切串おかげんさんまつりは、宮島厳島神社の管弦祭が行なわれる旧暦の６月１７日（十七夜）にあわせ、参加者が夢や願いを込めて作った麦わら船を流す伝統行事です。年間を通じて、船の材料となる麦の育成や舟づくりなど、地域が一体となって活動を展開しています。また、お祭り当日は、都市部の広島市や呉市の皆さんにも、地域の食や文化を体験していただける内容としています。
11月：麦撒き、２月：麦踏み、５月：麦刈り、７月：舟づくり・舟飾り、お祭り（舟飾り体験、舟流し、夜店の出店、ステージ）
平成２６度の活動は、広島県・愛媛県の島しょ部及び臨海部で開催される「瀬戸内しまのわ２０１４」（広島県や愛媛県、周辺自治体、観光連盟等各種団体による実行委員会が主催）の民間企画イベントに位置付けていただいたこともあり、約1,500名の方にご来場いただきました。

切串おかげんさんまつり実行委員会では、地域の高齢者から子どもまで、各世代がそれぞれの役割を果たしながら、お祭りに向けた取り組みが展開できるよう、その企画運営や準備を行っています。
高齢者や現役世代には、麦の育成や祭りに向けての準備など、次世代への文化継承を意識した活動をお願いしています。
また、子どもたちには、麦の育成体験や舟づくり・舟飾りなどを体験してもらい、役割を担ってもらいます。

島の文化・伝統を次世代へ継承しながら、交流人口の拡大と地域の活性化に寄与します。
また、自然の大切さや自らの故郷を愛し・語り継げる子どもを育成します。
取り組みに当たっては、地元の子ども会やＰＴＡ、自治会などと連携し，地域が一体となって推進します。

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