現在、わが国では、文部科学省の調査においても、不登校やひきこもり児童が増加しており、それに伴い就職困難者や人権侵害も増加しています。その理由として、最近の子どもは、人間関係が希薄で、「人」と心を開いて対話することやすぐにあきらめてしまうという耐性の低さ、集団の中で社会性の低さも問題視されています。　　　　　　　　　　
これらの問題解決のために、フリースクール事業で、不登校・ひきこもり・障害など何らかの理由で一般的な学校へ行くことや就労が困難な人に、主体性・自主性・社会性を育てる支援を行います。また、物品販売受託事業で、障害者・ひきこもり者などが、個性を活かした手作り商品を作り、商品を販売することによって、自分に自信を持つことができると考えています。
不登校やひきこもりをはじめ、軽度の発達障害、知的障害などの事情を抱える人たちやその家族に対して、自分らしく誇りをもった生活を送ることができるように、フリースクール事業などの支援事業を行うことにより、それぞれが抱える問題の改善や解決を図り、誰もが安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与していきたいと考えます。

理事長

はやさか ゆい