湯布院の隠れ里に400年以上も続く歴史ある湯治場「湯平温泉」。

この地の深刻な過疎化と空き家の増加による衰退を阻止するために、
日本の伝統文化を再発掘しながら、現代的なデザイン・アートを融合させ、
地域環境保全など循環的なソーシャルデザインも取り入れた、
温故知新で持続可能なアートビレッジとして盛り上げていくプロジェクトです。

アートビレッジプロジェクトは最初の礎であり、
最終的な目的は、国際的に開かれた魅力ある湯治場としての再生です。

目的達成のためにも今の空き家を活用し、この地を一緒に磨いていく人材が必要です。
「アートビレッジ」という旗揚げによりクリエイティブな人材を全国・世界中から募り、
工房の開業や発表の場を支援し、賑やかな街を創造して集客→生業を作り、
その後の移住・就労促進につながるように働きかけていきます。

川の音が響く小さな谷に灯る赤提灯。
細い石畳の坂道に、遺跡のように佇む路地裏の迷宮。
もう現代の規定では作れない特異な景色のひとつです。
子供達に残したい、そして世界中に発信したい
貴重な日本の宝だと思います。

地方行政は過疎により財政難です。
どうか全国に広く支援していただき、
日本が世界に誇るこの美しい湯治場を未来に残すお手伝いを
私たちにやらせてください！　

山深い谷に過密度で建てられたこの街並みは、川沿いで湿度も高く
空き家になるとすぐに劣化・崩壊してしまいます。
今やらないと手遅れになります。この5年間が岐路だと思っています。


湯平温泉が千年先も多くの人の古里のような湯治場であり続けることを願って、
アートディレクター・空間作家が移住し、発起人として
この地をキャンバスに未来を描き始めました。

他、メンバーは大分の竹工芸作家や現代美術家を中心に
全国・世界中に賛同者と協力者を募っています。

どうぞご支援・ご賛同のほどよろしくお願いいたします！

総合プロデューサー・アートディレクター

はしもと まさみ