法人設立当初は、訪問介護とグループホームのみで活動していたが、障害児の放課後対策が必要であることや、介護が必要な障害者の日中支援をとの要望があり、それに応える形で児童デイサービス・地域支援事業を開始する。働きたい障害者の活動の場を提供することを目的に、小規模作業所フルクテンを開設する。この作業所では、ノルウェー風のパン「フルクテン」を中心とした、パンの製造・販売を行い、この事業で得た収益は作業所で働く利用者の方に工賃として配分する。平成１９年６月、障害者自立支援法に基づき、多機能型事業所フルクテン（就労移行・継続B・生活介護）として新体系に移行する。
平成２５年４月、児童福祉法により児童デイサービスアルケンⅡは放課後等デイサービスアルケンⅡへ移行される。
平成２５年１２月、開設当初からの活動の場であった菱川町のビルが、震災による被害のよりビルを取り壊すことになったため、市内鹿島町に新たに施設を建設して移転する。鹿島町においては相談支援事業所オムソルグを開設すると共に生活介護事業所アルケンは定員を２０名に増員して活動を開始する。

１、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく特定相談支援事業
２、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害福祉サービス事業
３、介護保険法に基づく介護福祉サービス事業
４、児童福祉法に基づく障害者通所支援事業
５、レスパイト事業
６、上記に付随する一切の事業

ゴールデンハープとは？

人はだれでも絶大な価値を有する存在です。存在としての価値は、その人がどんな能力を持つか、あるいは持たないかには全く依存しません。アメリカ元大統領のクリントン氏は、在職中訪日した際にテレビ出演し、その中で青少年犯罪の危機的増加に触れて次のように言いました。

『子どもたちは、いのちの故に自分が価値ある者であることを知る必要があります。』

さらに言えば、たとえ障害があろうと、あるいは認知症になろうと、人間としての個人の価値はだれでも全く同じであるばかりではなく、どんな人も必ず誰かのために役立つなにかを持っているはずです。美的に表現するならば、人はだれでもその人独自の美しい音色を必ず持っている竪琴・ハープのような存在です。ただ、その音色は、人生の様々な出来事や自分自身の中に蓄積されていく否定的な経験によって、弱くなったり、時にはやんでしまったりする場合が多々あるでしょう。
創造主によって「神のかたち」に創られた人間の、輝く黄金にたとえられる価値、そしてその人間が本来周囲のひとびとのために奏でるべき音色が、回復されて輝き、人間の素晴らしさが静かな波紋のように広がっていくことを願い、「金の竪琴」＝「ゴールデンハープ」としました。

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2003年3月24日

 

社会福祉法人基準会計

平成２７年5月16日　監査実施
課題
１、事業所ごとの適切な運営がされていますから、事業所間の連携を図れば一層質の高いサービスが提供されるのではないでしょうか。
２．利用者の満足度調査を行い、このデータを基により良い支援につなげる必要があるのではないでしょうか。
３．記録には記録者の名前を記入した方が良いでしょう。
４．ボランティアの受け入れに関するマニュアルを整備する必要があると思われます。
５．目的とねらいがあっての計画が作成されている訳ですから、それが反英されるケースの記録の仕方を工夫することが必要と思われます。