きょうされん（旧称：共同作業所全国連絡会）は、1977年に16ヵ所の共同作業所によって結成されました。以来40余年、会員事業所間や近接団体との交流、学習・要請運動などを通して、無認可小規模作業所の全都道府県補助制度の創設をはじめ、障害のある人びとのゆたかな地域生活を支える制度づくり、地域づくりを目指して取り組んでいます。

きょうされんは、以下の4つの柱で活動をおこなっています。
●調査・研究・研修活動：国や地方自治体との話し合いの場における資料データの作成など、目的に応じて調査を行なっています。また、テーマ別の研修会を開き、経験交流や新しいヒントを得る場を設定しています。
●広報・出版活動：日々変わり行く制度・施策の最も新しい動きなどの情報を、広報紙やホームページを通じてわかりやすく発信します。
●要求・要請活動：働く場、暮らしの場、所得保障、人による支えなど、障害のある人々にとってかかせないテーマについて、国や、地方自治体に対する請願署名の提出や、実態に合った政策提言づくりをおこなっています。
●財政・事業活動：作業所自主製品の販売支援や新たしい仕事へのアドバイスなど、利用者の給料アップや作業所運営のための資金づくりに取り組んでいます。

障害のある人および障害福祉事業所のニーズを把握し、それに基づき、「あたりまえに働き、えらべる暮らし」が可能な社会の実現に向け検討、対応をすすめていきます。その一環として、障害を理由とする差別を禁止する国際潮流である障害者権利条約の普及に努めます。この条約は SDGｓとも親和性が高いことから、差別につながる根深い優生思想の克服や障害理解の促進に大きく寄与するものと考えています。

・㈱ヘラルボニーとの障害のある人の作品のアートライセンス提携（TOMORROWLANDハンカチ等）。団体イメージ動画および手洗いのための動画の作成。TOMO市場の特設ページの作成。
・「＃福祉現場にもマスクを」（（認定NPO）ジャパンハート、柴崎岳選手含む）、セルフ・エー株式会社との新型コロナウイルス感染拡大下の障害福祉事業所へのマスク提供。
・ＴＢＳ「地球を笑顔にするＭＵＳＥＵＭ」にきょうされん主催の障害のある人たちの作品コンクール入選作品（ターポリン複製）を掲示。
・「インクルージョンフェス 2019 in 有楽町マルイ」にてきょうされん主催の障害のある人たちの作品コンクール入賞作品を展示。

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