本会は、私立盲唖学校の教諭であった葛山覃が視覚障害者の社会的地位の向上を図ることを目的として昭和２年に設立した岡山県盲人協会が発展したもので、会員からの拠出金に加え、宮内庁からの御下賜金や県の助成を得ながら在宅福祉に取り組んできた。戦後、多くの盲児が就学困難な情勢にあったことに鑑み、昭和25年に盲児施設「岡星寮」を開設したが、その後の行政施策の充実に伴い、盲児施設としての使命を終えたものと判断し、昭和63年に、視覚障害と知的障害を併せ持つ障害者の更正施設として再出発した。また、昭和60年からは、在宅の視覚障害者の活動拠点として整備を働きかけていた岡山県視覚障害者センターの指定管理を受けた他、自主事業として、研修会への会員の派遣、文化・スポーツ事業などに取り組んできた。平成26年度からは、相談支援事業所・地域生活支援事業所「みちしるべ」をセンター内に設置し、視覚障害者の在宅福祉のさらなる促進に努めている。

１：第一種社会福祉事業
　　障害者支援施設「岡星寮」（定員４０人）の設置経営
２：第二種社会福祉事業
（１）岡山県視覚障害者福祉センターの指定管理、受託事業の実施
（２）自主事業（研修会への派遣、文化・スポーツ事業など）の実施
（３）相談支援事業所・地域生活支援事業所「みちしるべ」の運営

実績なし。

無