特定非営利活動法人日本雲南聯誼協会
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団体ID |
1561877240
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法人の種類 |
特定非営利活動法人
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団体名(法人名称) |
日本雲南聯誼協会
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団体名ふりがな |
とくていひえいりかつどうほうじんにっぽんうんなんれんぎきょうかい
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
教育支援活動の柱である「50の小学校プロジェクト」では、小学校建設費用を必ず現地政府や関係部署と折半、地元住民には労働力を提供してもらうなどして、地元に根付いた学校作りを心がけている。これにより支援される側の精神的従属を防止し、自立への自助努力を促すとともに、これまで協会に寄せらた会費や寄付金など貴重な浄財の恩恵を、より多くの子どもに還元することができた。また、長年に渡る地道な支援活動で培ってきた地元政府との強い信頼関係は支援活動を続ける上で大変な強みとなっている。特に2007年から段階的に始まった健康・衛生環境支援事業「100万回の手洗いプロジェクト」で、きめ細やかなプロジェクトの推進ができたのは、地元政府の協会に対する信頼あってのことと自負している。当該事業のJICA草の根技術協力事業採択に当たっては、従来この分野における外部干渉をよしとしない中国政府を、協会カウンターパートである雲南省僑務弁公室が説得にあたったという経緯もある。代表自身も雲南省出身の少数民族であることから、受益者のニーズや支援地域の状況を柔軟に把握することができるのも大きな強みのひとつである。
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代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
初鹿野 惠蘭
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代表者氏名ふりがな |
はじかの けいらん
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代表者兼職 |
NGO日本医療開発機構理事、工学院大学孔子学院中国アジア研究センター客員研究員
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
162-0846
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都道府県 |
東京都
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市区町村 |
新宿区
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市区町村ふりがな |
しんじゅくく
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詳細住所 |
市谷左内町21-13-1階
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詳細住所ふりがな |
いちがやさないちょう
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お問い合わせ用メールアドレス |
yunnan@jyfa.org
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電話番号
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電話番号 |
03-5206-5260
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
10時00分~17時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
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備考 |
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FAX番号 |
FAX番号 |
03-5206-5261
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
10時00分~18時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
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備考 |
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
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都道府県 |
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市区町村 |
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市区町村ふりがな |
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詳細住所 |
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詳細住所ふりがな |
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2000年6月24日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2001年4月6日
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活動地域 |
日本全国および海外
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中心となる活動地域(県) |
海外
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最新決算総額 |
1,000万円~5,000万円未満
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役員数・職員数合計 |
17名
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所轄官庁 |
東京都
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所轄官庁局課名 |
東京都生活文化スポーツ局都民生活部管理法人課
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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子ども、青少年、保健・医療、教育・学習支援、環境・エコロジー、人権・平和、国際協力、国際交流、経済活動の活性化
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設立以来の主な活動実績 |
1996年に中国雲南省麗江市を襲った大地震の際に現理事長初鹿野恵蘭が救済カンパを募ったのがはじまり。以来、劣悪な環境で勉強する雲南省山岳部の少数民族に対して教育支援活動を開始。2001年にNPO法人として認可を取得した。小学校建設、高校生への一対一での就学サポーター制度を始め、日雲間の文化交流促進や医療支援を中心とした活動を行っている。現在雲南省内に第23校目の小学校を建設中である。
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団体の目的
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中国には人口の9割を超えると言われる漢族以外に、55の少数民族が住んでいます。そのうちの25民族が雲南省に散在しており、雲南省の総人口の3割を占めています。彼らのほとんどは山岳地帯などの厳しい自然環境の中で暮らしており、貧困や学校数の不足から義務教育を受けられない子供たちが沢山います。 また雲南省の全中小学校校舎面積中、危険な校舎の割合は10.56%。この数字は中国全国平均5.3%の倍であり、全国で3番目に深刻な状況です。山岳地の多い雲南では交通の便が悪い、建設が困難である等の状況から、建材運送などの費用が高くなってしまうという難題があります。
当協会は、雲南の少数民族の子供たちに学びの機会を提供したいと2000年からプロジェクトを開始し、この難題の解決を支援してきました。プロジェクトの目標は、雲南省に住む25の少数民族の地域で50の小学校を建設することです。 |
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団体の活動・業務
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■50の小学校建設プロジェクト
25の少数民族に各2校、計50校の小学校を建設することを目標に、事前視察から建設、開校後のフォローまでを含めた支援を行っています。現地の意識を高める意味で、建設費の二分の一~三分の二を現地政府が負担する方式をとっています。2009年4月現在、第20校目の小学校を建設中です。 ■25の小さな夢基金 進学が困難な少数民族の女子生徒を対象に、高校卒業までの3年間の就学を一対一で支援するいわば「里親」制度です。08年1月のプロジェクト実施から、支援対象生徒は既に140名を超えています。 ■100万回の手洗いプロジェクト 独立行政法人国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業に採択された衛生プロジェクトです。中国政府機関、現地NGO、公衆衛生の専門家、現地住民と連携して衛生環境の向上を目指したプロジェクトを2年間に亘って実施します。 |
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現在特に力を入れていること |
柱となっている3つの支援(小学校建設、夢基金、衛生プロジェクト)を地道に継続するのは勿論のこと、現地の実状を日本で広く知ってもらうための広報・講演活動も強化していきたい考えです。また。日雲間の交流促進を図るため、ビジネス交流や、小学校同士のフレンドシップ協定締結、姉妹都市提携締結などの支援にも力を入れています。
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今後の活動の方向性・ビジョン |
小学校建設後のフォローアップ事業に力点をおきながら、教育支援活動をより活発に展開していきたい。
1)小学校建設プロジェクト(「50の小学校プロジェクト」)の継続的推進:目標50校(25の少数民族にそれぞれ2校)のうち22校目までを達成。また、建設計画段階で手洗い場やシャワー施設の付帯を条件とするなど、衛生環境改善のための積極的な関与を図る。 2)少数民族就学支援制度(「25の小さな夢基金」の拡充:対象を支援小学校を卒業した生徒(男女)に拡大。また、昆明女子卒業生の追跡調査を行い、支援の成果をサポーターにフィードバックするとともによりよい支援方法の模索を続ける。 3)健康、環境衛生改善プロジェクト(「100万回の手洗いプロジェクト」)の拡充:支援対象を「50の小学校プロジェクト」により開校した全ての学校へと拡大し、雲南省全体に効果を波及させていく。 4)その他:支援小学校と日本の小学校が壁新聞の交換を通じて交流をはかる「小さな壁新聞プロジェクト」や、支援小学校の子どもたちが使い捨てカメラで撮った写真を日本で公開する「小さなカメラマンプロジェクト」など、ボランティアの発案・運営によるプロジェクトを継続的なものとし、ボランティア・会員を含めた市民により積極的に協会活動に携わって頂くとともに、支援活動の成果を支援者にダイレクトにフィードバックする手段のひとつとして確立する。 以上を達成し、より多くの市民の賛同と支援、積極的な関与があることが理想である。 |
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定期刊行物 |
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
2002年 財団法人日本国際協力財団助成金
2004年 ひろしま祈りの石国際教育交流財団助成金 2007年 外務省日本NGO支援無償資金協力 2008年 財団法人かめのり財団かめのり賞 2006年~2010年 財団法人一ツ橋総合財団助成金 |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
認定NPO法人アジア教育友好協会(「50の小学校プロジェクト」第13校目日中友好共卓僑愛小学校・第14校目日中阿央谷僑愛小学校建設)
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企業・団体との協働・共同研究の実績 |
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行政との協働(委託事業など)の実績 |
2009年~2010年 「100万回の手洗いプロジェクト」(JICA草の根技術協力事業)
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