名古屋市身体障害者福祉連合会のはじまりは、戦後すぐにさかのぼります。昭和２４年の身体障害者福祉法制定に合わせ、任意団体として発足しました。そのころの障害者は、情報もなく孤立して暮らしていました。団体を立ち上げた人たちは、障害のある仲間の所在を人づてに聞き、直接その家を訪ね、地域の中でつながってゆきました。その結果、今では市内１６区の身障協会と障害別部会から成る当事者団体として活動しています。名身連の歴史は、このように、障害のある人たちが自ら築き上げてきたのです。

障害福祉サービス事業として、就労移行事業（定員６名）・就労継続B型事業（定員２４名）・生活介護事業（定員２０名）の多機能型
事業としてサービス提供を行っています。就労移行事業は１０名（定員６名）の方に支援を行いました。実績として就職者６名、
復職１名、就労継続支援Ａ型２名で、就職率は１００パーセントでした。全員現在も就労を継続しています。
就労継続B型事業の利用者の状況としては、２９名（定員２４名）で定員を満たしています。一般就労を目指す利用者の方がステップ
アップとして就労移行支援事業者に１名移行しました。
生活介護事業の利用状況は、平均１日利用人数が２０．７名（定員２０名　生産活動あり、なし含む）年間平均利用率は、１０３．７％
となっています。利用登録は生産活動ありに１１名、生産活動なしに３０名。合わせて４１名が在籍しています。
そのうち身体障害者手帳所持者は３９名、愛護（療育）手帳所持者は２３名おり、全体の半数以上の方が身体・知的の重複障害の
方となります。

実績なし

無