特定非営利活動法人ORGAN

基礎情報

団体ID

1613859436

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

ORGAN

団体名ふりがな

おるがん

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

岐阜県中央部を流れ、世界農業遺産にも認定される清流長良川の流域において、ミッションに「長良川流域の命のつながりを取り戻し、お互いさま、おかげさまが当たり前のなにげに楽しい地域を作る」を掲げる団体。
2030年度をゴール年に「伝統的な生業が次世代に受け継がれている長良川流域の実現」の達成に向け、多様なステークホルダーの参画を促し、伝統文化の新市場を開拓し、持続可能な仕組みを提案する団体です。

代表者役職

理事長

代表者氏名

蒲 勇介

代表者氏名ふりがな

かば ゆうすけ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

500-8009

都道府県

岐阜県

市区町村

岐阜市

市区町村ふりがな

ぎふし

詳細住所

湊町45

詳細住所ふりがな

みなとまち

お問い合わせ用メールアドレス

info@onpaku.asia

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

058-269-3858

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

058-269-3857

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

500-8009

都道府県

岐阜県

市区町村

岐阜市

市区町村ふりがな

ぎふし

詳細住所

湊町45

詳細住所ふりがな

みなとまち

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2011年2月17日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2011年2月17日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

岐阜県

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

22名

所轄官庁

岐阜県

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

地域・まちづくり

 

教育・学習支援、文化・芸術の振興、観光

設立以来の主な活動実績

設立時(2011年)から2020年までの10年間にわたり、地域の魅力を発掘し磨き上げる「オンパク手法」を用いて、観光体験プログラムを実施する「長良川おんぱく」を企画・プロデュース・運営してきた。長良川おんぱくでは、観光振興だけでなく、シビックプライドの醸成や地域人財のネットワークを構築することも目的とし、長良川によって育まれた文化を伝えることに注力してきた。その背景には、岐阜在住・出身者の多くが「岐阜にはなにもない」と感じていることに危機感を感じていたためである。岐阜の魅力が見過ごされることで、継承すべき文化が途絶え、岐阜らしさが失われる。岐阜らしさの喪失により、さらに岐阜の魅力が見過ごされるという負のスパイラルが生まれる。岐阜の魅力的な文化の根底といえるのが、「長良川」であり、長良川によって育まれた文化(長良川流域文化)であると考える。私たちの活動は、長良川流域文化継承のための活動を行うことで、持続可能な地域を目指している。2016年には「長良川おんぱく」を機に出会った魅力的な商品を販売するセレクトショップ「長良川デパート」を開業。2018年には江戸時代に長良川の水運によって素材が運ばれ発展した岐阜和傘の専門店「和傘CASA」を開業。同年には地域限定の旅行業免許を取得。長良川めぐるツアーズとして旅行商品の造成、企画、運営を開始。岐阜県内外、また海外からも誘客を行い、観光による産業の活性化を行う。また、観光客を受け入れる体制づくりとして岐阜市の歴史観光の中心である岐阜城周辺エリアの有償観光ガイドの育成、世界農業遺産「清流長良川の鮎」のインタープリター研修などを実施し、担い手育成にも力を入れている。また、この地域らしい景観を守るため、町家活用を実施。先述の長良川デパート、てしごと町家CASAをはじめ、岐阜の歴史や文化、風土によって作られた町家を店舗として活用できるようにリノベーションし、事業者を誘致する活動も行う。
理事長の蒲勇介は長良川流域である郡上をルーツとし、岐阜市で育った。大学時代を九州で過ごし、卒業後は岐阜にUターン。岐阜市で活動するNPO法人G-netに参画し副代表理事に就任。「岐阜にはなにもない」と思っている若者に向けたフリーペーパーを創刊。フリーペーパーの編集・制作を通して、長良川流域の魅力に出会う。G-net退職後、フリーランスのデザイナーを経て、NPO法人ORGANを設立。現在に至る。

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、地域の担い手づくり• 協働の場づくり• 合意形成支援事業、また地域資源を発
掘、活用した体験交流型プログラムのコーディネート事業などを通じて、長良川流域に生き
る当事者が、失われつつあるいのちのつながりを受け継ぎ、「お互いさま、おかげさま」が
当たり前の持続可能な地域づくりに寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

持続可能な長良川流域を作るため、以下の各分野で事業に取り組む
①地域の担い手づくりに関する事業
 世界農業遺産担い手研修、美濃国戦国案内人研修派遣事務局
 舞妓の育成、和傘の後継者育成 など
②地域づくりに関する支援事業
③地域づくりに関するイベント事業
④地域づくりに関する調査事業
 マーケティング調査分析の実施 など
⑤協働の場づくりに関する事業
 ワークショップデザイン、ファシリテーション派遣 など
⑥地域資源を使った体験交流型観光事業
 長良川温泉泊覧会の実施、オンパク手法ノウハウ移転・システム提供の実施
⑦地域づくりに関する情報提供事業
⑧その他上記の目的を達成するために必要な事業
⑨長良川流域の物産の小売販売に関する事業
 長良川デパート、和傘CASAの運営
⑩地域資源の発掘の担い手に対する不動産のサブリースに関する事業
 長良川てしごと町屋CASA、シェアハウスおかって、岐阜麦酒醸造など
⑪体験交流型プログラムに資するレンタル事業
 アンティークキモノレンタル事業、和傘レンタル事業 など
⑫旅行業法による旅行業の実施
 長良川めぐるツアーズによるツアー、ランドオペレーター事業 など

現在特に力を入れていること

長良川流域文化の持続可能な継承に向けて、この地ならではの商品をブラッシュアップし、市場を形成していくことと、未来の担い手となる後継者育成の両輪に重点を置いている。
伝統工芸においては、岐阜和傘の高付加価値商品の企画・販売を行っている。和傘職人と連携し、和紙や染にこだわった藍染和傘を毎年制作。また、各種メディアで岐阜和傘の魅力を発信することで、岐阜和傘の需要を創出している。販路の拡大としては、オンラインショップの運営も実施。海外からの注文も受注し、世界に岐阜和傘を広めている。また、それらで高まった需要に応えられるよう、和傘職人の後継者育成にも取り組む。従来のような師匠と弟子の関係性で学ぶスタイル以外に、学校形式で和傘づくりを学べる場を作ることで、数年後には地域としての生産体制が整い、岐阜和傘を多くの人に届けることを目指している。
プロダクト以外の面でも、長良川流域ならではの体験を提供する旅行商品を造成。長良川鵜飼を芸舞妓と楽しむ船遊びもそのひとつである。船遊びは長良川の漁業・工芸・芸能を総合的に体感できる、長良川流域文化の粋であるが、担い手の減少、顧客の減少という課題を抱えている。ORGANが旅行体験商品として整備し、販売していく事で、需要の創出と文化の継承の好循環を生み出せるように取り組んでいる。また、岐阜和傘や岐阜提灯に触れ合う機会として、子どもから大人までが幅広くできる体験工房も運営している。
いずれも市場形成を行い、需要・供給の好循環を生み出すことで、職人(担い手)たちが後継者を育成できる利益を生み出すことが、文化の継承に繋がると考えている。さらには、長良川流域ならではの文化が、これからの時代においても地域のアイデンティティとなり、この土地で暮らす人々のシビックプライドを育んでいきたい。

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

企業・団体との協働・共同研究の実績

行政との協働(委託事業など)の実績