日本母乳バンク研究会(任意団体)

基礎情報

団体ID

1505642445

法人の種類

任意団体

団体名(法人名称)

日本母乳バンク研究会

団体名ふりがな

にほんぼにゅうばんくけんきゅうかい

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

現在、日本の母乳バンクは日本橋母乳バンクのみである。日本小児科学会は早産・極低出生体重児の経腸栄養に関する提言のなかで母親の母乳が得られない・用いられない場合は日本母乳バンク協会から提供されるドナーミルクを利用するよう記載している。厚生労働省もドナーミルクを安定供給できる母乳バンクを整備するための研究班を立ち上げているが、一つのバンクでは全国の超早産児のためのドナーミルクを安全に保存することができない。また、低温殺菌処理した母乳を保存するスペースがない。また、超早産児に提供するドナーミルクの栄養価(熱量、タンパク質量、脂肪、炭水化物)ならびに超早産児に利益がある生理活性物質量も測定することで、オーダーメイドのドナーミルクを提供することができる。ドナーミルクであるからよいというわけではなく、300gで出生した心疾患合併児と1400gで出生した合併症のない児では必要とするドナーミルクは違ってくる。すべての超早産児にオーダーメイドのドナーミルクを提供でき、ひいてはそれぞれの超早産児が早産児特有の合併症(壊死性腸炎、未熟児網膜症、慢性肺疾患、重症感染症など)に罹患しない~軽症で済むようにできる。

代表者役職

代表理事

代表者氏名

水野 克己

代表者氏名ふりがな

みずの かつみ

代表者兼職

昭和大学医学部小児科学講座 教授

主たる事業所の所在地

郵便番号

103-0005

都道府県

東京都

市区町村

中央区

市区町村ふりがな

ちゅうおうく

詳細住所

日本橋久松町5-5 クリオ日本橋久松町1303

詳細住所ふりがな

お問い合わせ用メールアドレス

katsuorobi@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

090-1771-1459

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

10時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2020年12月25日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

東京都

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

2名

所轄官庁

東京都

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

子ども

 

設立以来の主な活動実績

先進工業国で母乳バンクがない国はほとんどないが、我が国では2017年までなかった。水野克己は、日本において母乳バンクを設立するため、2014年より厚生労働科学研究(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)HTLV-1母子感染予防に関する研究分担研究として昭和大学江東豊洲病院に母乳バンクを設立し、ドナーミルクを必要とする赤ちゃんに提供してきた。その経験をもとに、2017年に日本中のNICUでドナーミルクを使えるようにするために一般社団法人日本母乳バンク協会を設立した。その後、日本橋母乳バンクができ、また、小児科学会からも早産・極低出生体重児の経腸栄養に関する提言が出されたことで、日本中のNICUが母乳バンクを利用するようになった。

団体の目的
(定款に記載された目的)

母乳の保存・配送は”セントラルバンク”が行う。”セントラルバンク”ではそれぞれのドナーミルクの成分解析を行い、児の在胎週数・出生体重、合併症に応じて適正なドナーミルクを提供できるよう準備をする。それにより、すべての超早産児にオーダーメイドのドナーミルクを提供でき、ひいてはそれぞれの超早産児が早産児特有の合併症(壊死性腸炎、未熟児網膜症、慢性肺疾患、重症感染症など)に罹患しない~軽症で済むようにできる。NICU入院中に重篤な合併症を防ぐことは、それぞれの児の長期予後の改善、家族の不安の軽減、そして医療費の軽減につながる。また、長期予後の改善(脳性麻痺・視覚聴覚障害・慢性肺疾患・認知機能障害)は、児が生涯にわたっていきいきと生きていくためにも必要である。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

1.いつでも提供できる体制整備:現在、運用している豊洲と日本橋の近くに”セントラルバンク”を設立し、そこで低温殺菌処理され、細菌培養検査にて適格と判断された”ドナーミルク”を保存する。全国のNICUからのオーダーは”セントラルバンク”に入り、そこから配送する。現在は豊洲・日本橋母乳バンクともに土日・祭日はドナーミルクを配送することができない。そのため、長期連休の直前・最中に出生した超早産児にはドナーミルクによる影響を開始するまで最長1週間近くかかってしまう。その超早産児の一生に影響を与えかねないため、タイムリーに配送できるよう月曜から日曜までいつでも対応できる”セントラルバンク”が必要となる。2:必要とする超早産児すべてに対応できる規模の獲得:現状では、配送可能なドナーミルクも豊洲・日本橋母乳バンク内で保存しているため、あらたな母乳を受け入れるスペースがなくなってきている。ドナー登録者は100名近くになり、来年度にはおそらく300人を超える規模となる。その方々からの母乳を受け取るスペースを確保することが欠かせない。3:超早産児ひとりひとりにベストのドナーミルクを提供する:ドナーミルクの成分分析・生理活性物質測定を行っておくことで、オーダーシートに記載された超早産児のバックグラウンドに適したドナーミルクを配送することが可能となる。ひとりひとりの超早産児が健やかに育っていき、合併症で命を失ったり、障害を残したりすることがないよう取り組みたい。

現在特に力を入れていること

いつでも、どこにでも、小さな命ひとりひとりが必要とする成分を含むドナーミルクを提供できる体制を整備すること。そのためにはドナーミルクを衛生的に保存できるキャパシティーが必要であり、また、母乳分析が可能な設備が必要となる。このような機能を持つ母乳バンクは世界にも類がなく、この取り組みが成功できれば、developing countriesにも応用することで世界の小さな命を救うことができると考える

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

企業・団体との協働・共同研究の実績

行政との協働(委託事業など)の実績

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財政

最新決算総額

100万円~500万円未満

会計年度開始月

 

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

 

会員種別/会費/数

 

加盟団体

 

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
 
非常勤
 
 
常勤職員数
 
役員数・職員数合計
2名
イベント時などの臨時ボランティア数

行政提出情報

報告者氏名

 

報告者役職

 

法人番号(法人マイナンバー)

 

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

 

監査の実施

未実施

監視・監督情報

 
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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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