認定特定非営利活動法人 認定NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会

基礎情報

団体ID

1480877040

法人の種類

認定特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

認定NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会

団体名ふりがな

こくさいじらいしょりちいきふっこうしえんのかい

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

カンボジアにおける当会活動地域は、1970年代から90年代の約25年に渡った内戦の激戦地域であったため、現在も多くの地雷と不発弾が残されている。
これらの地域は長年地雷原として放置されてきたため、未だ地雷被害が後を絶たず、また地域復興にも多くの課題が残っている。
当会は2011年からカンボジア北西部バッタンバン州周辺において地雷・不発弾の処理事業をカンボジア政府機関のカンボジア地雷対策センター(CMAC)との共同事業として実施しており、地雷処理専門家である理事長高山を現地へ派遣、現地代表として地雷処理チームへの訓練および地雷に関する知識の村人への啓蒙活動を行っている。
並行して地域の復興支援事業も実施し、日本語学校運営・学校建設・井戸採掘・地場産業発展の支援に力を注いでいる。

代表者役職

理事長

代表者氏名

高山 良二

代表者氏名ふりがな

たかやま りょうじ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

790-0011

都道府県

愛媛県

市区町村

松山市

市区町村ふりがな

まつやまし

詳細住所

千舟町7-7-3伊予肥ビル2F

詳細住所ふりがな

ちふねまちいよひびるにかい

お問い合わせ用メールアドレス

info@imccd.org

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

089-945-6576

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~16時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

土日・祝日休み

FAX番号

FAX番号

089-945-6576

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~16時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

土日・祝日休み

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2011年3月19日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2011年3月19日

活動地域

日本全国および海外

中心となる活動地域(県)

愛媛県

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

21名

所轄官庁

愛媛県

所轄官庁局課名

県民環境部男女参画・県民協働課
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、教育・学習支援、地域安全、人権・平和、国際協力、国際交流、経済活動の活性化

設立以来の主な活動実績

当会の理事長兼カンボジア現地代表の高山良二氏は自衛官を定年退官後の2002年から約9年間、JMAS(認定NPO法人日本地雷処理を支援する会)の一員として、カンボジアでの不発弾・地雷処理活動に携わった。
JMASを退任後、カンボジアで住民参加型地雷処理活動、自立可能な地域の復興支援活動を目指し、2011年7月、当会が設立された。以降、カンボジア・バッタンバン州とパイリン州で「住民参加型」の地雷処理活動及び、地域復興支援活動を実施し、年間約30ヘクタールの地雷原を安全な土地に変えている。

団体の目的
(定款に記載された目的)

世界各地には、地雷や不発弾という戦争や紛争で残された負の遺産が、まだまだ沢山放置されたままになってこれいる。これらは人道的にも、また地域の復興のためにも誰かが処理をしなければならない。これらを自衛官奉職時に習得した地雷処理専門技術をもって、現地住民自らが参加して処理出来るよう現地において指導しながら、安全な生活環境、安全な田畑の整備、生産性の向上、自立可能な地域の復興を支援するとともに、国際的な視野に立ち相互の友好交流を促進し、もって平和構築の理念を内外に啓発する機運を高める種まきをするため、この法人の設立を決意した次第である。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

1.カンボジア政府機関CMAC(カンボジア地雷対策センター)と共同し、現地住民5名をデマイナー(地雷探知員)として雇用・訓練し、「住民参加」による地雷・不発弾の処理活動を実施。
2.2011年8月~2017年12月末までに、対人地雷362個、対戦車地雷154個、不発弾807個を除去。
 処理した地雷原は163ヘクタール(東京ドーム約34個分)に及ぶ。
3.地雷除去により安全を取り戻した土地で、インフラ整備、人材育成、教育支援、日本企業誘致の
 雇用対策、地場産業の支援など自立可能な地域を目指す復興支援活動を実施。
 (1) インフラ整備:井戸掘削(34基完成)や道路整備
 (2) 人材育成:無料の日本語学校の運営。
   村の子供たちが日本語を習得することで、職に就るよう支援している。
   卒業生は、日系企業に就職したり、プノンペン大学日本語学科へ進学している。
   また、優秀な生徒には日本への留学を支援している。
  (2名が愛媛の大学に留学、その他毎年 短期留学1名)
 (3) 教育支援:特に僻地の地域に学校を建設(12校完成)
 (4) 日本企業誘致:愛媛の紙加工会社 4社を誘致し、約300名の雇用を創出。
 (5) 地場産業の支援:地雷が除去された畑で、キャッサバ芋を栽培し芋焼酎を製造する現地企業
   へ製造等のアドバイスを実施している。
4.講演会活動:活動報告会や講演会を年30~40回実施。年3回の報告会に加え、愛媛県内外の小・
 中・高、大学及び民間団体で講演を行い、平和構築の理念を内外に啓発する事に努めている。

現在特に力を入れていること

カンボジアには未だ400万~600万個の地雷が残されており、全て除去するにはあと100年はかかると言われている。
最大限に安全に注意を払いながら、村人と共に日々地道に地雷除去活動を継続していくしかない。

今後の活動の方向性・ビジョン

会の最終目標は「平和構築理念」を内外に啓発し、カンボジア、日本そして国際社会が戦いのない人類社会を次世代に残すことを目指している。
村人でない外部の地雷処理のプロに依頼すれば、より効率的に地雷が除去されるであろうが、一時的な支援になりかねない。
会では、住民自らが地雷処理を担うことで自立した安全な村を自らが作り、地雷が除去された土地では農作物を育て貧困を解消しながら住み易い地域を村人みんなが作っていくことを願っている。
そして一時も早く支援が必要でない時がくるように願いながら、その時まで必要最小限の支援をしていく。復興に住民が直接参加し、自立に向けての意識改革を図っていく、このような支援を今後も継続して行いたい。そして、この意識改革は周囲のカンボジアの人々へと派生し、更には日本や世界の人々に向けての、戦争のない平和な未来へのメッセージに繋がるはずである。

定期刊行物

カンボジアの地雷処理状況、日本での活動報告、留学生の近況報告等を掲載したニュースレター『カンボジア便り』を年二回(6月、12月)約1000部発行。

団体の備考

【団体の受賞歴】
2015年12月 かめのり賞(公益財団法人かめのり財団)
2017年2月  地球倫理推進賞および文部科学大臣賞(一般社団法人 倫理研究所)

【高山良二氏の受賞歴】
2007年2月  南海放送賞
2009年11月 国際奉仕賞(公益財団法人ソロプチミスト日本財団)
2010年3月  テレビ愛媛賞
2011年11月 社会貢献者賞(公益財団法人社会貢献支援財団)
2013年6月  カンボジア政府表彰
2015年1月  シチズン・オブ・ザ・イヤー特別賞(シチズンホールディング株式会社)
2016年2月  プラチナギルドアワード賞(特定非営利活動法人プラチナ・ギルドの会)

【高山良二 執筆書籍】
『地雷処理という仕事~カンボジアの村の復興記』 2010年 筑摩書房 刊
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

【助成金】
・2016年 公益財団法人 大阪コミュニティ財団
・2016年 公益信託アジア・コミュニティトラス
【補助金】
・2016年 松山市市民活動推進補助金
・2015年、2016年 愛媛県NPO法人活動助成事業団体支援助成
【表彰】
・2015年 かめのり賞(公益財団法人かめのり財団)
・2017年  地球倫理推進賞および文部科学大臣賞(一般社団法人倫理研究所)
・2018年 社会貢献者賞(公益財団法人社会貢献支援財団)
・2020年 愛媛新聞賞 
・2021年 千嘉代子賞(公益財団法人ソロプチミスト日本財団)
・2022年 愛媛トヨタランクル文学賞 特別賞「苦楽を共にした相棒」

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

国際協力の一環として、地雷等の被害により車いすが必要となった人々が暮らす国の生活を支援することを目的に、愛媛県東温市海渡る車いす実行委員と共に車いすをカンボジア・バッタンバン州に寄贈する協働事業を行っている。
バッタンバン州「カンボジア赤十字」記念行事において贈呈し、バッタンバン州州知事より感謝状が同団体へ授与される。
以後2016年まで計7回125台の車椅子を寄贈している。

企業・団体との協働・共同研究の実績

実績なし

行政との協働(委託事業など)の実績

2011年より理事長の高山良二が愛媛県生涯学習、愛媛県松山市教育委会の指定講師を務め、年間10~15校の小中学校で講話を実施。平和の大切さや戦争の悲惨さ、豊かな心や命を大切にする心を子ども達へ伝えている。
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財政

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

個人正会員/5000円/129人
法人正会員/30000円/29団体
賛助会員/3000円/94人
法人賛助会員/20,000円/16団体

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
1名
3名
非常勤
0名
0名
無給 常勤
0名
0名
非常勤
17名
0名
常勤職員数
4名
役員数・職員数合計
21名
イベント時などの臨時ボランティア数
2名

行政提出情報

報告者氏名

高山 良二

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

7500005006893

認定有無

認定あり

認定年月日

2021年2月25日

認定満了日

2026年2月24日

認定要件

絶対値基準

準拠している会計基準

NPO法人会計基準

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
2020年度
2019年度

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
2021年度(前々々年度)
2020年度

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団体ロゴ

地雷処理チーム


高山良二の地雷処理の様子

高山良二と日本語学校の子どもたち


高山と日本人より寄贈された学校の子どもたち