業務概況
昭和15年11月　　本間一夫が蔵書７００冊をもって、日本盲人図書館を創立する
昭和25年10月　　財団法人日本点字図書館設立認可
昭和27年５月　　社会福祉法人となる
昭和29年　　　　厚生省より点字図書製作事業を委託される
昭和33年　　　　声のライブラリー発足
昭和37年　　　　東京都から声の図書製作事業を委託される
昭和41年　　　　盲人用具取扱業務発足
昭和51年　　　　声の図書「カセットテープ化」開始
昭和53年　　　　書庫増築工事実施
昭和54年　　　　テープ制作棟工事実施
平成２年　　　　創立５０周年記念式挙行
平成３年　　　　パソコン点訳者養成事業開始
平成６年１月　　厚生省委託新規事業として情報ネットワーク事業開始(PC-VAN)
　　〃　12月　　アジア盲人図書館協力事業開始
平成８年３月　　国費による新本館完成
平成10年３月　　国費による新別館完成
平成10年８月　　ＭＯレコーダーを使った録音図書のデジタル録音開始
平成11年８月　　デイジー（デジタル録音図書）図書の貸出開始
平成12年３月　　当館ホームページ開設
平成12年11月　　創立６０周年記念式挙行
平成13年４月　　厚生省補正事業点字図書情報ネットワーク稼動
平成15年１月　　「本間一夫と日本点字図書館」第10回井上靖文化賞を受賞
平成16年４月　　録音図書ネットワーク配信サービス「びぶりおネット」を開始
平成17年４月　　録音図書ネットワーク製作システム「びぶりお工房」を開始
平成17年10月　　びぶりおネットに点字データ配信を追加

日本点字図書館は、昭和15年11月10日、全盲の青年本間一夫により創立されました。
全国の視覚障害者を対象に、点字・録音図書や雑誌の製作と無料貸出、図書情報の提供、中途視覚障害者のための点字教室、パソコン教室、そして視覚障害者生活用具の開発とあっ旋販売、アジア太平洋地域を対象にした国際協力などの事業をおこなっています。

[情報提供サービス]
・図書・雑誌の貸出
　全国の視覚障害者（利用登録者約１万1千人）、海外在住の視覚障害者へ郵送により無料貸出しています。
・インターネット配信サービス
全国の点字図書館等から集めた点字データをダウンロードして利用できる「ないーぶネット」と、点字と録音データを配信する「びぶりおネット」のサービスを展開しています。
・レファレンスサービス
　点字図書や録音図書の情報提供をはじめ、図書に関する問い合わせにお答えしています。
・希望点訳・個人朗読サービス）
・専門対面リーディングサービス
・中途視覚障害者のための点字教室
・視覚障害者のためのパソコン教室

[視覚障害者生活用具のあっ旋販売サービス]
・用具事業
日常生活を安全で便利にするための生活用具の開発と販売。全国を対象に通信販売もおこなっています。

[点字図書の製作]
・点訳図書
・点字図書の出版

[録音図書の製作]
・録音図書
・録音雑誌の発行
・各種録音物の製作

ユニバーサルデザイン（UD）の推進
・点字案内板・触知案内図の製作
　企業・地方自治体などから委託を受けて、公共施設などに設置される点字案内板や触知案内図など、各種点字サインの製作・監修をおこなっています。

海外への支援
・アジア盲人図書館協力事業
マレーシアを拠点に「コンピュータ点字製作技術指導講習会」を開催し、パソコンによる点訳技術や作図法などを指導しています。

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