2010年4月　介護福祉士養成施設(専門学校）で教員をしていたメンバーが参加し、社会情勢の課題を話し合う。
2010年5月　メンバーの経験（看護業務・介護業務）を活かした福祉事業を行うこととし、法人発足に向けた活動開始。以後、活動の主な内容をホームホスピスとし、在宅医療の現状や一人暮らしの高齢者の看取りのあり方などを学習会に参加したり実際に展開しているホームホスピスを見学したり、文献を調べるなどをした。また活動拠点となる東播磨地域の現状を調査し、物件探しを並行して行った。
2010年9月　NPO法人設立に向けた活動開始。法人趣旨書や定款作成、正会員募集活動、資産調達、各種助成金制度の調査を行った。
2011年2月　NPO法人癒居認証。
　　　　　 活動拠点となる物件が決定し要介護者が生活しやすいようにリフォーム計画を立案中である。

法人の事業（定款第5条より）

　(1)ターミナルケアとしての在宅ホスピス事業
　(2)介護保険法に基づく訪問介護事業
　(3)介護保険法に基づく居宅介護支援事業

2011年度の方向性
（１）ホームホスピスの入居者が生活しやすいようにリフォームを行う。
（２）死にゆく人のケアを実践すべく看取り介護や緩和ケアの学習会に参加する。
（３）緩和ケアを実践するために協力病院との連携や往診体制を整える。
（４）看取り介護の実践者となる人材の確保と質の高いケアを行うための人材育成。
（５）地域住民の理解や協力を得られるよう説明会や学習会(介護教室や健康相談など）を開催し周知を促す
（６）地域の活性化を図るために子供から高齢者までが参加できる行事の立案をし癒しの空間となる場と機会を提供する。
（７）総合的なケアを展開するために介護保険法に基づく居宅介護支援事業所と訪問介護事業所を開設する。

今後は、地域住民の理解や協力を得るための説明会や学習会を実施していきたい。これまでの経験や資格を生かした介護教室や健康相談、地域住民参加ができるような行事の立案など地域の活性化に努めるとともに、地域で暮らす子どもから高齢者まですべての人々にとって癒しの場所となるよう活動していきたい。

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