特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
|
団体ID |
1403378589
|
法人の種類 |
特定非営利活動法人
|
団体名(法人名称) |
アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
|
団体名ふりがな |
あーついにしあてぃゔとうきょう えいと
|
情報開示レベル |
![]() |
第三者認証マーク |
|
団体の概要 |
AITは、個人や企業、国内外の文化機関、財団あるいは行政と連携しながら、現代アートの複雑さや多様さ、驚きや楽しみを伝え、それらの背景にある文化について話し合う場を、さまざまなプログラムをとおして創り出している。現代アートの教育プログラムMADやアーティスト・イン・レジデンス事業、展覧会、ワークショップ、シンポジウムなどを手がけ、これまでの知識や国際的なネットワークの蓄積を活用して、先駆的、独創的、国際的なプログラムを提供している。芸術を通して私たちがいきている現代社会を読み解いたり、美術館やギャラリーの中だけではない、多様な場所で起きている創造的活動を、多角的な視点で捉え、人々に伝える仕組み作りに取り組んでいる。レジデンス・プログラムにおいては、一過性ではない長期的な活動を視野に入れて活動を行っている。そのひとつの事例として、招聘芸術家を5年後に再招聘し、美術館でグループ展を開催した。また、滞在中に紹介したアート関係者からの繋がりでその他の展覧会への参加が決まるなど、東京でのレジデンスを契機に活動の場が広がった例も多い。近年では、過去のAITのレジデンスに参加した作家が、「ドクメンタ」(ドイツ)や、世界最古の国際展である「ヴェネチアビエンナーレ」(イタリア)、「ヨコハマトリエンナーレ」等、大型国際展に出展するといっためざましい活躍も目立つ。継続的なプログラムの実践は、より強固な海外連携を実現し、人的ネットワークや資源、創造活動の拡張と相互の文化交流の土壌を生む。
|
代表者役職 |
理事長
|
代表者氏名 |
塩見 有子
|
代表者氏名ふりがな |
しおみ ゆうこ
|
代表者兼職 |
|
主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
150-0033
|
都道府県 |
東京都
|
|
市区町村 |
渋谷区
|
|
市区町村ふりがな |
しぶやく
|
|
詳細住所 |
猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
|
|
詳細住所ふりがな |
さるがくちょう ついんびるだいかんやま
|
|
お問い合わせ用メールアドレス |
otoiawase@a-i-t.net
|
|
電話番号
|
電話番号 |
03-5489-7277
|
連絡先区分 |
事務所・勤務先
|
|
連絡可能時間 |
10時00分~19時00分
|
|
連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
|
|
備考 |
土日のイベントは不定期開催
|
|
FAX番号 |
FAX番号 |
03-3780-0266
|
連絡先区分 |
事務所・勤務先
|
|
連絡可能時間 |
10時00分~19時00分
|
|
連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
|
|
備考 |
|
|
従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
150-0033
|
都道府県 |
東京都
|
|
市区町村 |
渋谷区
|
|
市区町村ふりがな |
しぶやく
|
|
詳細住所 |
猿楽町30ー8ツインビル代官山B403
|
|
詳細住所ふりがな |
さるがくちょう ついんびるだいかんやま
|
|
URL |
団体ホームページ |
|
団体ブログ |
|
|
|
|
|
X(旧Twitter) |
|
|
代表者ホームページ(ブログ) |
||
寄付 |
|
|
ボランティア |
|
|
関連ページ |
||
閲覧書類 |
||
設立年月日 |
2001年11月1日
|
|
法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2002年5月22日
|
|
活動地域 |
日本全国および海外
|
|
中心となる活動地域(県) |
東京都
|
|
最新決算総額 |
5,000万円~1億円未満
|
|
役員数・職員数合計 |
12名
|
|
所轄官庁 |
|
|
所轄官庁局課名 |
|

活動分野 |
主たる活動分野 |
|
|
子ども、青少年、福祉、教育・学習支援、文化・芸術の振興、国際協力、国際交流、観光、学術研究(複合領域分野、その他)
|
|
設立以来の主な活動実績 |
AITは、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として、キュレーターやアート・オーガナイザーなど、6名の立ち上げメンバーにより2001年に設立されたNPO団体(2002年法人化)。
個人や企業、財団あるいは行政と連携しながら、現代アートの複雑さや多様さ、驚きや楽しみを伝え、それらの背景にある文化について話し合う場を、さまざまなプログラムをとおして創出している。現代アートの教育プログラムMADやアーティスト・イン・レジデンス事業、展覧会、ワークショップ、シンポジウムなどを手がけてきた。また、これまでの知識や国際的なネットワークの蓄積を活用して、企業や行政などの委託をうけ、研修プログラムやアートツアーなど、委託先の意向を反映した企画を提案し、先駆的、独創的、国際的なプログラムを提供している。
■シンポジウム(抜粋) ・ ラウンドテーブル・フォーラム「IN AND OUT OF THE SCENE – アートが息づく場の内と外」(2015、代官山) ・「アートと教育のシンポジウム」代官山ヒルサイドプラザ(2011、代官山) ・「拡張するキュレーション」代官山ヒルサイドプラザ(2009、代官山) ・「At Home/Not at Home? アーティスト・イン・レジデンス最新事情」 ポーラミュージアムアネックス(2005、銀座) ・「国際交流基金主催セミナーChina Breakz中国現代美術のエネルギー」国際交流基金国際会議場 (2005、赤坂) ■アートツアー(抜粋) 別府混浴温泉世界(2015)、札幌国際芸術祭(2014)、Frieze London (2014)、Art Basel (2013)、 ベネチアビエンナーレ(2013、2015)、dOCUMENTA13 (2012)、光州ビエンナーレ(2010) ■展覧会(抜粋) 「The BAR vol. 8 カンボジアからのアーティスト、ラッタナ・ヴァンディーとカニータ・ティスによる新作展」(2015、山本現代) 「At the Still Point of the Turning World 回る世界の静止点で」(2015、SHIBAURA HOUSE) 「アート・スコープ2012-2014—旅の後もしくは痕 展」(2014、原美術館) 「The BAR vol. 7 アルバート・サムレス(アメリカ)とゴル・スーダン(ケニア)による新作展」(2014、山本現代) 「ホームアゲイン―Japanを体験した10人のアーティスト」(2012、原美術館) ◯ 塩見有子 (理事長) 略歴 学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネージメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウを立ち上げ、代表に就任。AITでは、レジデンスやMADをはじめとするAITの活動全体の企画やマネージメント、組織運営を行う。また、芸術文化に関わる基盤作りやアーティスト支援に取り組む。AITが企画協力をするマネックス証券主催の「アート・イン・ザ・オフィス」プログラム審査委員。 |
|
団体の目的
|
AITは、東京を中心とした様々な場所に、現代の視覚芸術にアクセスするための「プラットフォーム」を創出していく。
「プラットフォーム」とは、 AITが企画、実現していく様々なプログラムで、アートに興味のあるすべての人が立ち寄れる場である。20世紀は、社会の急激な変化とともに、芸術表現が実に大きな変化を遂げた時代である。人々の創造的な活動は、それまでのジャンルの壁を崩し、従来の制度を支えてきた美術館やギャラリーだけでは、けっして捉えきれない多様性を帯びてきていると言える。国境や高度資本主義の限界が明らかになった今日、芸術はけっして「混乱」や「終焉」を迎えているのではなく、情報テクノロジーや移動手段が発達した時代に対応していく新しいシステムを必要としている。そこで、私たちは、軽やかにフレキシブルに、個人や企業、財団、文化機関などと連携しながら、これからの芸術が生まれる場作りを行い、それを人々に伝えてゆく仕組み作りに取り組む。 |
|
団体の活動・業務
|
■教育プログラム MAD - Making Art Different
MAD(Making Art Different =アートを変えよう、違った角度で見てみよう)は、AITが2001年に開講した現代アートの教育プログラム。国内外で活躍するキュレーターやギャラリスト、アーティストなど、アートの専門家を迎え、現代アートの作品やプロジェクト、展覧会、アート界の動向や旬の話題などを、美術史、哲学、そして社会学など現代のアートに関連する学問を手がかりとして学ぶ。MADをとおして現代アートにアプローチすることで、「単に作品を見る」を越えて、多角的に、そして体系的にアートについて学ぶことができる。初めて現代アートに触れる人や専門的に学びたい人、現代アート作品の斬新な発想に触れて仕事に活かしたい人など、あらゆる方の知的好奇心に応えるプログラム作りを心がけている。 ■レジデンシー・プログラム 海外の様々な国より、芸術家や研究者を日本に招聘し、また、国内の芸術家や研究者を海外に派遣することで、それぞれの活動・制作支援を行うプログラム。AITは、人的紹介、情報・資料の提供、展覧会の開催、AIT主催のイベントへの招待など様々な活動から、国際交流の促進をしている。 主な提携機関:IASPIS(スウェーデン)/ FRAME(フィンランド)/ The FONDS BKVB(オランダ)/ Cove Park(スコットランド)/ A-I-R Laboratory, (ポーランド)/SOMA(メキシコ)/ ASIA LINK (オーストラリア)/ SSamzie space(韓国)/ Daimler Foundation Japan(日本)/ 公益財団法人 トヨタ財団(日本)/ 公益財団法人 石橋財団(日本)/ 国際交流基金(日本)/ バッカーズ・ファンデーション(日本) など ■スカラシップ・プログラム 「MAD: Making Art Different」のアーティスト・コースの修了生や新進気鋭のアーティストを対象にした奨学制度。今後の活躍が期待されるアーティストが毎年1-2名選出され、MADやE-MAD、人的ネットワークなどAITの資源を活用する機会を与えられる。 ■エキジビション・プログラム 展覧会の企画を提案・運営している。また、現代アートに関する調査研究、シンポジウムやトークの開催、MADの各コースと連携したプログラムなども行う。 ■パブリケーション AITが企画する展覧会やイベントに関する書籍を発行している。また、日本における現代アートの今を世界へ発信する書籍の出版を計画している。すべての出版物は、和英のバイリンガルを基本とする。 また、上記事業以外に、メンバーシップ・プログラム(会員制度)も設けている。 [メンバーシップ・プログラム] 「ベースメンバー」「サポートメンバー」「ハウスメンバー」の3つのカテゴリーがあり、それぞれに応じた特典でAITの活動を応援しながら、AITのさまざまなプログラムをとおして現代アートの世界をより気軽に、より身近に楽しむことができる。(2017年10月現在、募集は一時休止中) |
|
現在特に力を入れていること |
◆教育プログラム
独自の講義と現場の議論を重視する教育プログラムでは、「アートの考えを仕事に生かしたい」「キュレーターになりたい」「留学したい」「教養を身につけたい」「プロのアーティストとして活動したい」「アートを自分の言葉で表現したい」など多様なモティベーションに応えるための専門的なレクチャーや、受講生と近郊の美術施設にでかける「バスツアー」の企画など、理論と実践を組み合わせたプログラムを提供している。毎年、第一線で活躍している芸術家や美術館館長、学芸員、研究者、哲学者や編集者等、幅広い講師陣をゲストに迎え、レクチャープログラムを提供している。2009年には、オンラインで1900年代の美術史を学べる講座を開設し、場所や時間に制約されず多くの人々が知にアクセスできる機会を提供。現在、同講座は完全無料化され、「FREE MAD」としてAITのウェブサイトに公開している。また、AITの設立メンバーの一人であるロジャー・マクドナルドの個人美術館「フェンバーガーハウス」とMADを組み合わせた教育プログラムMADフェンバーガーでは、長野の自然とアートを融合させたプログラムを提供している。これまでに1700名以上の修了生を輩出しており、修了後は美術館やギャラリー勤務、新規プロジェクトを立ち上げる等、多くの人材をアート界に送り出しているほか、芸術留学を目指す方もいる。 ◆ レジデンス・プログラム 国内外の団体や財団、基金と連携し、芸術家や研究者を東京に招聘および、国内の芸術家を海外に派遣し、国際交流や新たなネットワークの構築、相互の文化発信の促進を行っている。バッカーズ・ファンデーションとのレジデンスにおいては、国からの芸術的支援の限られた国や地域で活動する芸術家および研究者を積極的に招聘している。AITのレジデンスでは、これまでにケニア、グアテマラ、コスタリカ、アフガニスタン、アルゼンチン、インドネシアなどから70名以上の芸術家を招聘した。2015年はカンボジアから2名の若手芸術家を招聘し、日本で制作した新作を含む作品展を開催し、これまで日本国内で紹介する機会の少ないカンボジアの作家の芸術活動を紹介し、反響を得た。また、滞在中には2名の関連トークイベントを開催し、カンボジアの歴史や若い作家たちの貴重な声を聞き、来場者を含めた有意義な意見交換が行われた。また、文化庁のレジデンスでは、2014年にポーランドより招聘した芸術家2名と日本の若手芸術家が恊働し、共作の映像作品を制作した。また、日本で制作した作品を、ポーランドとタイで行われた展覧会に出品するなど、海外での周知にも繋がった。 2014年と2015年には、ロンドンのカムデン・アーツセンターとの提携で実現した、招聘研究者による企画展を開催。日本滞在中に行った調査研究をもとに、日本の舞踏や陶芸の歴史と伝統、また、それらがヨーロッパにおいてどのように影響を及ぼし発展していったかを考察した。今後も様々な国の提携機関と連携し、より豊かな知の共有とネットワークの強化を心がけてゆく。 |
|
今後の活動の方向性・ビジョン |
AITは、現代アートの教育プログラムやアーティスト・イン・レジデンス、国内外の企業や財団、美術館、アーティストなど、これまでに築いた関係性や経験のもと、さらなるネットワークを広げながら、今後も先駆的な独自のプログラム作りを展開してゆく。また、美術関係者のみならず、地域住民や幅広い年齢層、さまざまな事由によりアートに触れる機会の限られた人を含め、より多くの人々に開かれた「場」作りの提供と知を共有し、新たな世界の捉え方を提案するような活動に取り組んでゆく。
|
|
定期刊行物 |
・現代アートの学校MAD (Making Art Different=アートを変えよう、違った角度で見てみよう)チラシ
(毎年発行、3000部、2001年〜2017年) ・バッカーズファンデーションとエイトのアーティスト・イン・レジデンスプログラム 展覧会チラシ2000部、開催インタビュー、レポート500部(2006年〜2017年) |
|
団体の備考 |
その他、フレキシブルに様々な団体と協働
|

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
・文化庁
・財団法人石橋財団 ・公益財団法人トヨタ財団 ・公益財団法人ポーラ美術振興財団 ・国際交流基金 ・財団法人文化・芸術による福武地域振興財団 ・財団法人アサヒビール芸術文化財団 ・公益財団法人野村財団 ・公益財団法人東芝国際交流財団 ・バッカーズ・ファンデーション ほか |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
・一般社団法人レインボーフォスターケア
・NPO法人日向ぼっこ ・International Fostercare Alliance [ IFCA/イフカ] ・Art Center Ongoing ・blan class ・PARADISE AIR ほか |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
<海外>
・Camden Arts Centre(イギリス) ・IASPIS (スウェーデン) ・FRAME (フィンランド) ・Mondriaan FONDS (オランダ) ・Cove Park(スコットランド) ・A-I-R Laboratory(ポーランド) ・Asia Link(オーストラリア) ・Asia New Zealand Foundation(ニュージーランド) ・SOMA(メキシコ) ・SSamzie space(韓国) ・Human Rights Watch (日本オフィス) ・CAC (チェンマイ、タイ) <国内> ・メルセデスベンツ日本株式会社(日本法人) ・マネックス証券株式会社 ・株式会社HRインスティテュート ・パナソニック株式会社 ・森ビル株式会社 (アカデミーヒルズ) ・aTOKYO株式会社 ・株式会社 ジェイアイエヌ JIN CO.,LTD. ・ドイツ銀行グループ(日本) ・ブリティッシュ・カウンシル ・株式会社日本経済新聞社 ・日産自動車株式会社 ・森美術館 ・東京都現代美術館 ・原美術館 ・アーカスプロジェクト ・ワイルド・ナビゲーション ・JTB ほか 企業と共催のプロジェクト/セミナー等(抜粋): ・「日産アートアワード2015、2017」(主催:日産自動車株式会社) ・現代アートの公募プログラム「ART IN THE OFFICE」(主催:マネックス証券) ・「JINS ART PROJECT」(株式会社ジェイアイエヌ) ・「六本木アートカレッジセミナーAIT LINK LABO」(六本木アカデミーヒルズ) ・「日経アート・プロジェクト セミナー」(日本経済新聞社、アートフェア東京) ・「Human Rights Watch チャリティ・現代アート・オークション」(Human Rights Watch) ・「ゴー・ビトゥイーンズ こどもをとおして見る世界展」 子どもキャプションプロジェクト企画協力 (森美術館) ・ドイツ銀行株式会社 社員向けワークショップ(原美術館) ・「メルセデスベンツ アート・スコープ2015-2017」(メルセデスベンツ日本株式会社、原美術館) ・「恵比寿映像祭」ガイドツアー、関連イベント企画協力(東京都写真美術館) ・日本財団DIVERSITY IN THE ARTS企画展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」企画監修(スパイラルガーデン、青山) ほか |
行政との協働(委託事業など)の実績 |
・公益財団法人東京都歴史文化財団(東京都および東京文化発信プロジェクト室)
・アーツカウンシル東京 |