社会福祉法人福音会は、医療法人財団福音医療会を母体として昭和57年3月に設立され、翌昭和58年4月、町田市野津田に総合老人施設を開園しました。
　母体の福音医療会は終戦後間もない昭和22年2月、日本基督教団社会部が神田錦町にあった同教団ピルの一室に宗教法人日本基督教団診療所を開設、引揚者や戦災者・生活困窮者を対象に無料診療を始めました。
　その後世情は安定し、診療所も充実発展し、また同教団の機構改革もあり、医療部門は医療法人にすることになり、昭和42年10月医療法人財団福音医療会を設立しました。
　以後その活動範囲を拡げ、神田・日本橋堀留・武蔵野・町田の4ケ所で地域・職域のための診療・健診を中心として医療活動を行なってまいりました。そして老人福祉と医療を一体化した働きをするためキリスト教精神を基に「隣人愛」を医療だけではなく、老人福祉のためにも尽す使命を感じ、社会福祉法人福音会を設立しました。
　当初は町田市野津田の3事業所だけでしたが、多くの皆さま方よリ絶えることのない物心両面にわたるご支援、そしてご指導ご鞭燵により、現在は町田市に3ケ所8事業所、文京区に3ケ所7事業所、練馬区に1ケ所4事業所、計19事業所を運営し、常に高齢者の立場に立って「仕える心」「担う心」「感謝の心」(福音会の三つの心)をもって業務に励んでおります。

高齢者福祉事業全般、特別養護老人ホーム２施設、軽費老人ホームＡ型１施設、通所介護事業所７センター、訪問介護事業所３センター、地域包括支援事業所３ヵ所、居宅介護支援事業所５ヵ所、認知症対応型老人共同生活援助事業（グループホーム）１ヵ所,訪問看護事業所１か所を経営。

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