障がい者

『吃音キャンプ IN GUNMA』は，平成２１年度の県難言研(群馬県特別支援教育研究会難聴・言語教育部会)の吃音部会にて，吃音部会の世話係教諭(＝現実行委員長)が「吃音に悩む親子と吃音に関わる人たちが一堂に会し，気兼ねなく吃音について語れる場を群馬でも作りたい。」という提唱のもと，研究の一環として開催された。

第１回　平成２１年10月17日(土)～18日(日)　　第２回　平成２２年11月 6日(土)～ 7日(日)
第３回　平成２３年11月12日(土)～13日(日)　　第４回　平成２４年11月17日(土)～18日(日)
第５回　平成２５年11月16日(土)～17日(日)　　第６回　平成２６年11月15日(土)～16日(日)
第７回　平成２７年11月 7日(土)～　8日(日)　　第８回　平成２８年11月 5日(土)～ 6日(日)
第９回　平成２９年11月25日(土)～26日(日)　　第10回　平成３０年11月 3日(土)～ 4日(日)
第11回　令和 元年11月23日(土)～24日(日)　　 第12回　令和２年11月 7日(土)
第13回　令和 ３年11月 6日(土)　　　　　　　　第14回　令和４年11月19日(土)～20日(日)予定

吃音のある子どもたちやその保護者を対象とした宿泊型の学習会・交流会が、全国の各地で行われています。ここ群馬県の吃音キャンプでは、吃音がある子どもと、その保護者の活動を並行して行います。子ども達同士では野外活動や交流活動、二日目の創作活動を中心としています。保護者は野外活動の時間に、吃音に関する講演会での学習、交流活動、二日目は講師の先生との懇談会を行います。この講演会は、吃音をもつ当事者、ことばの教室の担当者、ＳＴ等向けに、一日目の午後に講演会を一般公開する形で実施し、研修を行っている。
「吃音に悩む親子及び、吃音に関わる教員、ＳＴ、専門家達が一堂に会し，気兼ねなく吃音について語れる場を群馬でも作ろう」という趣旨のもと実施され、昨年度5周年を迎えた。今年度は6回目実施すべく実行委員会を実施中である。
これまでの5年間で、参加者も拡がりを見せ、参加親子は群馬県内のみならず、埼玉県、長野県、栃木県からの参加もあった。年齢も、昨年度は幼児・小学生・中学生・高校生・大学生・大人の参加者があり、吃音児の支援中に課題となる「吃音の人と会ったことがない」「吃音をもつ子ども達がどのように大きくなっていくか」をこのキャンプを参加することで実感することができる。また、参加する教員やＳＴ等も、幼児期から大人までの吃音を目の当たりにでき、吃音の年齢による変化や、気持ちを把握することができ、体験活動や創作活動等を通して交流を図ることができる。

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