円ブリオ基金で誕生した赤ちゃんは３２８人となりました。

１、ひと口1円の募金活動を行う。２、困難を乗り越えて産もうとする妊産婦に、費用の給付又は無利子貸付を行い支援する。３、女性のヘルスケアーにあたり、カウンセラーを養成し、妊娠Ｓ０Ｓほっとライン電話相談を行う。４、生命尊重の思想を普及するためのビデオ企画・作成、学習会・講演会の開催を行う。５、胎児と妊産婦をサポートする社会システムや制度の改善を目指し、要望書の提出や条例作成、請願活動を行う６、こうのとりのゆりかご（赤ちゃんポスト）を支援する。

厚生労働省の調査では、１６～４９才の女性の６人に１人が人工妊娠中絶を経験し、うち７割が心に傷を負っているとのこと。私共へ電話相談の中でも「もっと早く円ブリオを知っていれば中絶しなかったかもしれない」との声も多い。産むか産まないかを誰にも相談できず、悩む孤独な女性をどう救うかが問題で、私共はこれまでそういった女性のカウンセリング活動を進める中で「相談で救える命
がある」ことがわかった。また、現日本では出産後の相談や援助はあるが、妊娠中の女性の支援やケアがほとんどないことが気づいた。
祝福された出産においても不安はつきものだが、ましては産みにくい事情のある場合、女性の不安は大きく、物心両面のサポートが求められている。妊産婦の心に寄り添うアドバイスや支援で産むことを決める場合が多々あり、救える命は対策の限りを尽くして救いたい。また、欧米では産みたいが悩む女性のカウンセリングが行われマニュアルも作成されているが、日本では中絶後には注目されて
いるが、妊娠かっとう状態にある女性へのカウンセリングは全くない。カウンセラー養成のためのガイドライン作りから始めてゆきたい。さらに、これまでにひと口１円の募金を国民の皆様から集め、経済的に産みたくても産めない妊産婦を３００名以上支援してきたが、今度も支援の輪を広げていきたい。

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