障がい者

　NPO法人ちょんこめ会は心身障害者のグループホーム「ちょんこめ銀河の家」（定員12名）と「ちょんこめ作業所」の２つの事業を運営しています。双方とも国や都より「指定障害福祉サービス事業者として認められしっかりと歩んでいます。
　昭和63年5月ちょんこめ作業所は「障害があっても島を離れることなく生まれ育った八丈島で家族や地域の皆さんと共に働き、仲よく暮らしたい」という願いから生まれました。アルミ缶リサイクル作業・花壇管理や清掃作業・ステンシル作品作り等の作業の他、音楽、お茶、習字、スポーツ等のレクリエーション活動、旅行、クリスマス発表会、ちょんこめまつり等の行事を行っています。
　ちょんこめ作業所は平成23年4月自立支援法のもと生活介護、就労継続支援（B型）の多機能型施設として再出発しました。仲間と共に多様な活動に挑戦し、社会人としての自覚や生きる意欲の向上を目指しています。
　代表者 内山滿惠はボランティア、支援員を経て、ちょんこめ作業所所長を歴任。NPO設立当初事務局長を務めていました。

　ちょんこめ会はNPO法人設立（平成17年10月）から17年目、立ち上げから34年目をむかえます。
無認可通所施設（主に知的、身体障害）としてはじまり、利用者の思いのいっぱいつまった楽しい作業所として島民、行政の皆様の支援を得て少しずつ充実してまいりました。
　２人からはじまった作業所利用者も令和4年4月現在28名になりました。
　ちょんこめ作業所では、「利用者が主人公」を合言葉に、利用者の「こんなことをしたい」「こんな事を頑張りたい」という願いや希望を、それぞれが表現できるよう、また少ない言葉からもその願いを丁寧に受け止め実現できるよう、「個別支援計画」を中心に支援しています。家庭やグループホームとも連携をとり、利用者の生活全体を考えたサポートができるよう努めています。
　また、島中の方に障がいのある仲間たちを理解してもらうために、「地域に根差した活動を」と、クリスマス発表会への御招待、ちょんこめまつりの開催、又、島内の多くのイベントにも積極的に参加してきました。特に小・中・高生の体験学習・ボランティア活動の受け入れなどは積極的に行いました。
　家族も年を重ねて高齢化しました。「親亡き後のことが心配」みんな不安になりました。そしてグループホームを作ることにしたのです。平成18年に男性棟定員4名。女性棟定員4名の「ちょんこめ銀河の家」が完成。試行錯誤をかさねながらの運営でしたが今では入居者の大好きなグループホームに成長しています。
　平成27年4月にもう1つのユニットが完成し（男性棟定員4）グループホームの事業として安定してきています。

ビジョン
ＮＰＯ法人ちょんこめ会は、障がいのある仲間たちがいきいきと心豊かに暮らせるように、以下の理念を掲げます。
「どんな障がいがあっても、生まれ育ったこの島で、大好きなこの島で、ずっと笑顔で暮らせるように！」
１、障がいのある人ひとりひとりの思い・願い、人権を大切にし、豊かに成長
　　しいきいきと暮らせる場の実現を目指します。
２、障がいのある人や関係者みんなが大切にされる、民主的な運営を目指し
ます。
３、地域の理解を広げ、障がいの有無にかかわらず、暮らしやすい島づくり
を目指します。

有

 

 

 

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元年度貸借対照表.pdf