2005年4月に石垣島での水辺を中心とする観光業の安全確保のために、エコツアー業者が集まり設立。定期的な安全訓練や遭難者の救助訓練,海岸清掃やオニヒトデの駆除活動などエコツアーフィールドの環境保全活動、サンゴの白化調査、フィールドの利用ルールの設定、石垣島トライアスロン大会の水難救助員などを実施している。

石垣島沿岸レジャー安全協議会は、その名のとおり石垣島の沿岸域におけるレジャーの安全確保のために、石垣島のエコツアー事業者などが集まり平成17年4月に設立された。設立２年目の平成18年には、会員みんなで話し合いを重ね、当初よりの大きな目標だった「エコツアーガイドライン」を作成し、同年10月に発表した。
私たちの考えるガイドラインは「地域共生」「安全対策」「環境保全」の三本柱からなり、それらを守ることで良質なプログラムを提供できると考えている。参加されるお客様の満足度はもちろんのこと、参加いただく皆さんの安全確保（安全対策）と活動の場となる石垣島の豊かな自然と多様な生態系を維持・向上させること（環境保全）、さらには島に暮す皆さんに認められ、喜んでもらえるような事業（地域共生）を目指しいる。
　特に「環境保全ガイドライン」では持続可能な観光のための環境保全基準として、自然環境への負荷を少なくするためのプログラムの進め方、フィールドの使い方、動植物への対応、そして環境保全のための啓発活動を挙げている。また、「サンゴ礁域」「マングローブ域」「山岳域」として、それぞれのフィールドごとに具体的な行動を規定している。
私たちは、自分たちの行うエコツアーという仕事が、常に様々な矛盾を抱えていることを忘れずに、人間をも含む自然に対し時間的にも空間的にも広い視野で観察し行動することを大切にしていきたいと考えている。

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沖縄エコツーリズム推進協議会