援事業所）
　平成２８年８月　特別養護老人ホーム　あすかHOUSE手稲　入所80名/短期入所20名/通所20名
　平成30年7月　特別養護老人ホームあすかHOUSE白石開設（定員：入所80名）
　平成30年7月　ワークトピアあすか白石開設（A型15名）
　令和1年6月　ショートステイあすかＨＯＵＳＥ白石開設（定員：定員17名）
　令和1年6月　居宅介護支援事業所　アスク・ミー白石ケアプランセンター開設
　令和2年3月　特別養護老人ホームあすかHOUSE中央開設（定員：入所80名）
　令和2年10月　居宅介護支援事業所　アスク・ミー白石ケアプランセンター移転　アスク・ミー中　
　　　　　　　　央ケアプランセンターへ名称変更
　令和2年4月　ワークトピアあすか白石　移転「ワークトピアあすか中央」へ名称変更（A型20名）

就労継続支援Ｂ型事業所、就労移行支援事業所では、最低賃金の５分の１以上の工賃を保障し、就労継続支援Ａ型事業所では、最低賃金以上の時給と1日4時間以上の労働時間を保障し、現在に至っています。
また、高齢者介護事業では、介護スタッフと障がい者のワークシェアを積極的に進めております。

知的障がい、発達障がいの方を中心として、身体障がい、精神障がいの方たちに以下のサービスを提供しています。

○多機能型事業所　ワークトピアあすか（定員A型10名／B型40名）
　１．主な就労支援事業
　　１）パン工房あすか
　　　　札幌市内、道内を中心に給食用のパンを製造、販売しています。
　　２）クリーニング事業
　　　　大手クリーニング工場から委託を受けて、白衣を中心にクリーニングを行っています。
　　３）清掃事業
　　　　札幌市内の医療機関の清掃を受託しています。
　２．主な特徴
　　就労継続支援B型では最低賃金の5分の1以上を保障し、雇用就業への支援を行いながら、就労継続支援Ａ型事業では、最低賃金以上の賃金と1日4時間～6時間の労働時間を保障しています。

○就労継続支援Ａ型事業所ワークトピアあすか厚別（定員　20名）
　１．主な就労支援事業
　　１）タオルたたみ事業
　　　　大手クリーニング工場から委託を受けて、タオルをたたみ、結束し、納品しています。
　　２）清掃事業
　　　　札幌市内の医療機関の清掃を受託しています。
　２．主な特徴
　　最低賃金以上の賃金と1日4時間～6時間の労働時間を保障しています。

○就労継続支援Ａ型事業所ワークトピアあすか三笠（定員　20名）
　１．主な就労支援事業
　　１）梅林管理
　　　　120,000平米の農園に梅をやく60,000本植え、梅の実を活用した製品の製造販売、ブルーベリーの生産、加工販売を行っています。
　　２）清掃事業
　　　　近隣の岩見沢市内の医療機関の清掃を受託しています。
　２．主な特徴
　　最低賃金以上の賃金と1日4時間～6時間の労働時間を保障しています。

指定特定障がい者相談支援事業所　相談室あすか
　・市内の障がい者を中心に、相談支援業務を行い、その人に合ったその人らしい生活を送れるように関係機関と連携し、サービスのコーディネートを行います。

特別養護老人ホーム　あすかHOUSE　手稲・白石・中央
　・ユニットケアの理念を念頭に、施設感を和らげそこを生活の場と位置付け、人間中心のヒューマニティーサービスとアメニティの充実を図り、その人に寄り添うケアを行う。

1. 障がい者の職域を広げ、中～重度の障がいをお持ちの方でも取り組みやすい作業種・工程を創出し、多様な特性を持った方々への就労支援サービスのすそ野を広げる。
2. 周辺業務を整理し、ワークシェアを徹底することで介護職員の専門性を徹底し、介護職員の離職を減少させることで、新規入職した際の事故のリスクを軽減する。
3. 老人福祉施設（特別養護老人ホーム）の創設と増床を行い、地域で暮らす高齢者の家から施設への連続したケアマネジメントを実現する。

無

全国老人福祉施設協議会、北海道知的障がい福祉協会

 

 

 

6430005003635

 

 

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