本法人の始まりは、戦後間もない昭和28年に、「保育園がこの天水町にも必要だ」という考えの下、初代理事長・國友多賀夫が小天幼稚園（無認可）を開園したことに始まります。その後昭和33年に小天保育園として認可公認され、昭和39年社会福祉法人小天保育園として社会福祉法人に組織変更しました。
昭和53年に別法人・社会福祉法人若宮福祉会が認可され、昭和54年に精薄更生施設天水生命学園が開園し、平成17年知的障害者通所授産施設第二天水学園を開設、同年短期入所事業が認可、平成21年障害者就労支援施設ワークセンターみすみを開設、平成23年には特別養護老人ホーム　ケアビレッジたがの里を開設し、福祉の裾野を広げてきました。
　平成26年4月に組織変更により天水生命学園・第二天水学園・ワークセンターみすみの3事業所が社会福祉法人若宮福祉会から社会福祉法人天水福祉事業会へと移譲され、現在の組織体制となっています。
　現理事長・國友龍は平成20年に就任しました。略歴は、初代理事長・國友多賀夫の次男として昭和26年10月6日、熊本県玉名市天水町（旧玉名郡天水町）に生まれ、昭和50年3月国士舘大学卒業、昭和51年3月国立秩父学園附属保護指導職員養成所卒業、昭和52年に社会福祉法人若宮福祉会へ入社、平成2年天水生命学園施設長就任、平成12年小天保育園園長就任、平成20年理事長就任となっております。
　法人内に若宮天子宮神社を建立しており、神社の教えを基本とした法人理念の下、保育園・児童館・高齢者デイサービス・障害者支援施設・障害者就労支援施設・障害者デイサービス・グループホームといった多岐に渡る福祉サービスを一か所の敷地内で展開しています。

本法人では、児童・障害者・高齢者福祉の多岐にわたる福祉施設を展開しており、各福祉事業の活動内容については、以下のとおりです。
　児童福祉事業では、保育所、児童館を中心に各子供たちの発達段階や発達課題、家庭環境に留意しながら、保育士の愛情と知性、技術等が個々の子供たちに向けられるように配慮をしています。具体的には、延長保育、乳児保育、障がい児保育の実施、就労家庭子育て支援、地域活動促進支援、障がい者や高齢者との交流促進事業等を行っています。
　障がい者福祉事業では、入所施設部門ではサービス向上の為、入浴回数の増加、食事時間の変更、余暇活動充実の為の相談業務実施、利用者・保護者の高齢化問題への対処等に取り組みました。就労施設部門では、六次産業化を考慮した農福連携、業務委託、工芸品づくりによる工賃向上に取り組んでいます。
　高齢者福祉事業では、高齢者デイサービス設立10周年ということもあり、記念誌の作成、式典開催を行いました。運営体制を強化するため、関連施設の特別養護老人ホームとの連携をとりながら、利用者の支援強化はもちろん、職員のスキル向上につなげています。
　本法人では現在各事業の中身の充実を行っている。また、法人内に地域戦略室を立ち上げ、地域への広報・営業活動を行いながら地域おこし、地域貢献事業に取り組んでいます。

農福連携として、農業に力を入れています。障がい者就労部門において、周辺農家への業務委託作業、六次産業化、耕作放棄地対策といった活動を行っています。

実績なし

無