1.設立経緯
　戦後、初代横須賀米海軍司令官デッカー大佐の意向により、横須賀共済病院衣笠分院をキリスト教病院とするために、1947年8月より日本基督教団が運営することとなった。翌年財団法人日本医療伝道会衣笠病院となり、1952年に社会福祉法人となり無料定額診療事業の福祉病院として地域医療を担ってきた。1970年には特別養護老人ホーム、1976年に神奈川県の協力により老人専用病棟の開設。1987年に健康管理センターの新設をおこなった。事業内容も病院以外のことが増えてきたので1994年に法人名を‘社会福祉法人日本医療伝道会’と改めた。その後1995年に病院棟の全面改築を行い、老人保健施設、訪問看護ステーション、ホスピス、在宅療養支援診療所、大型デイサービス等の新規事業を展開してきた。2003年には特養の新築移転をおこない１１０床の神奈川県で初めてのユニット型特養を開設した。また2009年には病院がＤＰＣ病院となり平均在院日数短縮化のため、1病棟を閉鎖した。この病棟を利用して介護保険適用の短時間通所リハビリテーション事業を開始し今日に至っている。
2.代表者経歴
　理事長　室谷千英は明治学院大学社会福祉学科を卒業し、神奈川県に入職し福祉業務に携わり、神奈川県副知事をへて神奈川県立保健福祉大学初代副学長となり、現在は同大学名誉顧問となっている。外部役職としては中央社会保険医療審議会委員、日本赤十字社神奈川県支部監査委員などを歴任し、神奈川県医療福祉施設共同組合理事長も兼務している。
当法人には2005年より理事として就任し、2009年12月より理事長を担っている。

1．第一種社会福祉事業
　　（１）特別養護老人ホームの経営
2.第二種社会福祉事業
　　（１）生計困難者のために、無料又は低額な料金で診療を行う事業の経営
　　（２）助産施設の経営
　　（３）老人居宅介護事業の経営
　　（４）老人短期入所事業の経営
　　（５）生計困難者に対して無料又は定額の費用で介護保険法に規定する介護老人保健施設を利用させる事業の経営
　　（６）老人デイサービスセンターの経営
　3．公益を目的とする事業
　　（１）一般保健相談に関する事業
　　（２）母子の健康相談に関する事業
　　（３）在宅老人の健康管理に関する事業
　　（４）指定老人訪問看護事業及び指定訪問看護事業
　　（５）在宅クリニックの事業
　　（６）居宅介護支援事業
　　（７）訪問入浴介護事業
　　（８）地域包括支援センター事業

全国社会福祉協議会　全国福祉医療施設協議会加盟
神奈川県福祉医療施設協同組合加盟
日本病院ボランティア協会に所属するボランティアの受け入れ

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