県内（発足当時は米軍統治時代）の公衆衛生関係者が一堂に会し、研鑽、情報交流、行政支援のための学会・大会を開催する目的で設立された。
　本会は、公衆衛生の普及啓発、研究・教育活動に重点を置き、健康づくり活動やハブ対策事業を実施してきたが、平成4年に一部の分析事業を再開した。
　近年は、知事より沖縄県地球温暖化防止活動推進センターの指定を受け、地球温暖化防止活動を推進するとともに、市町村の福祉事業計画づくりの支援なども推進してる。
初代会長：宮城仁四郎（会社役員）、2代目会長：池原貞雄（大学教授）、3代目会長：稲福盛輝（開業医師）、4代目会長：儀間文彰（元県職員）、5代目会長：冝保好彦（元県医師会長）、6代目会長：小渡有明（元公務員医師）

自主事業
○沖縄県公衆衛生大会・学会の開催
○公衆衛生に関する講習会・研修会の企画、開催
（感染症予防、食中毒予防、危険生物被害防止、健康づくり等）など

保健・医療・福祉・地域活性化・シマおこしに関する活動
○健康づくりに関するアンケート及び実態調査、健康づくり計画
○介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画の策定支援
○障害者計画・障害福祉計画の策定支援
○子ども・子育て支援計画（次世代育成支援活動計画）の策定支援
○福祉・保健医療に関する各種調査研究事業　　　　　
○自治体の各種計画（総合計画等）に関する調査研究事業

環境保全・環境衛生・環境教育に関する活動
○沖縄県地球温暖化防止推進センターの運営
○おきなわアジェンダ21県民会議の事務（事務付託）
○環境保全・環境衛生に関する調査研究事業
○子供の科学力向上のための実践的推進事業
○ハブ対策事業
○環境計量証明事業　など

近年、複雑化した公衆衛生の向上には、環境課題と健康づくりや福祉活動との連携が欠かせないと感じ、そのための地域づくりや人材育成が必要と思われる。そのために、市町村行政、企業・NPO・個人との連携のあり方を模索し、実践展開する活動等を目指している。

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