障がい児の親である現理事長が、同じように障がいを持つ子の母2名と共に行政へ放課後ケアの制度化をお願いしに行ったことがきっかけとなった。
その場では『どれほどの児童が必要としているのか実態が見えてこないと支援できない。単なる活動には公的な助成はできない』との話があった。
その後はサークルコスモスとして会員をつのり、35名の会員と共に長期休暇期間を中心に活動を開始した。
1999年には仙台市障害児放課後ケア事業として制度化され、市内に拠点を構え利用人数45名で活動をスタートする。
その後、市の方針により2004年に小学生の拠点と中高生の拠点を分け、それぞれの年齢に応じたニーズに対応する体制が整う。
小学生の拠点1つと中高生の拠点2つに加え、就労継続支援Ｂ型と生活介護(わくわく)を行っているすまいる作業所と2010年4月に合併をし、子どもから大人まで一貫したケアが行えると共に、保護者様からの要望にも慣れたスタッフが継続して対応できるようになった。
同年11月には小学生の拠点を増やし、学童部門が4拠点となった。
2012年5月にはヘルパー事業を開始した。
2014年4月、生活介護(くすくす)を新規開設。
2014年4月、中高生の拠点を増やし、学童部門が合計5拠点となった。

学童部門では、障がいを持つ子どもの放課後等デイサービス事業を行う。
学校が終わってから保護者様のお迎えまでの時間をスタッフと共に楽しく活動する。
児童発達支援管理責任者が個別支援計画を作成し保護者様と前期後期併せて年2回の面談を行っている。
活動は平日放課後のみではなく、学校が長期休暇期間の間は活動時間を１０：００～１５：００に変更し、受け入れを行いご家族や保護者様・ご本人様のニーズを細かく汲み取ることが出来るシステム作りを意識している。
また、半期ごとに中間評価を実施し、多様に移り変わるニーズにも柔軟に対応できるシステムを取り入れている。
26年度、中高生2拠点で降所時間を延ばし、保護者のニーズに応える取り組みを行っている。
休暇期間ケアは活動内容が変わり、お出かけ企画やお料理会など、子どもの状態に合わせて活動を選択できるように設定している。

成人部門では就労支援B型事業(すまいる作業所)と生活介護(わくわく・くすくす）事業を行っている。
就労支援B型事業では、豆腐・厚揚げ等大豆を加工した製品の製造・販売・納品を行っている。

ヘルパー部門は、自立支援法に基づく居宅介護事業と仙台市地域生活支援事業に基づく移動支援事業を行っている。

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