寛文2年(1662)に発生した外所（トントコロ）地震による津波痕跡碑の再発見を契機として「津波堆積物」の採取機械の開発と採取を実施し、過去の津波の科学的実証を目標として活動している。現在津波堆積物採取機を試作し、試験採取を試みた。同時に石碑や伝承および古文書を検証して「地域の津波などからの防災」をめざしている。宮崎応用地質研究会の地質の専門的な会員が主体となっており、代表者は地盤工学の技術士である。また株式会社海洋計画という建設コンサルタントを1982年から営業している。過去の津波を科学的に実証することにより、これからの地域の防災計画に寄与できると考えている。また石碑などの保全顕彰により、よりよい地域づくりにも貢献できると考えている。２０１４年度は採取した試料の分析を行った。

1.津波堆積物探査採取装置の開発と運用。2.津波に関する、古文書、石碑、伝承などの収集と整理。
3.津波に関する、科学的および文化的な知見の公表。３．その他災害に関する研究と開発。

当面、宮崎県内を研究対象とするが「堆積物採取方法と分析方法の技術的確立」をもって宮崎県外も活動対象とする。また津波に限らず「災害事象」すべてを研究対象とする。

宮崎応用地質研究会の構成員が主体であり、地質や掘削に関してスキルを有している。また宮崎大学や南九州大学などと技術的な交流が可能である。

津波堆積物公開論文

http://www2u.biglobe.ne.jp/~kaiyo/furujyoutunami.pdf

有

なし

 

1名

 

 

 

理事相互に監査している。