大村福祉会は、昭和57年に社会福祉法人として設立し、同時に特別養護老人ホーム泉の里（55床）とショートステイ泉の里（17床）を開設しました。また、平成2年にはデイサービスセンター、平成3年にはホームヘルパー派遣業務を開始し平成5年に在宅介護支援センターを開設するなど、在宅介護サービスの充実にも積極的に取り組んでいます。さらに近年では、平成17年に認知症対応のグループホーム（18床）を開設すると共に、公益事業としての住宅型有料老人ホームを平成18年と22年に開設し（157床）、文字どおり地域における総合介護サービスセンターとしての役割を担っています。
現在、施設の運営については、、理事・評議員会の他にユニークな取り組みとして、地域の情報や泉の里に対する要望を知らせいただく、地域モニター的な「泉の里支援協力員制度」を設け、市民の皆さんと共に歩み、市民の方々に支えていただく施設作りを目指し活動しています。

「大村福祉会」並びに「泉の里」は、創立36周年を迎えることになり、この間、多くの市民の方々のご支援により事業は順調に推移し、地域高齢福祉を担うリーダー的な施設として県下でも大きな施設として発展しました。
現在、何れの施設もほぼ満床状態になっており、利用者のニーズにお応え出来ているものと自負しています。
しかし、介護サービスの利用枠の制限等により、必要なサービスが介護保険制度では十分には賄えない状況にあり、保険制度で足りない部分については、当施設独自のサービス制度「ふれあいケア泉の会」や「ふれあいデイサービス」として極力利用者の要望にお応えできるようにしています。
また、福祉マンパワー育成の一翼を担う社会的な使命として、高校生、大学生、専門学校生などの実習受入や民間養成機関のヘルパー現場研修の受入なども積極的に行っています。
このほか、地域社会における健康と福祉の増進への貢献として、グランドゴルフ大会（年3回）やバレーボール大会を主催し、特にグランドゴルフ大会は500名超える参加があり、当市では最大規模の大会になっています。

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